毒饅頭だった「西欧近代文明」の崩壊。民主主義・人権も、河豚だからね・・・


動画の紹介文
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これまでの人類史は本当にひどいものでした。あらゆる悲劇、あらゆる残酷さ、あらゆる裏切り、あらゆる悪意に人類が踊らされ、悲しみの中で、小さな明日を夢見て生きる、とてもいじましい姿をさらす以外にありませんでした。占星術に言うなら冥王星の悪意活用の歴史そのものでした。

しかし、そうした時が終わろうとしています。終わりは今、起きています。ホップ、ステップ、ジャンプですべてが見えてきました。

ホップに当たるのが、ウクライナでの戦争。ここでウクライナがどういう国で、そこで何をしていて、誰がそれを動かしていたのか、、、、が分かってきたことは、この世を悪意によってうごかして来た勢力の終わりの姿の一つとして捉えられます。

ステップはコロナとワクチンに関してです。もしかしたら、ここにも壮大な悪意があったのではないかの考えが出てきており、やがて、その考えは主流になると思われます。これがステップです。

そして最後にジャンプが、そう、イスラエルとハマスの戦いです。ここにおいて、イスラエル建国の意味が誰の目にもわかるようになり、この世が悪意によって支配されていたことが理解できるようになります。

以上、ホップ、ステップ、ジャンプは、人類にとっての本当にひどい歴史の種明かしであり、終焉でもあります。いよいよの時という題で、今、講演会と座談会をご案内していますが、今がまさにその時だからです。

立て続けに起きた三つの大事件は、冥王星がやぎ座の最後に来て、悪の時間切れに間に合うかどうかの賭けでもありました。しかし、ホップで失敗し、ステップで解明され、ジャンプで消え去ろうとしています。

長かった時代、苦しかった時代、いじましく耐えて来た時代が、もうすぐ終えようとしています。大げさでなく、人類の夜明けは近いと思われますが、驚くような出来事はこれからが本番になることでしょう。

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抜粋終わり

副島先生も・・・


より

上記文抜粋
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副島隆彦 投稿日:2023/10/27 05:38

【3084】ガザ戦争(イスラエル・ハマス戦争)について、遅れたが、書く。

副島隆彦です。今日は、2023年10月27日(金)です。

10月7日に、イスラエルのガザ地区(ガザ・ストリップ 飛び地の意味)で戦争が始まった。ガザ地区から出撃したハマス Hamas という武装集団が、襲撃してイスラエル側で1700人の死者が出た。このあとイスラエル軍の反撃で、どうやら5000人ぐらいのパレスチナ人が死んだ。10月25日現在である。

この新らしい、小さな戦争のことを私は書かなければいけないとずっと思っていた。もう3週間が過ぎた。私は、和歌山市の講演に行って、奈良県のあちこちを、日本の古代史の始まりの探索、追究として最後の結論を作るために調べて来た。

この新たな戦争のことは、皆、テレビやネットの報道などで知っているとおりである。私に、特別の情報や知識はない。 まず私が言うべきことは、世界中の人々が、ウクライナ戦争に次いで、再び中東(ミドル・イースト)で戦乱の火が上がったので、激しく動揺し狼狽(うろた)えたことだ。特に女と子どもたちが、「第3次世界大戦になるの?」と脅えた。現地のガザ地区でイスラエルからの砲撃で負傷しているパレスチナの子どもたちの悲惨なニューズ映像を見て、日本人も驚いたようである。

私は世界中の民衆が、次の大きな戦争を予感して、恐怖することを軽く考えない。大きな民衆の需要感覚が、世界政治と歴史を作っていくからだ。

ここから下が、私、副島隆彦の考えである。ハマスというパレスチナ人(難民全体で600万人ぐらいが諸外国にも散らばって暮らしている)が、220万人も固まって居住するガザ地区を政治的、軍事的に制圧している集団である。まずはっきり書くべきは、このハマスという組織は、パレスチナ人の民衆を代表する組織ではない。

私はハマスは、アメリカのCIAが1986年から作った武装組織だと考えている。だから今回のガザ地区戦争は、真実は、アメリカ政府が、仕組んで仕掛けたものである。なぜなのか、をこれから説明する。

この10月7日にガザ地区から突如、非戦闘地帯(緩衝地帯。 DZE ディーミリタライゼイション・ゾーン))の、幅3キロぐらいの砂漠を踏み越えて行って、イスラエル人の居住地区に銃や手榴弾(グレネイド)で突撃していった1万人ぐらいのハマスの戦闘員たちがいる。どうやらそのうちの2000人ぐらいが、イスラエル側の郷土防衛隊によって自衛の反撃で殺されたようだ。その時、200人ぐらいのイスラエルの一般住民を人質で取って退却した。

これは特攻隊(決死隊)のやり方である。このハマスの兵士として死んだ、パレスチナ人の青年たちは、ハマスに焚(た)き付けられて、騙されて血気盛んとなって、イスラエルへの激しい憎しみと復讐心で突撃して死んだのである。

どんな時代も、どこの戦争でも、騙されて最前線で死んでいく若者たちが存在する。憐れなものだが、これが人類の戦争の歴史である。はじめの報道で、3500発のロケット砲がガザ地区の北部を占領するハマスの秘密基地から発射されて、イスラエル側の居住地区に落ちて、無差別の死者がたくさん出た。このガザから発射されるロケット弾の映像は、日本でもニューズ報道されて、私も見た。

