適応障害で退職代行は甘えじゃない!即日退職できる?適応障害になった経験から解説
辞めたいけどやめられない、そんな方に向けて記事を書きました。
私自身も、会社が辛くて適応障害になった経験があります。
私の経験談踏まえて、力になれると思いますので最後までお付き合いください。気持ちを込めて書きました。
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適応障害を理由に退職代行を利用するのはありなの?
退職代行を使うことをためらう人は甘えじゃない
たまには自分のことを大事にしてほしい
退職代行を使うと正しい退職ができる
結論としては、退職代行を利用するのは「あり」です。
退職代行を使うことをためらう人は甘えじゃない
退職代行を使うなんて甘えなのか?
ブログを書いていることもあり、退職代行に関する多くの相談を受けています。
その中で、多くの人が自分自身が甘えているだけでは?と感じているんです。
でも、自分に甘い人は適応障害にならないですし、退職代行を使うのにためらうことはありません。
十分すぎるほど、自分に厳しくした結果が、今のあなただと思います。
たまには自分のことを大事にしてほしい
いままで、会社のため、周りの人のためのため生きてきていませんか?
たまには、自分を甘やかしてもいいんじゃないかなって思います。
とはいっても、自分を甘やかすのも難しいんですけどね。
退職代行を使うと正しい退職ができる
退職代行を使うことで、法に乗っ取った正しい退職ができます。
具体的には下記の通り。
そもそも退職は労働者側の権利
退職までの日数
有給休暇の消化
退職金の需給
※意外と知られていませんが、退職代行を利用すれば有休全消化で辞められます。
もちろん、退職代行に批判的な意見を持つ人がいます。
特に、年配の人に多いですね。
でも退職代行を利用する人の多くは、会社側から法を無視した対応を受けていることが多い。
退職代行は、普通の、正しい退職を進めるだけです。
次は、退職代行を使うにあたり、一番多い心配事にお答えします。
適応障害を理由に退職代行で即日退職可能?
即日退職かどうかは会社次第
即日退職でなくても、退職代行利用後は会社に行かずに退職できる
いずれにしても、利用日から職場に行かず済むので安心してください。
即日退職かどうかは会社次第
「退職代行で即日退職」といった表現を見ますが、即日退職とは限りません。
即日退職できるのは、会社側が「即日退職でもいいですよ」と了承した場合のみ。
個人的な希望では決まりません。
でも、一度も出社せず退職になるので安心してください。解説しますね。
即日退職でなくても、退職代行利用後は会社に行かずに退職できる
民法上、退職を伝えてから2週間後に退職です。
※社内規定が1か月でも、民法が上位なので2週間です。
退職代行利用後の2週間は「有給消化or欠勤」し、その後退職。
荷物は郵送で対応となります。
そのため、会社には一度もいかず退職となります。
もしも、退職代行使ってから会社に行く必要があるなら、利用したい人いませんよね。
ここで、退職代行を利用する前に、知っておいてほしい給付金を解説します。
適応障害で退職代行を使う前に知っておくべき「傷病手当金」
メンタル疾患になった人が、休職中、あるいは退職後に受けとれる傷病手当金
給与の2/3を最大1年6か月受け取れる
退職前に受給条件を満たす必要がある
ちなみに私は、適応障害で休職したとき「傷病手当金」のお世話になりました。1年ほど受給して、生活費の支えになりました。
でもこの給付金。自分から申請しないと貰えないので注意しましょう。
知りたい人は、以下の関連記事を読んでみてください。
適応障害で退職代行を使うデメリット
退職代行を使ったと社内で噂される
同僚への申し訳なさがある
費用が掛かる
それぞれ解説します
退職代行を使ったと社内で噂される
退職代行を使うと、どうしても社内には分かってしまいます。
そのため、社内で噂になってしまうことは避けられないでしょう。
そのため、退職代行後は、会社とのつながりを一切断つことをおすすめします。
同僚への申し訳なさがある
適応障害になる人は、周りに気づかいをしようと思う人が多いです。
そのため、急にやめてしまうことを申し訳なくなるかもしれません。
でも、同僚があなたと同じ立場だったら、なんと声をかけてあげますか?
