編む、歩む、悪夢、レザーブレスレット
登場、レーザーカッター
編む
販売
悪夢
登場、レーザーカッター
今日のモノ作り備忘録はレザーブレスレットです。
いろんな挑戦を始めた作品なので、思い入れが強いです。
さて、今回からレーザーカッターを活用し始めます。
ひとつ前の記事で初のレザークラフトに大失敗した事を書きましたが、そこで問題となっていた革の裁断にレーザーが非常に有効でした。
きれいに切れる一方、レーザーカッターによるデメリットも存在します。
一つ目がコゲです。
レーザーを使い動物由来の革を裁断すると、断面が真っ黒く焦げます。
それは触ると指が真っ黒くなるほど。
レーザーほどの高温が加わると、動物の革は炭化します。
そのため側面を軽くやすり掛けしないといけなくなります。
二つ目が匂いです。
肉を焼くと独特なにおいがすることは、料理をしてればわかるはず。
その数倍きつい獣の匂いがします。
だからこそ、目の前の革が元は同じ動物であったことを思い出させます。
編む
このレザーブレスレットは細長く裁断した牛革に2本の切れ込みを入れ、編んでいきます。
実はこのブレスレットは端がつながったまま編んでいくことで出来上がります。
そのため見れば見るほど不思議な魔法のブレスレットになります。
この編む作業が慣れるまで非常に大変です。
編む方向や入れ込む場所、編み目の調整などなかなかコツがいります。
最初はYouTubeで動画を見ながらゆっくりと編むことで、何とか完成しました。
販売
さて、このレザーブレスレット私が初めて売り始めた商品でもあります。
他のレザークラフト商品と比べても謙遜無いものができたという判断からです。
ぜひご購入ください!
悪夢
さて、ここからが大変でした。
販売したはいいものの、私一人で作っているため、量産にが本当に大変でした。
日に10本は切って、処理して、編んでを繰り返し、まさに悪夢でした。
しかしこの経験を踏み、革の扱いに慣れることができました。
これが以降のレザークラフト作品に繋がっていきます。
というわけで、これからも私の成長を温かい目で見ていただけたら幸いです!
では、またこんど!