初のレザークラフト、パスケースMk1
道具選び
切るのムッズ
コバ?トコ?ナニソレ?
糸ながー
完成、感性、閑静
道具選び
どうもタイゼンです。
始まりました!モノ作り備忘録。
第一弾はパスケースです!
初めてのレザークラフト、最初の作品は試行錯誤と失敗続き。
その分思い出もいっぱいです。
どうしてレザークラフトをすることになったのかは一個前の投稿を見てもらえばわかると思います。
まず、私がレザークラフトをするにあたって最初にぶつかった壁は、道具集めです。
最初に何を買えばいいのか全く分からない。
調べても何のために必要なのか、使い方もよくわからない道具をおすすめされる。
結局、アマゾンで初心者用工具セットを1万円で購入しました。
切るのムッズ
工具セットの中にはお試し用の牛革が入っていたので、さっそくパスケースを作ってみることにしました。
とはいえ、何のガイドもなく革を切っても無駄になるので、まず型紙が必要になりました。
その型紙はインターネットからダウンロードして、コンビニのプリンターで印刷しました。
そして、革に型紙を乗せ、ガイド線を引き、いざ裁断!というところで壁にぶち当たりました。
実は工具セットの中に刃物は含まれておらず、持っていたカッターナイフで裁断しました。
またまともな定規がなかったので、ガイド線に沿って目視で切るしかありませんでした。
これによって何が起こるのかというと、「まっすぐ切れない!」という事態になります。
とにかくガタガタになる。曲線がいびつになると散々なものでした。
この体験から、革を裁断する工程に苦手意識が付きました。
コバ?トコ?ナニソレ?
革を裁断した後、革の裏面や側面を磨く作業が始まります。
私はトコノールという薬品を使っています。
皆さん革に裏面と表面があることはなんとなくわかると思います。
実はそれぞれの面に名前がついており、それぞれ表面を銀面、裏面を床面といいます。
また、側面をコバと呼称します。
他にも道具にも特有の呼び方や名前が存在します。
最初、こういったレザークラフト特有の名前がわからず、作り方やコツを検索しても何がどの道具を指してるかわからず、難航しました。
それを乗り越え、磨く作業や菱目打ちを終え、次は手縫いです。
糸ながー
はい、糸を出しすぎました。
調べると縫う長さの4倍程度の糸が適切だと出てきたのですが、長けりゃ長いだけいいだろうと、小さいパスケースの何十倍の糸を出してしまいました。
両手を伸ばしても糸をピンと張ることができず、とにかく無駄が多い!
また縫い方も調べながらだったので、要領も悪く、
とにかく時間がかかりまくりヘトヘト。
縫い目はガタガタという、今思うとひどい出来でした。
完成、感性、閑静
そんなこんなで完成したパスケースMk1。
初めてのレザークラフトです。
達成感が体中を駆け巡り、ぼーっとできたばっかりのパスケースを20分ほど眺めました。
この達成感のために作品を作るのかと改めて感じました。
できたのは夜中1時。
道具を片付け、寝る準備を進めます。
布団に入ってもそのパスケースを眺めていました。
さすがに冷静になってきたのか、今度は作品の悪いところに目が行くようになります。
断面、コバ、縫い目。
反省点がこれでもかと出てきます。
もっと丁寧にすればよかった。
あの道具があれば。
もっと上手ければ。
だんだんと悔しさに変っていきます。
その悔しさを胸に抱き、私は寝ました。
以上が初めて作品を作ったときの備忘録です。
今回紹介した作品は「パスケースMk1」。
そう、Mk1があればMk2があります。
ぜひ私の成長を楽しみにしていただければ幸いです。
では、またこんど!
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