ハマス側は、今も2万発のロケット弾を持っているという。それらはどこから来たのか。報道で流れたのは、「ウクライナに行ったはずの砲弾が、死の商人たちによって、ハマスに売却され引き渡されたものだ」としている。この裏側にアメリカ政府の動きがある。

従来ハマスは、ロケット弾など持っていなくて、手製の爆弾を作って、それを迫撃砲のようにして飛ばすやり方しかなかった。そういう粗末なもの以外は持っていなかった。今回も、西側(ディープステイト)は、まず英FT(フィナンシャル・タイムズ紙、10月11日)の記事を一番後(うしろ)に資料として載せるが、「モハンメド・ディーフという、この男が今度のハマスからの攻撃の凶悪な主導者である。片手片足がない。この男をイスラエル側は首謀者として殺そうとしている」と報道された。

このモハンメド・ディーフ の先生(師匠)が、ヤヒヤ・アーシュで、ハマス組織の中の一番の過激派であるようだ。手製のロケット砲を作った人たちだ。ハマスは、1980年代から、自分たちには、兵器がないので、イスラエル軍に対して、「インティファーダ(抵抗)」と称して、青年たちが激しく石を投げる戦いを始めた。ハマスと言えば、この「インティファーダ」で有名だった。古代から、本当の戦争は、投石だっただろう。石がまともに当たると本当に負傷する。

今回のガザ戦争は、だから、深く仕組まれている。だからこそ、この10月7日の突如の戦闘で、ほぼ大きな衝突は終わりであると私は最初から考えた。なぜなら、この10月7日というのは、「第4次中東戦争(1973年10月7日)」のちょうど50周年にあたる日だ。私はこの日のことを大学生だったが、新聞で読んで覚えている。

中東戦争の歴史については、ここでは説明しないが、パレスチナ人の独立運動とイスラエル側の自衛戦争としての反アラブ諸国との激しいぶつかり合いが、この1973年に決定された。それから丁度、50年が経った。

なぜ、今度のガザ戦争が起きたのか。一番大きな理由と原因は、今年の3月10日に、中国(王毅=おうき=外相)が、仲介して、仲裁者(ミィーディエイター)して、なんと、イランとサウジアラビアという中東の2つの大国が和解の協議をして、国交を回復したことである。

イランとサウジアラビアは、長年、激しく対立し争ってきたのだが、急に仲直りをして、平和を中東(ミドル・イースト)にもたらすという動きに出た。それを中国が後押ししたという事実は、世界歴史上の大きな動きである。

中東アラブの世界で、ほとんどがイスラム教徒だが、彼らが「もうイギリスとアメリカに騙されて、中東で新たな戦乱が起きることは望まない」と大きな決断をしたのだ。イランは、イスラム教の中でもシーア派(シーアイト)という、やや差別されている宗派(セクト)の国である。

隣のイラクは、このシーア派の方がやや多数派の国である。イラク戦争(アメリカ軍が、2003年3月20日のバクダッド爆撃から、16万人の兵力で侵略した。そしてサダム・フセインを捕まえて縛り首にした)でイラクは弱体化していて、イランの影響下にある。

それに対してサウジアラビアは、イスラム教の中の主流派で、正統派とされるスンニ派(スンナー。ハンバル法学者集団による教義中心のイスラム思想)である。サウジアラビア国は、スンニ派の中のさらにワッハーブ派という矯激(きょうげき)なセクトである。

それでもイランとサウジが仲直りして、中東世界が団結したことは、ものすごく重要なことだ。だから、これを叩き壊すために、ワルのアメリカが、動いて再び中東で戦乱を引き起こすことを計画した。それが今度のガザ戦争だ。大きくは中国による次の世界覇権(世界の安定を目指す)を邪魔して、妨害するための動きである。

ついこの間まで、イラク北部とシリアでの、IS(アイエス。イスラム国という暴れ者の集団が戦争をやっていた。あのISは、2014年の6月に、突如、7万人の兵力で、イラク北部に出現した。トヨタの「ランドクルーザー」SUV(砂漠に強い。アメリカのテキサス州で製造)の隊列を連ねて、出現した。ヒラリーたちデープステイトが、育てた「狂ったイスラム聖戦主義者(ジハーディスト)」たちだ。ISの幹部たちバグダディ以下の青年たちは、アメリカのサウジの砂漠にある、米軍の軍事基地(米空軍の大きな飛行場でもある)で、米軍の特殊軍(CIAと反共右翼軍人の結合体)に、洗脳され、訓練されて、ISとなって、暴れ出したのだ。中東を、再び、火の海にした。

これに対して、アラブの民衆も指導者たちは、「もう戦争はイヤだ。アメリカが大きらいだ」と腹の底から思っている。

ガザ地区を軍事的に占拠しているハマスは、決してパレスチナ民衆の代表ではない。今やシリアでほとんど全滅した、このIS「イスラム国」や、今のウクライナのゼレンスキー政権(アゾフ大隊。反ロシア反共右翼)と、全く同じ英米によって作られて、操(あやつ)られている武装集団である。

今度のガザ戦争は、このような複雑な仕組みになっているから、普通の人々で、ちょっと世界政治に興味のあるレベルの人間たちでも、なかなか中東の全体像を理解できない。私、副島隆彦はハッキリ書くが、日本の新聞記者やテレビで世界政治評論をやっている学者たちレベルでは、私が書いていることを理解できない。別に私は、私の考えに従えという気はない。だが、これまで20年、副島隆彦の言論や知識、思想につきあってきた皆さんは、静かに私の話を受け入れるだろう。

