現役人事部長が語るシリーズ〜人生は「考え方」で差がつく! #11〜
今回は、「学生」と「社会人」と「経営幹部」との「考え方」の違いを取り上げてみたいと思います。
目の前の業務への捉え方と、視座をひとつ上げた立場での違いを、フェーズごとに簡単にお伝えしようと思います。
どのような違いがあるのでしょうか?
今回も一緒に学びましょう。「気づき」の多い機会になると嬉しいです。最後までお付き合いください!
■学生は、50+50=□
今回は、以下のようにフェーズごとの「考え方」を表現をしてみました。
学 生 50+50=◯◯
社会人 □△□=100
経営者 □△□=◯◯
いかがですか??
これだけ見てもよくわかりませんよね??
少し解説しますね!
学生時代と言えば…
基本、数式がありその答えを解くことが多いですよね?
「50+50」を計算すると、
多くの方々は、「100」と回答します。
このように決まった数式で、周りと同じ回答を正確に出すことが求められる…
そんなフェーズですよね。
では、次に社会人にいってみましょう。
「□△□=100」
少し学生とは違いますよね??
□や△には、何が入るのでしょうか?
目指す「100」という業務目標は明確に設定されています。
ただそのアプローチは、空欄ですね。
つまり、「2×50」でもOKだし、「80+20」でも「1000÷10」でもいいわけです。
社会人のやり方は、ゴールが明確に設定された上で、そのためのプロセスは100万通り以上あるわけです。
さて、最後に経営者です。
「□△□=◯◯」
これだけ見ていると、なんだかよくわかりませんよね?
そうなんです!
経営者の仕事って、こんなイメージです。
目標も最初から決まっていませんし、そのアプローチも未確定。
つまり、自分で会社のフェーズや業界市場を見極め、仮説を立て、目標を設定しなければなりません。
もちろん、その仮説が甘いと会社は倒産してしまいます。
だからこそ目的や目標を明確にして、予算編成し、必要なリソースを集め、業務フローを策定し実行することが求められています。
将来、あなたは経営者を目指すなら、
常に視座をあげ、世の中の動向を見極め仮説を立て目標設定をしながら
100万通りのやり方から正解を見つけていくことになります。
難易度は高いですが、
・やりたいことをやる!
・ワクワクする!
・社会の役に立ちたい!
それを求めるなら経営者思考ですね。
いま、皆さんの仕事のやり方は、どのフェーズですか?
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