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飲食店はやらない

こんにちは。
「髙崎のおかん」のジョーです。
物件が決まりそうなのでご報告と今後のお店のコンセプトをお伝えしたく書いてみました。

まず、初めてに既存のお店を持っているわけでは無い私がどうこう言うのもあれなんですが、日本政府の政策ミスによる対応に
飲食業はじめ、生産者さんやアルコール業界の方達を心からリスペクトしております。
コロナ化で気付いた事、、日本の政治のレベルの低さ。そりゃ経済成長しないよね。
これからは履き違えて教えられた民主主義ではなく自分達で判断しなくて生きなくて本当に死んじゃうよ。

私は何者でも無い
この2〜3年は色々な有名な飲食店食べに行ったり、料理人の方達にお会いしたり、他のジャンルのクリエイターの方達とお話しする機会がありました。上限を知りました。
私の中で、自分チャートみたいなのが出来上がり分析すると、普通にアホな人間である事に改めて気付いてしまった。
(前から薄々気付いてました)

そんなアホな私がどう激流すぎる東京飲食シーンを乗り切るかを本気で考え込んだ時期があったのです。アホなりに、、、
「自分がどの位置に居るのか?」をなんとなくではあるのですが分かった事が大きかったです。世の中には凄い人達がいっぱい。東京でもトップアスリートの飲食人の方達は本当に凄すぎて、毎回自信喪失。(気付いて良かった。大事故になる所でした)

才能が無いのでアホなりの戦略

自分の立ち位置を知ったから出来る事。ここは東京という戦場の中で勝ち抜く為には、どうすれば勝てるのか?勝ちとはなんぞや?戦略を考えた結果はとってもシンプル!

どぶ板営業(タイマン勝負)

まずはタイマン張れる様に
お客様に伝えれる環境を整えました。(出来てない時も多かったので、今回の移転理由の一つです)
JOE'SMAN2号の時は、少ない陣営でいかに勝つか?を考えていました。(優しいお客様達が手伝ってくれてたんです。神です)
熱燗ペアリングコース一本になるべくする事が出来たので、オペレーション化出来る事でお客様と向き合う体制が出来たんです。

熱燗と向き合って見えた世界

熱燗とは、日本酒を温めて火を入れて調理する事

熱燗と向き合う事で目には映らない世界が感じる事が出来て日本酒と呼吸を合わせると言いますか、愛すると言うか。人(物体)と酒(物体)で会話する感じですかね。キモいっすね。食材も一緒ですね。

ここまでの私をまとめると中年おっさんで普通のアホでキモい。

必死に生きてます。

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そんな私が思う独り言
トレンドを追わなくたっていい。
自由でいい。
変わらない料理を出して繁盛している料理屋さんになりたい。

フレンチやイタリアンやイノベーティブな料理などでは無く、
(居酒屋育ち)
自分は一流の料理人(プレイヤー)を目指すのではなく、私にしか表現者出来ない世界(クリエイター)を目指す。

目指すは鮨屋や鰻屋の様な世界観。(矛盾している感じもありますが)
視覚ではなく体燗。
口の中に入った時の「やっぱりこの人の味だよねぇ」→料理と熱燗で表現する口内調味の感動体験。視覚や味覚だけで感じるので無く、五感で感じる。これは「食」と言うエンタメで、「髙崎のおかん」の世界観を表現して行きたい。

OVERALLsの赤澤社長の言葉
『アートを目的とするか手段とするか。僕等はアートを手段として表現する。アートで日本を変える』
この言葉を聞いた時に、腑に落ちたんですよね。
自分がやりたい事とは何か。
赤澤さんとの出会いの影響は本当に自分にはデカくて違うタイミングで書けたらと思います。

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飲食店での評価を目的とするのではなく、飲食業を通じて社会課題解決と向き合い飲食業界が日本を変える手段としての飲食人として生きたいんです。
悪者扱いされた酒業界や飲食店が日本と人の心を救う。

双葉町のKIBITAKIプロジェクトやFUTABA Art Districtでの活動を通して表現して発信して行きたい。
日本から世界を変える。

結局、飲食店はやるんかい〜
って話でした。

最後まで読んでくれた神の様な方達!ありがとうございます!

ご予約の方お待ちしております。

髙崎のおかん 店主 髙崎丈

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