その次に重要なのは、この10年間、サウジアラビアは、イスラエルと仲良くしてきた。これは、アラブ諸国の大義(たいぎ。Cause コウズ。自分たちの強い正義感、信念 )である、イスラエルというユダヤ人国家をヨーロッパから帰ってきた白人ユダヤ人たちが建国したこと(1947年4月)を絶対に認めない、という態度を持つのだが、これに対しての裏切りの行動である。

だからサウジアラビアは、今もイスラエルと連絡をとっており、英米の仲介もあるので、イスラエルと対立していない。さらにこれにエジプトも加わっている。だからここで複雑な構造が生まれる。サウジアラビアとしては、これ以上、事態を荒立てたくない。イランも、イスラエルの北のレバノンにいるヒズボラという武装集団を動かしているのだが、これ以上、イスラエルと戦闘をする気はない。

アラブ世界は、もう、アメリカに騙されたくないのだ。

それでもイスラエルのネタニヤフ首相(リクード党という日本の自民党のような政党)が、自分の失策を挽回するために、ハマスに対して強硬な姿勢、すなわちガザの北4分の1のハマスの拠点を、イスラエル軍の戦車隊(メルカパという有名な戦車師団 )と歩兵部隊(GI ジーアイ。グラウンド・インファントリー)で制圧するという計画を立てている。

だが、このガザ地区の北4分の1にまだ、難民として南に逃げないで居残っているパレスチナ人たちがいる。不思議なことにさらにその南に、「ガザ市」という四角の地帯がある。ここにもハマスがまだたくさんいるようである。この北部の2つの地区以外に、全体の6割ぐらいの南のガザという地域がある。

ここは、イスラエル軍からほとんど攻撃を受けていない。どうやら、ここに住んでいるパレスチナ人たちは、イスラエル政府からも認定をされたアラブ人ではあり、イスラエル国民として認めている100万人ぐらいのパレスチナ人である。この奇妙さを、私は昔から注目してきた。今のところ、これ以上の知識、情報が私に無いので、正確には分からない。

すでに50万人以上が、イスラエルからの警告に従って、非戦闘員(ノンコンバタント、一般市民 )として、北からこの南側のガザ地区に避難した。さらには、南のシナイ半島のエジプト領土側からもラフィという出口(検問所)から、脱出しているパレスチナ人たちもいる。このパレスチナ問題の複雑さの説明は、一旦、ここで置く。

私、副島隆彦が論究してきた、世界史の中の「ユダヤ人とは、そもそも何者か」ということまで言うと、イスラエル国によって認定されているガザのパレスチナ人というのは、宗教は違うが、どうも、ほとんどがユダヤ人と同じ民族と言ってよいぐらいの人たちだ。

彼らはパレスチナ人なのだが、イスラエル政府に暴力(軍事力)で反抗する人々ではない。平和主義者(パシフィスト)だ。今のイスラエル国民の人口は、970万人である。そのうちのいわゆるユダヤ人は、730万人ぐらいである。残りの人たちはユダヤ人と結婚したアラブ人で、イスラエル国民の認定を受けている。これ以上の問題は、ここでは説明しない。

それでパレスチナ人全体を代表している政府機関は、PLO(ピー・エル・オウ)である。 PLOは、今のヨルダン川西岸地区(トランス・ヨルダン)(上掲の地図を参照せよ)と呼ばれる、イスラエルの古代からの首都とされるエルサレム(Jerusalem)からは東側だ。ヨルダン国からは西岸(せいがん)と呼ばれる西側だ。

ここにパレスチナ人たちの多数がいる。パレスチナ人だが国外に逃げていない人たちだ。イスラエル側が、第3次中東戦争(1968年)でエルサレムだけは奪い取って占領した。だから地図では、エルサレムに向かってイスラエルから棒が突き出たようになっている。

ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人の居住区の、東エルサレムと呼ばれる地区のラマラという町に、パレスチナ政府を名乗るPLO(ピーエルオー、パレスチナ解放機構)の今の代表のアッバス議長がいる。アッバスの声明文を、以下に新聞記事で載せる。アッバスは、ハマスを認めない。「パレスチナ人全体を代表する唯一の政府機関はPLOである」と主張し続けている。そして、この考えを国際社会、すなわち国連の決議がずっと毎回、毎回、採用している。

(転載貼り付け始め)

〇 「パレスチナ議長、イスラム組織ハマスのイスラエル攻撃を非難 」

2023年10/17(火)  CNN

パレスチナ自治政府(PLO)のアッバス議長がハマスによるイスラエル攻撃を非難

(CNN) パレスチナ自治政府のアッバス議長は10月15日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルに対して行った攻撃について、初めて明確かつ厳しく非難し、ハマスの行動は「パレスチナ人を代表するものではない」と述べた。

パレスチナ自治政府の通信社WAFAの報道によれば、アッバス氏は南米ベネズエラのマドゥロ大統領との電話会談の際、「ハマスの政策や行動はパレスチナの人々を代表するものではない。PLOパレスチナ解放機構の政策やプログラム、決定こそが合法的かつ唯一のものとしてパレスチナの人々を代表している」と述べた。

