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直接経験することの大切さ

2週間程前になるが、北海道一人旅をしてきた。飛行機と宿を取っただけで、他は特に決めず一人ブラブラと札幌と小樽の2泊3日の旅だ。

歩きながら気になったところへ行ったり、美味しいものを食べたり、高校の友達と5年ぶりに再開して飲んだりと、総じて良い旅だった。
そんな旅の中で、何度も感じたのが「あれ、ちょっとイメージしていたのと違う」ということだ。

これは良い意味でも。悪い意味でも。
例えばこんなことを感じた。

プラスイメージ:すすきの
すすきのは風俗のイメージが強く、夜の街の印象を持っていた。だが実際訪れてみると、活気があり人も多く、賑やかな街であった。イメージとは良い意味で離れていた。友達に聞いたところ中心から少し外れると、イメージしていたようなすすきのが顔を出すらしい。

マイナスイメージ:小樽
ちょっと期待はずれだったのが小樽だ。小樽運河は大したものではないし、これといった感動が無かった。中国人観光客のおかげで売上が上がっているからか、全体的に接客態度も良くないように感じた。たまたまそういう人たちに当たっただけかもしれないが。

これらは直接足を運んでみなければ分からなかった。

もちろんもっと事前に調べていたら、イメージとの乖離は少なくなったかもしれないが、それが無くなることはなかっただろう。

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今の時代は、インターネットが発達し、VRなどの新しい技術が出てきていたりと、疑似体験を以前より簡単にすることが出来る。その場に行かずに体験して満足してしまう人もいるかもしれないが、疑似体験することと、直接経験することには大きな大きな壁があると思う。

分かりやすい例が、音楽だ。
Spotifyで聞く曲と、ライブで聞く曲では感じ方が全く違う。目の前で発されるリアルな音、ライブ会場独特の熱狂的雰囲気、全てが合わさるライブの演奏は直接経験しない限りわからないだろう。
多くの人がそれを分かっているから、わざわざ安くないお金を払ってチケットを買い、足を運ぶのだ。

どこまで時代が進んだとしても、直接経験することに勝ることはないと思っている。これからも自分で経験することを大事にしていきたいと思った北海道一人旅だった。


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<おまけ>
ちょっとだけ北海道の写真。

すすきの。ニッカおじさんの看板。賑わっていて楽しい街だった。

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小樽の三角市場で海鮮丼。ちょっと高いけど美味しかった。

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札幌の大通公園。この辺りは街灯の色がいい感じで雰囲気良かった。

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今度は年末に上海に行ってきます〜
それではまた明日。

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