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あなたの周波数は?

1995年1月17日の朝は神戸のポートアイランドで目を覚ました。そう、あの阪神淡路大震災の日だ。当時はポートアイランドの社長宅に住み込みで商売の修業をしていた。毎朝、ポートアイランドから本土を見ると、違う場所から火と煙が上っていて想像以上の壊滅的な打撃を受けていたのを強く覚えている。

あれから25年の今、毎朝、新聞やニュースを見るたびに新型コロナウイルスが世界中に深い影響を与え続けている。そして収束の見通しもままならない状況が続いている。

毎日、会社に行き同じように働いているのに病気になる人もいれば、同じ空間にいてもならない人もいる。マスクをしたり、消毒を徹底したり、可能な限り自粛生活をしている人もいる。不確かな情報が多々流れて、気が付かないうちにそれに振り回されてしまっている人もいる。

こういう時に大切なことは何だろ?と思っていたら、ふと浮かんできた言葉がある。

「あなたの周波数は?」

例えば、たった一つの電波塔からいくつものテレビ番組が流れている。しかも勝手に流れつづけている。そして「私たちは見たい番組を観る。」自分でチャンネルを合わせているわけだ。その日の気分、その時の気分によって「自ら選んでその番組を観ている。」

  テレビの番組の違い=周波数の違い

つまり、

見たい番組の周波数=その時の私の周波数 

を表している

そしてそのテレビ番組を観ることによって、その周波数の中に自ら入り込んでいき、そのテレビ番組(周波数)を楽しんでいる。

それと同じように、今、世界でどのような事が起きていようとも、そのことをどのように観るか?も自分で選ぶことが出来る。それが「あなたの周波数」を表している。日々できる予防&対策をしていくことはとても大切なことだ。しかし、一歩違った周波数に合わせてしまうと、誤った集団心理が作用し、偏見やイジメ、差別などの行為を産んでしまうことになってしまい、本来の目的から逸れてしまいがちだ。

今、世界中の専門家が協力しあっているが、解決の糸口が見えるまでもうしばらく時間はかかりそうである。皆で協力しあいながら、時々「私の周波数は何処につながっている?」と自分に問いかけることをしてみてはどうだろうか?それぞれの立場の人たちがそれぞれ最大限の努力を日々してくれている。そのことを批判したり判断したりしてもあまり意味はないように感じる。私たち一人ひとりの心の在り方(周波数)を大切に今この時を乗り越えていきたいと強く思う。

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