WAFA によれば、アッバス氏は民間人の死傷の停止や人質の解放、暴力の拒否を求めた。 アッバス氏は会談で、イスラエルがガザへの侵攻を停止し、ガザ市民に対して医薬品や水、電気、燃料を供給するための人道回廊を開設して、ガザの民間人を直ちに保護することが早急に必要だと強調した。 アッバス氏は、パレスチナの人々をガザから立ち退かせることは「パレスチナ人にとって2度目の破局だ」と述べた。 ハマスが今月に入りイスラエルに対して破壊的な攻撃を実施し、イスラエルとハマスは戦争状態にある。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。2004年にPLOのヤセル・アラファト議長が死んだ。アラファトは、本当は、英米に殺されたと言われている。 アラファトは、恐れることなく、いつでも殺されるところに居たが、生き延びた。英米が、アラファトを必要としたからだ。

もっと遡(さかのぼ)ると、1967年6月の「第3次中東戦争」(6日戦争)のときに、エジプトのナセル大統領が、イスラエル軍(片目のダヤン将軍、国防相 )の戦闘ヘリ部隊(アメリカが供給した)によって、エジプト軍の2個師団の戦車(400台)が、シナイ半島の国境線で全滅させられた。

ナセル(ナシィール)大統領のエジプトは、軍事的には大(だい)敗北した。だが、このとき、激しくイスラエル軍と戦って登場したパレスチナ人の自衛組織であるPLOとその軍事組織のファタハが頑張った。このPLO(ファタハ)を率いたアラファトを救い出すために、ナセル大統領が、ヨルダン国王のもとに、アラファトを助け出し会談させた。

このことでナセル大統領は殺された。だから、そのあとに、アラブの英雄として登場したのが、PLOのアラファト議長である。あのひげ面と分厚い唇の顔を覚えている人は多いだろう。 このときに、PLOに対抗させるために、英米によってハマスが、1987年に、作られたのである。

こういう大きなイスラエル・パレスチナ問題の大前提がなければいけない。日本人の新聞記者やテレビ解説程度では、表面のことしか分からない。大事なことは、1948年5月14日に、イスラエルが建国された時、初代首相はベングリオンだ。この男がずっと指導者で、それなりに立派な男だ。“ 現代イスラエル建国の父“である。ベングリオンは、イスラエル労働党を率い(今のリクードや宗教右翼の政党たちとはちがう)、 穏健派の軍事組織イルグーン団のトップだった。

イスラエル建国に反発したアラブ諸国とすぐに戦争(これが、第1次中東戦争)になったが、ベングリオンたちが粘って勝利した。イギリス軍の干渉にもベングリオンは勝った。

その時以来、国連決議はずっとイスラエルを批判している。それでも、必ず、「イスラエルと同時にパレスチナ国家の成立を認めて、イスラエルとパレスチナ国家の2国家共存を承認する」という態度である。「国連安保理の決議「第242号」(1967年)が、今も非常に大事とされる。

だから、まともな感覚をした人々は、世界中で、「イスラエルはパレスチナ国家を承認すべきである。そして平和に共存すべきだ」と考えている。私、副島隆彦もこの立場だ。この考え方以外には、中東世界が安定することはない。

今後、何が起きようが、小さな戦争が続こうが、最後は、この「イスラエルとパレスチナの2国家の平和な共存」しか、有り得ない。 だから、私たち日本人も、この主張を、後押しすべきだ。

1995年の11月に、イスラエルで、平和主義者の、イハツク・ラビンが首相になって、パレスチナPLOのアラファト議長と、「2国家共存」を目指して、協議を始めようとして、暗殺された。このラビン首相を熱烈に支持した、そして今も平和を求める、イスラエルの国民の気持ちを、私たち日本人は、大事にしなければいけない。

だから今のイスラエル国民の中にもパレスチナ人の中にも、双方が停戦( cease-fire シーズファイア)して、戦争をやめて、2国家共存で仲良くする、という考えの人々が多数派として存在するのである。私たちは、この勢力を応援しなければいけない。このことの説明が日本国でまったくされない。

だから、前述したこの3月10日の大きな動きである、イランとサウジアラビアの国交回復(仲直り)が、これからも何があろうが、中東アラブ(イスラム教)世界全体で、進んでいくのである。だから、私、副島隆彦があえて言います。

あんまり心配するな。もうアラブ人も、ユダヤ人も、戦争や戦乱を望んでいない。だからあえて、この中東地域(region リージョン)に、歴史的に、戦争を持ち込もうとする英と米が、非難されるべきだ。 英と米の超財界人と軍需産業からなるディープステイト the Deep State の邪悪な連中の動きをこそ、私たちは注視すべきだ。

このことを中国の習近平も、ロシアのプーチンも、そしてアメリカのトランプ大統領の勢力も、よーく 分かっている。私たち日本からも、この大きな動きを支持し、賛同しなければいけない。今、追い詰められているのは、いつも世界中で戦争を起こさせようと、画策する、英米のディープステイトである。もう、世界中でこのことはバレて露見してしまっている。この、今の世界歴史の大きな動きを、私たちは、見誤ってはならない。

他のアラブ諸国の指導者たちもこの大きな動きをよくよく分かっている。だから、ガザ戦争と、まったく同じ時期に、北京で開かれた「一帯一路(いったいいちろ。One Belt, One Road Initiative, OBOR ワン・ベルト・ワン・ロード・イニシアチブ )の国際フォーラム」(10月17日)に、150カ国の政府の代表団(デレゲイツ)が集まった。

