見出し画像

おかねのことをわかりやすくしたい、ALTERNA(オルタナ)のデザインチームの紹介資料

3/1追記デザイナー採用資料公開しました!


こんにちは、LayerXデザイナーの林(@taka_piya)です。

いまは、三井物産デジタル・アセットマネジメント(MDM)に出向し、「ALTERNA(オルタナ)」のデザイナーをしています。

MDMは証券取引・資産運用サービスを提供する金融の会社ですが、実は内製でデザインが行われていることは、あまりご存じない方も多いのではないでしょうか。
社内のデザイナーで、ユーザーインタビューから体験設計、UIデザインまでしています!

そこで今回は、MDMのデザイナーズをもっと知ってほしいのでデザイナーがやっていることや、空気感をお伝えしていきたいと思います😊


MDMにはデザイナーが2人います!

MDMには現在60人弱が在籍しており、うち2人がデザイナーです。

ALTERNAの開発に携わるデザイナーやエンジニアは、全員LayerXからの出向で、エンジニアリング部という1つのチームに所属しています。

MDMのデザイナー・エンジニアはLayerXから出向している

デザインチームは何をしている?

大きく3つの領域を、それぞれ得意を活かしつつ横断的にみています。

  1. 「プロダクト領域」
    ALTERNAのサービスデザイン全般に関わるデザイン

  2. 「コミュニケーション領域」
    ALTERNAのマーケティングやブランディングなど、ユーザーへの伝え方のデザイン全般に関わるデザイン

  3. 「コーポレート領域」
    MDM全社のデザイナーとして採用・広報などに関わるデザイン

📱プロダクト領域

プロダクト領域は、ALTERNAの中で良い体験を届けるために、機能やUIに物事を落とし込んでいくことが役割になります。

メールアドレスの登録から口座開設、案件に関する情報提供、購入の申込、資金の入金、購入後の運用報告。スムーズな体験と、透明性の高いわかりやすい情報を提供すること。 これらは全てプロダクト上の体験として設計しています。

ALTERNAチームは、PdM、エンジニア、デザイナー全員が企画を持ってプロダクトを改善していくチームのため、企画段階のものから個別機能の改善まで、幅広いタスクに対応しています。

🎨コミュニケーション領域

コミュニケーション領域は、ALTERNAの外で情報や機会を提供するために、グラフィックや、ライティングを使って表現すること主な役割です。

広告やLINE配信に利用するバナー・キャンペーンページのデザイン、アライアンス先のメディアに掲出する画像や、セミナーのアイキャッチ、商品の説明ページのデザインなどをしています。

マーケティングチームや広報チームとタッグを組んでどのように伝えていくか?を深く考えていきます。

バナーやプレスリリースの画像
ポスティング用のはがき
商品説明LPのコンテンツデザイン(※現在は募集が終了しています)

🏢 コーポレート領域

最後に会社のデザイナーとして、会社がやっていることや、採用や広報のための情報などを発信することも1つの役割です。

会社紹介資料や、コーポレートサイトもその一つですし、投資先を選ぶために必要な情報を提供していくことも役割の1つです。

難しいことを難しいままにしない

会社の行動指針に「細部に宿る誠意、揺るぎない透明性」という一文があります。
この透明性、情報量が多い = 透明性が高くはなりますが、情報量が多い = わかりやすいとはならないのがデザイナーとして難しいところです。

例えば、ALTERNAで案件を公開する(=投資を募る)には有価証券届出書を届け出る必要があります。
有価証券届出書には案件に係る情報がすべて記載されていますが、PDFで80ページ以上あり、透明性は高いものの、わかる人にはわかるという状態になります。

実際に過去公開された有価証券届出書(現在は購入できません)
三井物産のデジタル証券〜日本橋・人形町〜(譲渡制限付) 

※本証券の組成・販売は、三井物産株式会社の子会社である三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社によるものです。

※有価証券届出書へのリンクは個別の案件への勧誘を目的とするものではなく、
デザインプロセスのイメージを持ってもらうことを目的にしたものです。

デザイナーとしては、このような資産運用に関わる複雑な内容を、どのようにしたらわかりやすく、かつ透明性高く伝えられるのか、表現方法を探っています。

これからの課題

チームとしてのケイパビリティの向上
0 → 1のサービス立ち上げ段階においては、最初に検証したい仮説が1つ(サービス)かつ資源の少ない状況では、ワンストップでこなせるゼネラリスト的動き方が優位になります。

一方で、今後来たる1 → 10の事業拡大の段階においては、こうした働き方に限界があります。
改善したいことも増え、専門性が上がってくる中で「いまはちょっと無理です」とボトルネックになることはできる限り避ける必要があります。

チームとしては、適切な役割分担をできる状況を作り更にプロダクトをよくするために、メンバーを増やすことと、個人の武器を伸ばしていくことが重要になります。

最後に

ALTERNAチームの良いところ
ALTERNAチームは、いたずらにユーザーを煽ったりすることはしません。適切な人に、適切な情報を、その人に合う分だけ、利用してもらうスタンスです。投資しないことも、1つの選択肢だとお伝えすることもあります。
資産運用した先に何があるのかを、きちんと考えているチームだと感じています。

We are hiring!

ありがたいことにLayerXのデザイナー認知は高まってきましたが、MDMとしてのデザイナー認知はまだまだです。
「MDM」「ALTERNA」で説明しても多くの方に伝わる世界線を作るためにも発信を続けていきます。
(そして眠れる銭をActivateするためにも仲間を増やしたい!)

noteを読んでちょっと気になる、イマイチわからんからもう少し話聞きたい、おかね周りのことなにかしたい思っている、そんなデザイナーの方がいらっしゃったら、お気軽にご連絡ください!


いいなと思ったら応援しよう!