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面接で言っていたらヤバいかも…。転職エージェント代表が絶対言ってほしくない、面接NGフレーズ5選

僕はこれまで、しっかり実績がある素敵な方でもちょっとした言葉選びのせいで不採用になってしまうケースを何度も目にしてきました。

そこで今回は、転職エージェント目線で選ぶ「面接で言っちゃうとヤバいNG発言」を5つピックアップ。

「そんなこと言わないよ…。」「自分は大丈夫!」って思ってる人はぜひ見てほしいです!

最後には、本音をうまく伝えるポイントや、おすすめの面接対策もご紹介します。

ぜひお読みください! 

早速1個目!

僕にも面接の辛い思い出があります…。面接官を質問攻めにして、「扱いづらそうな奴」認定された過去が…。

NGフレーズ①
「今の年収がちょっと低くて…」

転職理由を聞かれて「今の年収が低くて…」と答えるのは、初デートで「年収の高い人と付き合いたいんだよね」と言っちゃうようなもの。

たとえ本心だとしても、面接の序盤から希望を全面に押し出すのはNGです。

面接の序盤では年収の話は避け、自身の経験とスキルをアピールしつつ、その企業を選んだ前向きな理由を伝えましょう!

💡 こんなふうに伝えるのがおすすめ(例)
「私には転職の軸が3つあります。まず、過去のセールスの経験を活かせること。次に、切磋琢磨できる環境で成長できること。そして、成果が待遇に反映される環境です。展示会でお話を伺った際に、御社にはこれらの軸があると感じました。サービスに魅力があり、従業員の皆さんも活気的で、ぜひ御社で働きたいと強く思っております。」

☝ ここがポイント
・ 年収アップへの直接的な言及を避けつつ、自然に成長意欲をアピール
・ 前職での経験と、志望先でのキャリアの可能性をつなげて伝える

NGフレーズ②
「上司や職場の人間関係が合わなくて...」

前の職場の人間関係に悩んでいたという転職希望者は多いです。

でも面接で、上司や同僚に対する悪口や愚痴を言うのは絶対にNG!

「この人はまわりのせいにして、うちでも同じように人間関係に悩むのでは?」と面接官に思われてしまうリスクがあります。

転職理由を聞かれたら、ネガティブな部分は最小限に留めつつ、前向きに伝えるのがポイントです。

💡 こんなふうに伝えるのがおすすめ(例)
「前職では、ノルマに追われて自分で考える機会が減っていました。一方、御社には社員一人ひとりの主体性を尊重し、能動的に働ける環境があると伺ったため、ぜひ挑戦したいと感じました。」

☝ ここがポイント
・ 
上司や人間関係の問題には深く言及せず、環境の面から説明する
・ 成長しづらい環境だったことを客観的に説明する
・ 志望先の社風に魅力を感じていると前向きに伝える

NGフレーズ③
「スカウトが来たので気になって…」

実際にエージェントからの紹介がきっかけだったとしても、それをそのまま志望理由としてしまうと、相手に熱意が伝わりません。

なぜ紹介を受けて面接を受けようと思ったのか、どんなところに魅力を感じたのかを、熱意を込めて語りましょう。

💡 こんなふうに伝えるのがおすすめ(例)
「きっかけはエージェントからのご紹介でしたが、知れば知るほど、御社の〇〇の取り組みに惹かれ、ぜひお話を伺いたいと感じるようになりました。自分の〇〇の経験が、この分野で活きるはずだと直感したんです。」

☝ ここがポイント
・ エージェントの紹介は、あくまで「きっかけ」として軽く触れるのみ
・ 魅力的だと感じた点を具体的に挙げ、自身の経験とリンクさせてアピールする

NGフレーズ④
「営業は苦手で...」

前職での営業の仕事が辛かったという転職希望者もいるかと思います。

でも、面接で「営業は苦手」という言葉を使うのは避けたほうが賢明です。

また、「営業」と一言でいっても、法人・個人、ルート営業・新規開拓営業など、種類はさまざま。

具体的かつ前向きな表現を心がけましょう。

💡こんなふうに伝えるのがおすすめ(例)
「これまでは飛び込み営業の経験がメインでしたが、もっとお客様の悩みに寄り添い、長期的な信頼関係を築く営業スタイルにチャレンジしたいと考えています。御社なら、コンサルティング視点で営業に取り組めると感じました。」

☝ ここがポイント
・ 「営業は苦手」という言葉は使わず、求めるスタイルとのギャップを説明する
・ 前向きな言葉を選び、志望先で挑戦したい営業スタイルを具体的に伝える

NGフレーズ⑤
「前の面接で詳しく伺ったので、質問は大丈夫です」

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる場合があります。

すでに用意してきた質問の回答が十分に得られている場合、「もう大丈夫です」と答えたくなるかもしれませんが、それだともったいない!

たとえば、1次面接で人事の方に聞いたことを、2次面接で改めて現場の責任者に聞いても大丈夫。なぜなら、相手の立場が変われば得られる情報も変わってくるからです。

ただし! 質問の仕方にはご注意を。

「御社の組織的な課題は何ですか?」だと、ネガティブな印象を与える可能性があります。

代わりに、「私も御社に入社して、課題解決に貢献できたら嬉しいのですが、現在御社が取り組まれている課題について教えていただけますか?」と、質問の意図を前向きに伝えましょう。

💡 こんなふうに伝えるのがおすすめ(例)
「前の面接で御社の事業戦略について伺ったんですが、もう少し深くお聞きしてもいいでしょうか? 特に〇〇の分野について、田中さんはどのような展望をお持ちですか? その分野に強い関心があり、入社後も事業の発展に全力で取り組みたいと考えています。」

☝ ここがポイント
・ 前の面接での内容を踏まえつつ、さらに深堀りした質問をする
・ 面接官の見解を聞くことで、関心の高さを示す
・ 熱意を込めた質問の意図も伝える

中途採用の面接で伝えることは「やりたいこと」より「できること」

就職活動は、恋愛や婚活によく似ていると思います。

極端な例ですが、たとえば合コンで「年収1000万円以上、身長180cm以上が絶対条件!」なんて言ったらちょっと引かれてしまいそうですよね。

相手のことをよく知らないのに、自分の条件ばかり押し付けては良い印象は持たれない。これ、面接も同じなんです。

いきなり「自分のやりたいこと」を熱く語っても、きっと面接官の心は掴めません。

企業で働くということは、その企業の目標達成に貢献するということ。

だからこそ、「自分ができること」や「なぜ自分がその企業にフィットするのか、」「これまでの経験を企業でどう活かせるか」を伝えることが大切なんです。

そのうえで「入社後にしたいこと」を前向きに伝えられると、より好印象を与えられるはずです。

「あ、これ私も言っちゃってたかも…」と思った方へ

面接って、本当に緊張しますよね。うまく話せなかった経験は、誰にでもあるはず。

ただ、僕自身が採用面接で失敗したり、転職者の方々をサポートしてきたなかで気づいたのは、自分なりの対策をコツコツ重ねることの大切さです。

面接対策には、おすすめの練習方法がいくつかあります。

模擬面接もその1つ。友人でも、家族でも、難しければ、転職エージェントと一緒に、実際の面接をイメージしながらロープレをしましょう。

また、面接練習を録画して振り返るのも効果的です。自分の声を聞くのは嫌だと思いますが、通勤や移動中にも練習できるのでおすすめ!

今回ご紹介したNGフレーズと対策を意識しながら、練習を繰り返してみてくださいね。

皆さんの転職が成功することを心から願っています。一緒に頑張りましょう!

一緒に転職を成功させましょう!

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