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【初心者向け】「社内の雰囲気」を伝える採用広報記事の書きかた


こんにちは、採用コピーライターのたいすくです。
採用広報をすれば、勝手に応募数が増えて、勝手に適性人材が採用できるわけではありません。発信する情報の“質”が問われます。誤った情報発信をしてしまうと効果が悪化するのが、採用広報のこわいところです。

特に、求職者が「知りたい」と思っていて、企業としても「伝えたい」と思っていても、目に見えないものなのでどう伝えればいいか分からない「社内の雰囲気」は、採用広報担当としては伝え方に頭を悩ましているのではないでしょうか。

いろんな方法があると思うのですが、今回は株式会社think shift流の「社内の雰囲気」を伝える採用広報記事の書きかたをお伝えしていきます。
 

まずはこちらの記事を見てください

タイトルの通りなのですが、「ウチの会社の社長が本を出版したので、社員たちが自主的にドキュメンタリー動画をつくった」という内容です。

読後感としては、

・サクっと読めた
・その割には情報量が多かった
・社長と社員のノリの良さ、行動力、社長大好き感が伝わってくる

こんな感じではないでしょうか。
 

【ポイント1】「行動」×「思い」×「参加人数」

“社風”という目に見えないモノを伝えていくには、次の3つのポイントを押さえていくといいです。

①行動…………どんな行動が起きたのか
②思い…………その行動はどんな思いで生まれたのか
③人数…………その行動には何人が参加したのか

起こった行動は事実なので伝えやすいです。そして、その行動がどんな思いによって発生したのか、何人にその思いが伝わって参加に至ったのかが分かると、“社風”が伝わってきます。

弊社(株式会社think shift)の記事の場合は、
・行動……社長の本のためにドキュメンタリー動画をつくった
・思い……社長のために何かできることをやろうと思った
・人数……社員全員
という感じです。

「思い」の部分がとても重要で、ここが語られていないと、ただの事実紹介イベント紹介になってしまい、社風がイチイチ伝わらなくなります。
 

【ポイント2】1記事1メッセージを心がける

採用広報記事において一番大切なのは、「1記事1メッセージを守る」ということです。

採用広報記事は「読んでもらうもの」ではありません。
伝えたいことを「感じてもらうもの」「理解してもらうもの」です。

つまり、「社内の雰囲気」を伝えたいのならば、「社内の雰囲気以外」は伝えてはダメということ。無駄はとことん削ぎ落しましょう。
 

【ポイント3】1記事1000字以上書かない

採用広報記事が、どういう心理の人たちに、どういうタイミングで読まれるものかを考えましょう。まだ、どの会社に入ろうか悩んでいる求職者が、選考途中の会社について、会社理解・仕事理解のために読んでいることがもっとも多いパターンだと思います。

その人の立場になって考えてみてください。じっくり読まないんですよ。その時点で、そこまで会社に興味があるわけではないので。

「手っ取り早く知りたい」というのが本音だと想定されるので、「手っ取り早く情報が得られる」と「情報量が多い」を両立できるのは、1記事1000字が1つの目安です。
 

【ポイント4】画像と動画を載せる

実際の画像を使ったほうがいいのは当たり前ですが、可能なら動画を載せましょう。その場の雰囲気を伝えるには、テキストで語るよりも動画を見せたほうが効果的です。

動画も使用意図によりますが、採用広報用に作るのなら尺は長くないほうが望ましいでしょう。1分~5分くらいが理想です。

以上になります。
 

このノウハウの根拠

僕は、大手求人サイト運営会社で、14年間クリエイティブを手がけてきました。採用成功実績は4000件以上。ただの採用ではなく、「その会社に合った適性人材の採用」にこだわってきました。

その成果を支えてきたのは、採用ミスマッチを防ぐための適切&適量の情報提供です。求人広告、フォローメール、面接、採用HP、オウンドメディアなどで、ターゲットに届けるべき情報発信をお手伝いしてきた中、効果が出ているノウハウになります。

▼これまでの実績紹介▼

<注意点>
ただし、採用広報としての情報発信は、自社の認知度、所属業界のイメージ、扱うネタ、発信者、ターゲットによって、伝え方をチューニングしなければならない一面もあります。その場合は、メールでお気軽にご相談ください(無料です)。
 

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