いまは遠くから見る花火
どうもこんにちは。
今でも夏が好き
気が付けばもう8月。夏真っ盛りの季節ですね。
僕は昔から季節でいえば夏が好きでした。
普段から荷物はできるだけ少なくしたいタチでもあり、薄着で過ごせる夏は何となく身軽になった感じがして好きです。
また、学生時代の夏休みの名残なのでしょうか。
夏になるとどういうわけか、何か楽しいことが起きるのではないかという気持ちになるのです。
花火大会の思い出
そういえば高校生の頃、夏休みの花火大会というのは「意中の異性を誘うイベント」として機能していたような思い出があります。
「〇〇と〇〇が一緒に花火行ってたらしい」というのは夏休みの間に級友の間で出回る定番のゴシップでした。
僕自身も当時、「誘う」ところまではこぎつけた記憶がありますが、意中の異性と花火を見上げることはありませんでした。
結局いつも部活の友人たちと連れ立って押し合いへしあいしながら、彼女ほしいよなー、とブツブツ言いながら出かけたものです。
その後は無限に続くような帰りの行列とラッシュばりに混みあう電車でグッタリしながら帰途に就くまでがセットでした。
そんな自分にとってさえ、やはり夏というのは「何か起きるような」「行動しないともったいない気分になるような」ものでした。
いまは遠くから見る花火
先日、夕飯後に奥さんとテレビを見ていると、遠くからパン、パンという破裂音が聞こえてきました。
外を見てみると、家から結構離れたところにある公園あたりで夏祭りが行われていたらしく、その花火の音でした。
地域のお祭りですからそれほど大規模でもないですが、それでもしばらく見ていると結構バリエーションもあり楽しめました。
きっと誰かがあの花火を見上げながら、夏の訪れを感じているのでしょう。
今や中年となった自分は、あえて腰を上げて花火を見上げに行こうという気には、なかなかなりません。
火薬の匂いも感じられないほど遠くの、花火。
それくらいが、今の僕にはちょうどいいのかもしれないな。
そんなことを思った、夏の一夜でした。
余談ですが、Mrs Green Apple の「青と夏」などを聞く限り、いまもやはり夏というのは同じように「何かが起きそうな」季節として、十分に機能しているようですね。
僕は全然世代ではないですしそれほど多くの曲は知らないですが、あの曲はカッコいいなと思っています。
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