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【2022年7月最新】凡人が這い上がるためのランチェスター時間戦略

 約三年ほど、フリーコンサルをやってるTAJITAJIです。
 私は会社員を約7年半経験した後、独立しました。独立してから運良く生き残って来れましたが、この先いつダメになるか分からないです笑。そのような中でも「仕事を選び」「一緒に働く人を選び」「何を学ぶかを選び」「時間の使い方を選び」「将来どうなりたいかを自分の意志で選ぶ」という毎日を過ごせることが、本当に楽しいですし幸せです。将来フリーランスを目指していたり、将来起業したい人に夢へ踏み出すための準備ができるよう、この記事を書かせて頂きます。

 「TAJITAJIさん、独立したということはどうせめちゃくちゃ優秀なんでしょ?」と思うかもしれませんが、私自身はみなさんと同じ凡人です。むしろ凡人未満かもしれません。
 高校時代はサッカー部に所属していたのでサッカーのために学校に行っていました。ろくに勉強していなかったので、毎回のテストでは赤点ギリギリでした。当然、大学受験は失敗しました。その後、1年間の浪人を経て地方大学に進みました。大学卒業後は、システムエンジニアの会社に進みましたが全く面白くなく「石の上にも三年」という精神だけで嫌々過ごしましたが、仕事では全く成果がでませんでした。「石の上にも三年」なんて嘘オブ嘘です笑。都市伝説です。ソースは私です。そこからコンサルティング業界に興味があったため、心機一転、コンサルティングファームに転職しました。そこから辛い局面は沢山ありましたが、興味がある仕事だったので続けてこれました。続けられたのは、仕事が楽しかったからです。私は、自分が興味のあることに対しては一生懸命頑張れますが、人から強要された仕事や自分が心底納得していない環境では、パフォーマンスを発揮できないことを知りました。
 
「前置きが長いんだよ!」と思われたかもしれませんが、私とみなさんとの大きな違いがないことがお分かり頂けたと思います。

 それでは、ここからが本題です。この記事では、私が現在進行形で実践している「凡人が這い上がっていくための時間戦略」を解説します。
 SNSを見ていると、よく「若造ども!聞け!ごちゃごちゃ言うな!質より量をやれ!」というような、他人に厳しく自分に甘い働かないオジさんが承認欲求を満たすための情報発信を見かけると思います笑。「では、具体的に量ってどのぐらいやればいいのか?」を語っている人はいませんよね?。さらに働かないオジさん達は、自分が働かないために若者にこう言います。「当たり前の基準を上げろ!!!」と。その数々のクソバイスは、非常に抽象的で人によって、基準がバラバラになってしまいます。
 この記事では、読んで頂いたあなたに「当たり前の基準が高いとは?量とは?」をインストールします(たまにはコンサルっぽい言葉を言いたい時もありますので許してください笑)。この基準を理解したあなたは、これから私と一緒に凡人から這い上がる道を辿ることになります。

ランチェスター戦略とは?

 ランチェスター戦略とは、簡単に言うと昔の戦争での軍事戦略論です。簡単に言うと、弱者が勝つための戦略論と思ってください。ランチェスター戦略について、詳しく知りたい方はネットで検索して頂ければ幸いです。

ランチェスター戦略における時間戦略

 私が解説するのは、ランチェスター戦略に基づいて「凡人が這い上がるためにどのぐらいの量(時間投入量)をやればいいのか?」です。

ライバルを凌駕する「必勝ライン」と「圧勝ライン」の考え方

 ランチェスター戦略では、ライバル(敵)が複数いる市場環境において、ライバル「1」と戦うことになった場合、数的優位を構築すれば勝てるという理論があります。では、ライバル「1」に対して、どれぐらいの数的優位を構築すればいいのでしょうか?