ロシアのプーチン大統領も参加した。「各国首脳は、今年の一帯一路に、21人しか集まらなかった。去年は35人だったのに」と、西側(the West =G7 =ディープテイト)は、悪口を言う。だが、150カ国の外交部の代表が集まったのだ。世界は、どんどん中国を中心に動き出している。

ということは、今の国連(The UN ザ・ユーエヌ。正しくは諸国連合。加盟国は198カ国)をいいように動かしている英米の白人指導者たちに対して、一体、どっちが本当の国際機関か、と問えるのかである。世界中の民衆と、大勢は、もう大戦争(ラージ・ウオーlarge war )を望んでいない。 世界から戦争と地域紛争を無くしたい、

だが追い詰められた英米の超財界人たち(ディープステイト)は、これからも、まだ、何をするか、分からない。核戦争の可能性にまで私たちは注意を続けなければいけない。このことは、日本でも行われた、2020年の1月からの、コロナウイルスと、それに続く、危険なワクチンの強制(2021年の3月から始まった。まず医療関係者、それから老人たちに接種した)による、日本国民殺しの動きとも関連する。

それから、大国である、フランスとドイツの動きでである。フランスは、つい最近、200年間に渡って、アフリカの赤道地帯を植民地にしていた。だが、遂(つい)に、この地域(リージョン、region レジオン)から、撤退した。 ニジェールという国にいたフランス大使と、400人のフランス外人部隊 が,10月に、撤退した。これが象徴的だ。

フランスはアフリカ諸国54カ国への関与をあきらめて、投げ捨てて、今後は、自分の利益としての天然資源の利権を求めることを諦めた。マクロン大統領が宣言を出した。

私が、面白かったのは、9月に、実質はフランス国軍の最戦闘部隊である、フランス外人部隊という 民間軍事会社(PMC、傭兵部隊)の司令官が、言ったのだが、「とても俺たちは、ロシアのワグネルとぶつかることはできない。あいつらには勝てない」と言って、逃げ出す決断をしたことだ。

これに続いてこの前から、サヘールSahele と呼ばれるサハラ砂漠の南側一帯から、フランス軍は、撤退した。ニジェールから逃げ出す前に、チャドとマリと ブルキナファソからである。それからガボンからもである。まだ残っているのが、ナイジェリアというサヘール地帯の大国である。このナイジェリアの経済成長がものすごい。

このナイジェリアの北半分の砂漠地帯は、民族解放戦線のような暴れ者の青年たちの組織がある。砂漠の中を武装したジープで駆け回っている。反政府ゲリラのような戦いだ。それに対して政府は、南の海に面した地帯で、長年、白人たちによって占領されている。奴隷貿易がずっと行われた。この海沿いで、ヨーロッパ白人たちが、植民地主義(コロニアリスム)の貿易と、プランテイションの農業経営を行って来た。それから鉱物資源の採掘と持ち出しである。この、南の都市部へも、北の砂漠地帯の反政府ゲリラからの攻撃が加えられる。

私、副島隆彦が、一番不愉快なのは、この海に面した都市部で、真っ黒いデブの黒人(バンツー・ニグロという)が、真っ白いローマン・カソリック教会の司教の白衣の恰好で偉そうにキリスト教の神父として、宗教をアフリカ人たちに押し付けてきたことである。

原住民は、原住民の古くからの土俗的な、民衆信仰である自然崇拝(アニミズム)を行くべきである。キリスト教は、アフリカから排撃されるべきだ。

この地域大国のナイジェリアにある反政府ゲリラ組織の名を「ボコハラム」という。このボコハラムBoko Haram の正確な意味を知っているのは日本人では、私だけであろう。

今、ふっと思いついて、私がウイキペディアを調べたら、次のように書いている。

(ウイキから)  Boko はハウサ語で「西洋式の非イスラム教育」を意味し、Haram とはアラビア語 で「罪」の意味である。つまり Boko Haram とは「西洋の教育は罪」という意味となる[15]。

副島隆彦です。ボコハラムは、こんな、ウィキペディアの 訳(わけ)の分からない説明の意味ではない。 ウィキペディアというのは、まさしく、米CIAが作って運営しているネット組織だ。悪辣(あくらつ)なのだ。このことも、日本の知識層が知らない。 それでいつも洗脳され、騙されている。

ボコハラムは、そんな持って回った、難しい意味ではない。 ボコとは、白人という意味で、ハラムは悪魔である。だから、「ボコ(白人)ハラム(悪魔)」で、「白人は悪魔だ」という意味だ。そういうコトバの政治組織だ。そしてナイジェリアの民衆が尊敬する政治勢力だ。だから、「 ヨーロッパ白人どもを追い出せ」という民族愛国主義の政治闘争だ。

このボコハラムの元気な兄ちゃんたち は、いくら殺されても負けない。次々にナイジェリアの青年たちが、北の砂漠に消えて、ボゴハラムにはいってゆく。

私が知っている、一番感動的な出来事は、2014年4月に、ナイジェリアの都市部の女学校の女子生徒たち270人を、ボコハラムが誘拐した。世界中で、アフリカの凶悪事件扱いされた。ところが、その4年後に、その女子生徒たちのほとんど全員が、解放されて帰ってきた事件だ(2018年の3月)。

