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家でコーヒー豆を焙煎してみた

コーヒーの記事についてのまとめはこちら

前回はコーヒー焙煎度について書きましたが、今回は『コーヒーを自宅で焙煎する』なので、コースの中では生豆も用意されてました!

エチオピアの生豆
エチオピアの生豆

自宅焙煎に用意するもの

焙煎というとどうしても機械が必要なイメージですが、実際のところはどうでしょう?

きちんと自宅で焙煎をやりたい場合は、手動で焙煎できる数千円の物から全自動で焙煎できる数万円ものもありますが、今回はコーヒーの焙煎についての学習のためだけなので、用意したものはシンプルに

『生豆』『フライパン』だけです!

自宅で焙煎火加減

料理を作る時と同じように、どのぐらいの火力で加熱するのかは気になるところですね。

今回はコーヒー豆の焙煎になります。

コーヒの豆は見た通りに丸い面と平の面があるので、こまめに動かせたり、ひっくり返したりしないと炒める時バラ付き発生しやすい、またひっくり返すことにで豆の中心部まで火を通せにくいです。
※フライパンで焙煎するのは本当に大変でした😭

というわけで、家のフライパンで焙煎する時は火をしっかり通すために強めの中火または強火でやりましょう。

実際の焙煎

 今回はこのようにフライパンで焙煎していきます。
(調理台の色どうしてみ黄色味がw)

フライパンに豆
フライパンに豆

焙煎していく中では、コーヒーの豆の色は

白薄緑 → 黄色味 → 茶色味 → 焦茶 → 焦げ色

にが変化していきます。

コーヒー豆焙煎の変化

このようにコーヒー豆の焙煎度が深くなっていきます。

後半の画像でわかりやすくなると思いますが、フライパンで焙煎する場合はどうしても手が疲れていき常にひっくり返したりできなかったり、バランスのコントロールをし辛いので、外で購入した豆よりは酷くバラ付きが発生します。

また、コーヒーの豆は生の状態では、実際は一層の薄い皮に覆っていて、加熱していうちにコーヒー豆が膨らみ、パリッと破裂音をし、その皮が脱皮してきます。

コーヒー豆の皮
コーヒー豆の皮

家でフライパンで焙煎するとかなり皮が飛び散りますので、後の掃除は少しだるいです。笑

これで一旦焙煎は終了ですが、初めてのこともあり頑張ってひっくり返ししてましたため、熱の伝達は遅く、最終的に中深煎りレベルで1時間近くもかかりました。

バラ付きも酷いし、あと手はかなり疲れました。
楽しかったけど、次回は外で買います笑

コーヒー焙煎の流れ

前項のように、コーヒーの焙煎は生豆を火にかけ、加熱して焦げさせていくような過程になります。
全体の過程でいろんな化学反応がありますが、難しすぎで私もあまり理解しきれないので省きますw

コーヒー豆を焙煎し加熱することで、豆の色が深くなり、膨らみます。
その割れと膨らみ具合に合わせて少しフェーズを分けていきましょう。

こちらは今回焙煎した豆ですが、一番左が最初の生豆の状態で、一番右は深めの焙煎になった状態です。

このような感じですね。

コーヒー豆の焙煎度
コーヒー豆の焙煎度

少し変わり辛いかもしれませんが、左から右へ見ていくとコーヒー豆が焙煎してうちに変化していきます。

  1. 一番わかりやすいのは豆の色

  2. 次は膨らむによる豆の大きさ

  3. 見てほぼ分からない割れ具合

  4. 最後は深煎りしかわからないコーヒーの油

少しわかり辛いところもあありますが、できるだけ近くて撮ってみました。

コーヒー豆の状態

このよう焙煎が深めのコーヒー豆が割れ目と油がはっきり見えてきます。

あまり深煎り飲まないので、今回は多分中深煎りぐらい(恐らく)に止めました!

焙煎度を見分けタイミング

次は焙煎している中一番気になる焙煎度の見分け方です。

前回の焙煎度についてでは『Agtron scale』という色で判断する方法はありますが、今回は自宅で焙煎してみるということで、そのような判断方法はできません。

コースで紹介されたのは焙煎して時に発生する『音』です。

コーヒー豆の焙煎度が深くなっていく中、2回のひび割れの音が出てきます。
その2回の音で大体の焙煎度を把握することができます。

コーヒー豆の焙煎度
コーヒー豆の焙煎度

こちらの図のように、イメージとしてはこんな感じですね!

  1. 極浅煎り、浅煎り
    → 1回目の破裂音の開始

  2. 中浅煎り、中煎り、中深煎り
    → 1回目の破裂音の終了〜2回目の破裂音開始

  3. 深煎り、極深煎り
    → 2回目破裂音終了まで

自宅で焙煎するときに、このように『音』を目安としてやっていけば良いかと思います!

焙煎したばっかりのコーヒー豆

これで焙煎が一通り終わりました。

実は同じ焙煎度でも焙煎してから経った時間によって味が変わります

焙煎したての豆は鮮度が高く、より豆の風味が感じれるが、新鮮な分に風味が少し落ち着きが足りず鋭さも感じます

その反面焙煎して少し経った豆(1週間ほど)は、豆の風味は少し落ちるが、焙煎の香りが落ち着きがあり、全体的にまろやかな感じです。

それを試したく、今回の豆を1週間ほどの間隔を置き、2回に分けて作りました。実際に試したところ、

1週間ほど置いた豆
1週間ほど置いた豆

焙煎したての方が
苦味が少なくよりエチオピア(酸味が鮮明)の豆の風味が感じいて、全体的に少し鋭く感じる

1週間ほど置いた豆の方は、
豆の風味は薄くなるが、深めの焙煎の苦味がしっかり感じていて、最後はまろやかな感じで甘みも感じる

好き嫌いはもちろんありますが、個人的には元々苦めな深煎りが苦手なので、今回は新鮮な方が好きかなー

最後に

このように一通り家で焙煎してみてわかったことは。。。。
やっぱりちゃんと道具を用意した方が良いことです!

フライパンでやるとやっぱりバラ付きが酷くて、味はどうしても荒く感じます。外で買った豆はきちんとした焙煎方法で作った豆なので、焙煎によるバラ付きなく、味は整っていて美味しいです。

コーヒーと栗羊羹
コーヒーと栗羊羹

今日は2種類のコーヒーと岐阜の恵那の栗羊羹で美味しくいただきました!

家で焙煎するのは大変ではありますが、一回だけやってみるとやっぱりコーヒーに対して理解も深くなった気がします!!

興味ある方は、ぜひ試しやってみてください。

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