他人にしてあげることを、自分にもしてあげてください。
費用がかかる
退職代行は3万円前後かかります。
ただ、退職代行を使うと有給消化できるので、トータルでプラスになるケースが多いです。
続いて、メリットを解説します。
適応障害で退職代行を使うメリット
適応障害で退職代行を使うメリット
今の状況を変えるためのハードルが低くなる
早く次の生活に向けてスタートできる
金銭・体・メンタルすべてにおいてお得
一つずつ解説します。
今の状況を変えるためのハードルが低くなる
辞めたいのやめられない理由はいくつもあると思います。
上司が高圧的
心身共にズタボロ
同僚に申し訳ない
言っても辞められそうにない
引き留めを断る自信がない
次の生活に向けて動くためのハードルは多数。
退職代行は、こうしたハードルを低くしてくれるものだと考えています。
自分だけでない「味方」ができることでもあります。
早く次の生活に向けてスタートできる
辞めることを決めてから、辞めるまでの期間は、とても無駄な時間です。
退職代行を利用することで、早く次の生活に向けてスタートできる。
辞めることは決して後ろ向きではありません。
むしろ、思考停止で辛い会社に居続ける人の方が、よっぽど後ろ向きだと思います。
金銭・体・メンタルすべてにおいてお得
退職代行を遣えば、有休休暇や退職金をきっちりもらえます。
そうすると、退職の伝達前後の心身の負担軽減だけでなく、お金も時間もお得に。
自力で有給消化できない人は、代行料金を差し引いてもかなりのプラスになるはず
適応障害は職場から離れないと危険
適応障害は、何らかの「ストレス源」があって発症するため、ストレス源から離れないと悪化してしまいます。
悪化すると、とても大変です。
同じ会社の同期の友達は、適応障害を抱えたまま働き続けていました。
その結果、現在は障害者手帳を受け取るほど重度の鬱病となり、何年も苦しんでいます。
適応障害を甘く見ない方がいいです。
周りの人は、甘えだといって理解のない人も多いでしょう。
でも、あなた自身だけは、しっかり自分のことを守ってください。
多くの場合は、職場の人間関係や責任の重さ、厳しい労働環境によって引き起こされている。
そのストレス源から離れることが一番重要です。
中度の適応障害ですが、3年たった今でも、辛いことが多い
面倒くさい病気なんです。
辞める以外の選択肢はない、そう思えても、身動きが取れない人も多いと思います。
実際私はそうでした。
じゃあ、どうやって仕事から離れる行動に移せたのか。
動けない理由を列挙して、一つずつ対策を打って不安を解消していったんです。
私の経験も含めて解説します。
適応障害で辞めたいけど身動きが取れない理由と対策
将来への不安
決めることの怖さ
お金の不安
一つずつ解説と、対策を説明します。
将来への不安
退職した後、やっていけるか不安ですよね。
私とても不安でした。
特に、周りから否定されつづけ自己肯定感がゼロになっていたことも、不安を増幅させてました。
将来への不安に対する対策
仕事を変えるのは当たり前の世の中と認識する
リスクゼロの選択肢はない
30年前だったら、確かに会社を辞めると大変だったかもしれません。
でも令和の時代、仕事を変えることは当たり前の世の中。
働き方も、人との摩擦が少ない在宅ワークもあります。
自分にあった働き方を、一から探す良い機会です。
ちなみに私は、在宅ワークにしてからストレスが激減してます。
収入はかなり減りましたけど、それでも今は幸せです。
もちろん、リスクはあります。
でも、リスクがゼロの選択肢なんてないんです。
そのまま働き続けるのもリスクはある、辞めるのもリスクはある。
だから、最後は、えいやっという勇気が大切だと思います。
決めることの怖さ
なにごとも、決断するのはとても怖い。
いっそのこと、入院になって強制的に退職になった方が気持ちが楽ですよね。
わたしも、いっそのこと、自分が倒れてくれないかなって思ってました。
悪化するとコスパが悪いので、やめておきましょうね。
対策は、周りの人に背中を押してもらうこと。
自己肯定感を失った状態で、大きな決断をするのは正直難しいです。
だからこそ、誰かに、今選ぼうとしている道を肯定してもらいましょう。