結論、ライバル「1」に対して、

  • √3(ルートサン)倍の数的優位を構築すれば、必勝。(√3 ≒ 約1.73倍

  • √4(ルートヨン)倍の数的優位を構築すれば、圧勝。(√4 = 2倍

という理論です。

つまり、ライバルがやっている量の1.73倍の量で必勝ライン2倍の量で圧勝ラインということです。ここでいう圧勝とは、全く歯が立たないぐらいの実力差で勝つことを意味します。

では、ランチェスター戦略を実生活でどう活かすのか?

 それでは、実生活でどのように活かすか解説します。

結論、

年間の「労働時間+自己投資時間」が、約3200時間~約3700時間

になるように働いたり勉強すること

です。

上記の結論が、ライバルを凌駕するために「量をこなすこと」であり、インストールすべき「当たり前の基準」です。

どのようなロジックで結論を導き出したのか?

 ライバルの年間の「労働時間+自己投資時間」を約1850時間と仮定します。例えば、月20営業日、1日8時間労働とすると月の労働時間は160時間。1日の自己投資時間は6分なのでゼロと見做して無視します。よってライバルの「労働時間+自己投資時間」は、月160時間。年換算すると、月160時間×12ヶ月=1920時間。年間の有給消化を10日だとすると、1日8時間×10日=80時間なので、1920時間-80時間=1840時間。なので、ライバルの年間の「労働時間+自己投資時間」は約1850時間と仮定します。残業時間を考慮していませんが、一日の労働時間のうち成長に繋がるような仕事をやっている時間とダラダラ仕事をしている数時間/日を考慮すれば、月160時間の労働は肌感としては良さそうです笑。

  • 必勝ライン(√3倍=約1.73倍)

 ライバルの年間の「労働時間+自己投資時間」を1850時間 × √3倍 = 約3200時間

よって、ライバルに勝つためには最低でも「労働時間+自己投資時間」を約3200時間確保する必要があります。月換算すると、3200時間÷12ヶ月=約267時間なので、この時間を超えるように労働時間と自己投資時間を確保するのが戦略となります。

  • 圧勝ライン(√4倍=2倍)

 ライバルの年間の「労働時間+自己投資時間」を1850時間 × √4倍 = 約3700時間

よって、ライバルに圧倒して追随を許さずに勝つためには「労働時間+自己投資時間」を約3700時間確保する必要があります。月換算すると、3700時間÷12ヶ月=約309時間なので、この時間を超えるように労働時間と自己投資時間を確保するのが戦略となります。

以上のことから、

  • ライバルに勝つためには、年間の「労働時間+自己投資時間」が、約3200時間~約3700時間になるように働いたり勉強すること

  • 月換算では、「労働時間+自己投資時間」を約267時間~約309時間を達成すること

となります。

どうでしたか?
 働かないオジさんの自分達が働かないための「若造ども!聞け!ごちゃごちゃ言うな!質より量をやれ!」や「当たり前の基準を上げろ!!!」というような言葉が、より具体的になったと思います。
 理論的に数字で目標を捉えると「頑張っているのに成果がでない」と思っていたことが、実は全く頑張っている基準を満たしていないということにも気づけるでしょう。

 ちなみに、私は毎月圧勝ラインを目指しているので、仕事では180時間~200時間働き、自己投資時間で残りの109時間~129時間を達成するようにしています。仕事が取れず空いた月(コンサル業界では、アベイラブルと言います)は、月309時間以上の自己投資時間になるように毎日積み重ねています。

 この理論に出会えた私もあなたも超ラッキーです。このランチェスター時間戦略をとることによって凡人でもライバルを圧倒できる実力を身に付けることができます。

 凡人のみなさん、私と一緒に這い上がりましょう。従業員を雇用できるぐらいの社長になって、ムカつく働かないオジさんが面接にきたら「で、具体的に何ができるんですか?」と言ってやりましょう笑

 私は、しくじり先生さながらの失敗を重ねてきたので失敗談は沢山ありますので、そのうち失敗談も記事にしたいと思います。この記事では、一旦この位にしてまた別の機会で解説したいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
宜しければ、次回もよろしくお願い致します。

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