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高濃度酸素カプセルって実際どうなの?

皆さんこんにちわ今日は酸素カプセルについて書いていこうと思います。高濃度酸素カプセルって聞くとよくセレブな人やスポーツ選手が使っているイメージはありますが、実際のところどうなんでしょう?ちなみに僕は言ったことはありません。一度行こうかなって思ったことはありますけどなかなか足が運ばなくて。今度実際に行ったときはブログで報告させていただきます。酸素カプセル行きましたよって方がいましたら是非コメントで感想をお聞かせください。

大気の成分

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これを見ると分かるように地球の大気のほとんどは窒素で構成されていています。それは全体の約78%にも及び、残りの21%は酸素、最後の1%にはほとんどアルゴンが含まれていて、二酸化酸素は全体の0.04%程と言われています。

では人はこの大気の成分でないと生きてはいけないのか。それはNoです。

大体の高濃度酸素カプセルでは酸素濃度が29%から30%となっています。大気中の酸素濃度が約21%なのでそれと比べると若干高くなっていますね。

ちなみに二酸化炭素の濃度が上がるのが大問題です。大気中の二酸化炭素は約0.04%に対し、3%程度で頭痛、めまい、吐き気などの症状がではじめ、7%で意識喪失、20%程度だと数秒で死に至ります。

酸素100%ではどうなるの?

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酸素中毒…気圧が通常の2~3倍になった時や、高濃度酸素を長期にわたって吸入し続けてしったときに現れます。特にスキューバダイビングなどではこの酸素中毒に注意が必要です。酸素には体の中で活性酸素となることが分かっていて、高濃度で長時間の酸素吸入は活性酸素による細胞障害を引き起す可能性があります。

主な症状はめまい、耳鳴り、発作、意識消失、呼吸困難、胸の痛み、網膜剥離など。

火事の原因となる…酸素100%ではちょっとしたことで引火の原因となってしまうことがあります。例えば発電所からケーブルを通じで電気を送るだけでも引火となってしまう場合があります。今の地球の大気で引火しないのは窒素が不活性ガスなためです。火花が窒素に飛んでも不活性なため引火しないのです。 要するに今の大気成分が人にとって一番合っているということですね。ちなみに大気中に1%あるアルゴン(Ar)も不活性ガスになります。

ではここで本題の酸素カプセルについて話していこうと思います。

先ほど酸素カプセルの酸素濃度は30%ほどとお話しましたが、気圧に関しても大体1.2~1.3倍に加圧されているところが多いようです。加圧することで酸素を効率よく取り込めます。デメリットとしては気圧が若干高くなっているため飛行機に乗った時と同じように耳がキーンとなるなります。(通常気圧のカプセルの場合は大丈夫)

高濃度酸素カプセルの効果

・吸入した酸素の1/4ほどは脳で消費される。高濃度酸素を吸入することで脳を活性化させたり、機能を高めることができる。。頭がすっきりし、さわやかな気分となる。

・酸素には乳酸をガスと水に分解する作用があり、乳酸が減ることで体の疲れやだるさ、痛みなどに効果がある。

・酸素には細胞を活性化する働きがあり、代謝がよくなったり、肌のターンオーバーを促進させ、美肌の効果もある。

・高濃度酸素を吸入することで副交感神経が優位になり、リラックスし深い眠りに入ることができる。

意外と様々な効果がありますね。肌のターンオーバーは女性にうれしい効果ですね。

ではデメリットのほうはどうか。

・狭い空間で長時間いることで閉居恐怖症の人は利用できない。

・コストパフォーマンスが悪い。家庭用高濃度酸素酸素カプセルでは100万円~400万円ほど、サロンでは1回3000円~5000円ほどの費用が掛かる。

やはりコストの面で高くついちゃうみたいです。長時間狭いカプセルにいるため閉所恐怖症の方には難しいですね。

高濃度酸素カプセルの上手な使い方

体に吸収できる酸素の量は決まっていますので、1回大体30分から1時間程度を目安に。

1回入れば効果は72時間続くと言われており、3日に1回くらいの感覚で通うことをお勧めします。

まとめ

決して悪いものではないけど、基本はやはりセレブ向けのように感じました。お金と時間が余っていれば一度はやってみたいですけど、酸素カプセルにお金を使うのならおいしいご飯を食べたり、旅行などなどにいった方がいいのかなと正直な感想です。

もし体験談などありましたらコメントの方でぜひお知らせ下さい。

それではまた


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