私の場合は、奥さん・同じメンタル疾患になった会社の同期・Twitterで似た悩みを抱えている人に相談し、背中を押してもらいました。
今振り返っても、自分ひとりでは決断できなかっただろなと思います。
お金の不安
会社を辞める、あるいは転職した場合、多くの場合収入が減ります。
お金の面では不安があるでしょう。
傷病手当金を活用することをおすすめします。
傷病手当金は給与の2/3を最大1年6か月受け取ることが可能。
そのため、心身の回復と次の働き方への準備期間を作ることができます。
私も傷病手当金で1年くらいの間、生活費に充てていました。
もしも適応障害で何をしたらいいかわからず途方にくれいたら
下記の通り進めれば、落ち着いて心身を整え、次に向けての準備期間を作ることができます。
傷病手当金を受給する前準備をする
心療内科に行き診断書を書いてもらう
退職代行に連絡する
退職代行に退職を伝えてもらう
退職後、傷病手当金を申請する
さらに具体的に説明します。
STEP1:傷病手当金を受給する前準備をする
準備なしに退職してしまうと、傷病手当金を受け取れなくなるので注意しましょう。
まずは、傷病手当金とは何か基礎知識を身につけましょう。
→会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-
続いては、傷病手当金の受給条件を把握しておきます。
1年以上社会保険に加入している
病気やケガで働けない
休業した期間で給与の支払いがない
病気やケガで連続3日以上、会社を休んでいる(土日含む)
退職日は出勤していない
制度とか申請が不安という方は、退職コンシェルジュのサポートを受けることも検討しましょう。
傷病手当金を受給できないリスク回避できること、申請などについて相談できる人がいる安心感を得ることができます。
→退職コンシェルジュ|社会保険給付金サポートの評判・口コミ・サポート内容を徹底調査
STEP2:心療内科に行き診断書を書いてもらう
傷病手当金を受け取るためにも、退職をスムーズに進めるためにも心療内科に行く必要があります。
傷病手当金の受給条件を満たすために、金曜日か月曜日に会社を休んで心療内科にいきましょう。
街の心療内科は、予約まで初診まで数ヵ月の場合もあります。そんな時は、オンライン診療の利用がおススメです。翌日予約(日によるけど)も可能だし、診断書も出してくれます。
まずは見てみて→オンライン心療内科「かもみーる」
STEP3:退職代行に連絡する
退職代行をどの会社に依頼するかは、トラブル回避のために重要です。
以下のブログを参照ください。
→退職代行で失敗しないための情報サイト
STEP4:退職後、傷病手当金を申請する
申請の流れを記載しておきますが、退職までの有給休暇消化の期間でゆっくり調べることをおすすめします。
傷病手当金支給申請書をダウンロードし、「被保険者記入用」を記入する
医師に「療養担当者記入用」を依頼
会社に「事業主記入用」を依頼する
傷病手当金を申請する
↓申請書はこちらから
健康保険傷病手当金支給申請書 | 申請書 | 全国健康保険協会
まとめ
この記事のまとめ
適応障害を理由に退職代行を利用するのは「あり」
たくさん頑張った自分のことを大切にしてほしい
退職代行利用後は、会社に行かず退職できる
傷病手当金を受け取れば心身を整える時間が確保できる
周りの人に相談して、背中を押してもらうことも大切
いままでたくさん頑張ったと思います、お疲れ様です。
私自身、適応障害になるまでは会社や仕事のための人生を歩いていたかなって振り返ります。
ですが、適応障害になりサラリーマンレースを離脱、在宅ワークという対人ストレスの少ない仕事を選びました。
今は、自分や自分の家族のための人生を歩けているなって感じています。
辞めるのはとても勇気がいること。
どの選択が正しいのかなって悩みますよね。
でも違うんです。
どれが正解かじゃなくて、選んだ道を正解にしていく努力をしていくんです。
ぜひ、前を向いて進んでいってほしいと思います。
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