この女学校の女たち というのは、現地では、かなり良い家庭の、いいところのお嬢様たちだ。それで、4年後に、娘たちが無事に戻ってきたと言って、家族と皆で喜んで、手と腰を振りながら踊っているニューズ映像を、私は見た。私は、びっくりした。その少女たちの中に、赤ちゃんをうれしそうに抱えている者たちがかなりいた。そして、そのことを、親たちも皆で、喜んでいるようだった。一体、誰の子供なのだ、などとバカなことは、言わない。その赤ちゃんの父親 は、民族の英雄である青年たちなのだ。

その赤ちゃんたちは、ボコハラムの過激派の青年たちが産ませた赤ちゃんたちだ。すなわちボコハラムとは、日本の幕末の尊王攘夷(そんのうじょうい)の、「白人(毛唐 けとう)を見たら、その場で、切り殺せ」という、当時の 切実な思いの、過激派の武士たちと全く、同じなのだ。私は、尊王攘夷を唱えて、いっぱい死んでいった、直情的な正義感の、武士たちのことをずっと調べて、自分の歴史本に書いた。

だから、ナイジェリアの国民である黒人民衆、大衆そして黒人の富裕層までが、ボコハラムが大好きなのだ。そして、ヨーロッパ白人が大きらいなのだ。この考え方が理解できなければ、アフリカ人の本当の気持ちと、根本のところで、通じることはできない。

私、副島隆彦がどれぐらい、奥底からの深い思想を持っているか、が分かるだろう。そして同時に、極めてまっさらさらに単純だ。何の複雑さも無い。まさしく、「白人(毛唐)悪魔」である。

そして、中東のアラブ人たちも、南米の原住民とメスチゾ(白人との混血。南米人の民衆)たちも、それから、アジア諸国の民衆も、今の人間たちも、みんな、「ボコハラム」=「白人悪魔」を、信念にしている。これでいい、と、私、副島隆彦は考えている。

パレスチナ人の問題に戻る。私はすでに『日本人が知らない 真実の世界史』(日本文芸社刊 2018年)という本を書いた。ここで、イスラエル人のテルアビブ大学の歴史学のシュロモー・サンド教授が、ハッキリと、「古代ユダヤ人(初期のユダヤ人)とは、今のパレスチナ人だ」と書いた。

「古代ユダヤ人は、商人として地中海世界に脱出していった者たち(ディアスポラ Diaspora 大離散)以外は、農民になって、現在のパレスチナ人になったのである」という驚くべき学説を発表した(1987年)。シュロモー・サンド教授はイスラエルや欧米世界で、軽く見られているおかしな学者ではない。イスラエル政府も敬意を払っている一流の学者だ(存命)。

だから、ずっとこの地に住み続けているパレスチナ人たちこそが、古代ユダヤ人である。

最初に私が書いたとおり、パレスチナ人とイスラエル・ユダヤ人は、実際に見ていると、ほとんど差がつかない。西暦622年を,「イスラム教でヘジュラHegira元年 」という。予言者ムハンマド(モハメッド)が、この年ヘジラ暦の元年を、イスラム教の始まりと決めた。

この西暦622年前後から、すでに、中東アラブ世界は、巻き起こる熱狂(ねっきょう。エンシュージアズム)の中で、どんどんイスラム教(ムスリム)になっていった。イスラム教は、強烈な、民衆救済思想である。 この熱狂は、西は、モロッコとスペイン(後(ご))ウマイヤ朝、首都アルハンブラ宮殿)にまで到達した。

そして、東側は、何と、ペルシャ高原を経てインドを通り越して、インドネシアにまで到達した。おそらく西暦800年代には、日本にまで到達し、それが日本の平氏(平家)という海洋性商業民で、やがて日本民族に溶け込んだのだろう。

平氏は、沖縄諸島(ルンクーン列島、琉球が正しい呼び名だ)を通り越して、直接、日本の瀬戸内海に到達している。だから、香川県の金毘羅様(こんぴらさま)に鯱(しゃち)を祭神とする神社を作った。インドでは、イスラム教は、ナーランダ学院(ビハール。ここで玄奘三蔵=げんじょうさんぞう=が640年頃に学んだ)という仏教の大研究所を破壊した。

このようにして アラブ人なるものも、イスラム教徒として、その聖典(せいてん、カノンCanon )であるクルアーン(コーラン)とともに成立していった。だから、人種(race レイス)としてのアラブ人やユダヤ人と、宗教としての国民が、食い違いを起こしている。

再び話が逸(そ)れるが、中央アジアの南で、今も紛争を起こしているアルメニアという国がある。このアルメニアと争っている、アゼルバイジャンという国との紛争がある。アルメニア国は、トルコの東側に在って、オスマン帝国から虐殺されたという悲しみと憎しみを今ももっている。

アルメニア人は、白人種の一種だ。例えば、クラシカル音楽の指揮者のカラヤンや、お騒がせ女のキム・カーダシアンが、青を通り越した、緑の目をしたスラっとした美人で有名だがアルメニア人系だ。ユダヤ人よりもユダヤ人らしい種族だと言われている。

一方、アゼルバイジャン人 というのは、中央アジアのコーカサス(カフカス)地域(region リージョン)1国だが、カスピ海沿いで、天然ガスがたくさん出る。ロシアにとっても大事な国だ(独立している)。ここでハッキリ書くが、アゼルバイジャンというイスラム教徒の国は、実は、元元は、アルメニア人なのだ。だから、アルメニア人とアゼルバイジャン人は、同じ種族だ。驚くべきことである宗教が後で違っただけなのだ。

