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天皇杯予選で負けて思う事

令和5年5月7日、サンプロアルウィンで行われた天皇杯長野県大会決勝はフルタイム、延長戦でも決着がつかずPKとなり、4-5で松本山雅はAC長野パルセイロに敗北。
2008年から続いていた天皇杯本戦15年連続出場の記録が終いえた。
(2012~2021年まではJ2、J1に所属していたため無条件で本戦出場)
この10数年ほどの間に山雅サポーターになった人は天皇杯に出れない現実を初めて経験する訳でさぞや衝撃を感じているのかも知れない。
(とはいえ自分も初観戦は2008年、通い始めたのが2010年なので衝撃を受けている1人だが)



ポジティブに捉えれば限りなくアマチュアに近い扱いのJ3リーグクラブは天皇杯の代表を逸する事もあるという事を理解できた事(1県で複数のJ3クラブがあるところあるある)、勝点とは関係のない試合、5月初旬という早い段階でチームの力量や現在地を知れた事については有意義な試合になったと思っている。
そう思うようにしている。

リーグ戦に目を移すと5月8日時点で首位の奈良クラブが勝点18。
松本山雅は3差の勝点15で5位。
首位から勝点3差の中に7チームがひしめく大混戦、8位以下も今後の戦い次第で昇格争いに参戦する可能性は充分有り得る状態。
9試合消化で1つも抜け出た存在がない。


先にも述べたように5月初旬という早い段階で勝点と関係ない試合でチームの力量や現在地を知れた経験は大きく、今後戦っていく上で確実に昇華していかねばならない。


昨年、J3リーグで4位に終わり1年でのJ2復帰は叶わなかった。
クラブの規模からいってJ3に留まる事は失うものはあっても得るものは何もない。
それは機構から助成金やTVの放映権料、サポーター、メディアの扱い、どれもが減少するから。
ちなみに2024年からJ3はDAZNの中継がない。

それに2年連続でJ2昇格を逃すと沼は更に深くなるだろう。
今季でJ3卒業はまさに必達事項だ。

そんな中、決勝を終えた翌日もTwitterやFacebookなどのSNSで元所属選手や対戦相手のチーム、指揮官、サポーターに批判の矛先が行く投稿が多く見られる。
それらを見るにつけ、思うのは

悪い言い方をすれば

クソダサイ

信州弁で言えば

ミグサイ

過敏に反応し、罵詈雑言を放つ者に言いたい。




反町康治氏が敬愛する日本サッカーの祖、クラマーの名言
「試合終了のホイッスルは、次の試合へのキックオフの笛である」

いつまでも終わった試合を語るのではなく、直ぐに前を向けと言いたい。
他所の高揚した試合後コメントの言葉尻をディスってどうする。
火種を濃くしてどうする。
我々が目指すところはJ2昇格。
それのみを標榜し、愚直に邁進して欲しい。
おさらいするのは閉幕してからだ。

#松本山雅 #J3 #yamaga #yamagafc #松本市 #信州 #J2

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