今は、アゼルバイジャンの方が、軍事力が強くて、アルメニアに西側白人たちからの同情の応援が来ないので、苦境に立たされている。だからこの現地に行けば、きっと、アルメニアとアゼルバイジャンは、互いに現地語で言語が通じる。いくら互いに憎しみ合っていても、である。

アルメニア正教(せいきょう)というのは、一番古いキリスト教とも言われて、エルサレムの古い地区の4分の1がこの一番古いキリスト教(2世紀頃に成立)である。

だから、ユダヤ人とパレスチナ人の違いも、これと同じで、現地では、お互い、話し言葉(spoken languageスポークン・ランゲッジ)が通じるだろう。書き言葉(written language リトン・ランゲッジ)は、イスラエル人は、国語としてヘブライ語(Hebrew ヘブリュー)を、小学校以来ずっと習って話す。ちょっと出来がいい子は、すぐに英語もできるようになる。

一方、パレスチナ人は、アラブ人であるから、当然、アラビア語を話す。ところが、実際の現地では、おそらく話し言葉では、互いに通じるようである。2千年間もずっと、そこに居るのだから。この奇妙さを、私は現地で確認するために一度はイスラエルに行かなければならないのだ。

だが、私に助言する人がいて、「副島先生はイスラエルに行かない方がいいですよ、殺されますよ」だそうだ。そんなことはないと思う。私は、団体旅行(グループ・ツアー)に潜り込む形で、イスラエルに行ってみたい。イエスの本当の生地のナザレや、ローマ軍が駐屯していたツポリや、北部のゴラン高原の山並みを自分の目で見たい。だが私は10時間も飛行機に乗るのが、もうイヤになっている。

ガザ地区から出口(門 ゲイト)がたくさんあって、東側のイスラエルの町の工場や農場で、パレスチナ人たちがたくさん働いている。いくら完全に閉鎖したと言っても、今も、そこは人々が、出入りしているはずなのだ。皆、戦争には慣れっこだから。

ここで、政治難民(refugees レフュジー)とは、一体何かと考えると、複雑な話になる。

私は、かつてニューズ映像で見たのだが、ユダヤ人(イスラエル人)の男が、パレスチナ人たちの群れに向かって「お前たちは、もともとエジプト人だ。エジプトから来たのだ。だから、エジプトに帰れ」と喚(わめ)いていた。私は、ものすごく、この瞬間に興味を持った。なぜなら、ユダヤ人そのものが、もともとエジプトから来た人たちであるからである。人(他人)のことなんか、簡単に言えるものか。

以下の知識は、ある程度、頭のいい人間なら知っていなければいけないことだが、紀元前1250年(この数字だけは、覚えなさい。バカども)に、モーセが、「出(しゅつ)エジプト記」(エグゾダス  Exodus)(これだけが、真実は、唯一のユダヤ教の本物の聖典)に書かれているとおりだ。エジプトから1万人ぐらいの移民( 新天地を求めた開拓農民)が、モーセに率いられて、出て行ったのである。

真実は、エジプト国王(ファラオ)のラムセス2世から迫害されて、追尾されたのではなくて、「お前たちは、あっちの、北のカナーンという、肥沃な土地が空いているから、あっちに行け。支度金もあげるから」と、言われて、モーセたちは、植民者(パイオニーア)として、エジプトから平和に出て行ったのだ。

そして途中でモーセが、「自分たちはユダヤ人だ。新しい神であるヤファエ(エホバ)だけを信じる」として、この時、ユダヤ人が誕生したのである。モーセが、十戒(じゅっかい。10コマンドメント)を持って、シナイ山から下りて来た時にだ。たったこれだけのことなのだ。ユダヤ人の誕生、発生というのは。だから、モーセたちは、エジプト人だ。

ユダヤ人もパレスチナ人(アラブ人)も人種(レイス)としては、同じ民族である。西洋では、まさしくセム族(Semites セマイト )とされる。区別なんかない。例えば「反ユダヤ主義」のことをヨーロッパ語では、アンチ・セミティズムanti-Semitismという。アラブ人もまとめてみんなセム族だ。これは学問的にも決まっている。

私、副島隆彦は、オペラの傑作で、グランド・オペラと呼ばれて、「アイーダ」(ベルディ作)と同格とされる、「サムソン と デリダ」を、いつも思い出す。このオペラの大作「サムソンとデリダ」(サン・サーンス作、1870年ぐらい初演 )は、まさしく、ガザ地区(古代のガザの、ペリシテ人の王国)のことを描いた作品だった。

サムソンと言う、古代ユダヤ(ヘブライ)の民の代表の、師士(しし)と呼ばれる指導者が、デリダというペリシテ人(キリスト教では、パリサイびと。Pharisee ファラシー)の王女で、ガザの太守(国王)のアビメレクの娘なのだが、この女の色香(いろか)に惑わされて、ダゴンの神の虜囚(りょしゅう 捕虜)になる。

ダゴン神は、ペリシテ人、これが、どうも、今のパレスチナ人たちなのだ、の神で、悪魔扱いだ。ペリシテ人(パレスチナ人)に支配されているヘブライ(ユダヤ)の民を、サムソンが、最後に、怪力で、ダゴンの神殿ごと破壊してしまう、というオペラだ。 何が何だか、一体、どっちがどっちか、分からない作品だ。 やっぱり、この現地人のペリシテ人(パリサイびと)たちこそは、古代ユダヤ人なのではないか。

私は、もっと自分の考えを書く。今のイスラエル国は、実は、ディープステイトに嫌われている。なぜならば、イスラエル・ユダヤ人は700万人だ。わずか埼玉県と同じぐらいの小国だ。この国家を建設したユダヤ人たちは、ヨーロッパから帰って来た、ヨーロッパ白人の民族主義者たちである。シオニスト(Zionist ザイオニスト。シオンの丘にあるエルサレムへの帰還運動で帰って来た)である。

それに対して今のディープステイトの一角であるユダヤ人たちは、これは国家を持たない世界ユダヤ人の商業金融民族だ。彼らは、もう祖国を持たない。だから、イスラエル・ユダヤ人たちは、民族主義者(ナショナリスト)であるから、我が愛する祖国を持っているから、欧米のワルのユダヤ人たちから、嫌われている。

今のイスラエル国軍の軍事兵士たちは、全員、ファイザー社のコロナワクチンを5回打っているそうだから、やがて半分ぐらいは死ぬのではないか。だから、このように今のイスラエル国内の本当の多数派言論は、「もう戦争なんかしたくない」である。

まさか、そんなのはウソだ。と私、副島隆彦に言いたければ言いなさい。このことは日本国民にも言える。日本国民の圧倒的な多数派は、「戦争などしたくない」そして、副島隆彦がずっと唱えてきた「アジア人どうし戦わず」である。だが、台湾有事(たいわんゆうじ)で、極東でも、英米が戦争を仕掛けて、扇動してくると、自民党の右派や維新の会のように、「中国と戦争もする」となる。その原動力は、統一教会の勢力だ。

だから、日本国内のバカな1割ぐらいの反共右翼(統一教会)が盛んにテレビ、新聞(ここもディープステイトに乗っ取られている)を含めて戦争を煽動している。私たちは、この動きに注意しなければいけない。

以上のとおりイスラエル・ハマス戦争(ガザ戦争)についての私の考えを書いた。以下に、新聞記事の資料を後ろに3つ載せる。

(新聞資料)

〇 「イスラエルを急襲したハマス軍事部隊の黒幕」

2023年10月11日 英FT(フィナンシャル・タイムズ紙)

(副島隆彦注記。イギリスの高級紙の、このFT紙自身が、ディープステイトそのものであり、イギリス国家情報部のMI6(エム・アイ・シックス)の広報紙である )

https://www.nikkei.com/prime/ft/article/DGXZQOCB1041S0Q3A011C2000000?n_cid=NPMFT000P_20231011_a02

「我々に対する継続的な犯罪、国際法や決議に反しての暴力的な占領、米国と西側諸国がこれを支持していることを踏まえ、我々はそのすべてを終わらせ、敵に自らが責めを受けることなく好き勝手を続けることはもはやできないことを理解させる決断を下した」。動画にシルエットだけ映った人物はこう語った。

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが、10月7日にイスラエルを攻撃したわずか数時間後に公開されたこの動画の声の主はハマスの軍事部門の司令官で今回の攻撃を指揮したモハンメド・ディーフ氏とされる。

(中略) ディーフ氏はハマスの爆弾製造者ヤヒヤ・アヤシュ氏に師事していたとされる。「エンジニア」の異名をもつアヤシュ氏は1996年に爆薬を詰め込んだ携帯電話で暗殺された。・・・

〇 「「ハマスを消し去る」イスラエル、近く地上作戦か…多方面から一気に侵攻・短期戦狙う 」

読売新聞 2023年 10/14(土)

【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスによるイスラエルへの越境攻撃から、14日で1週間になる。ハマスの攻撃とイスラエルの報復空爆による双方の死者は2800人を超えた。イスラエルは近く開始するとみられる地上作戦で、ガザからハマスの完全排除を狙っている。

イスラエルとガザ地区の比較


イスラエル南部のガザ境界近くには、戦車や軍用車両が集結し、予備役の兵士が続々と到着している。数キロ先のガザからは時折、爆音が鳴り響き、大きな煙が舞い上がる。連日続くイスラエル空軍の空爆だ。

イスラエル軍が近く始めるとみられる地上侵攻の狙いは、「ハマスを消し去る」(ベニー・ガンツ前国防相)ことだ。

イスラエル軍は、ハマスとの圧倒的な軍事力の差を背景に、戦車などを多方面から一気に侵攻させる狙いだ。短期戦で決着をつける作戦だとみられる。過去最大となる36万人の予備役を招集したイスラエルにとって、長期戦は社会や経済へ重荷になるためだ。

ただ、ハマスも軍事力を強化している。約80キロ離れたエルサレムに届くロケット弾を発射させる技術を持ち、多数の攻撃ドローンも所有する。ガザの地下トンネルには、多数の武器や弾薬が隠されているといわれる。

建物が密集するガザは、ハマスの得意とするゲリラ戦に有利だ。イスラエル軍のアムノン・シェフラー広報官は12日の記者会見で、「イランから資金提供や訓練を受け、能力が上がっている」とハマスの軍事力に警戒感を示した。

イスラエルから連れ去られた150人とされる人質の存在も、イスラエルの作戦を難しくしている。「人間の盾」として利用されるおそれがあり、人質の命を守りながらの地上侵攻は、困難を極める。地上作戦を実施すれば、約222万人が密集して暮らすガザで多数の民間人が犠牲になることも避けられない。

イスラエル軍関係者によると、イスラエルにはガザの街を模した訓練施設があり、民間人の犠牲を最小限に抑える訓練をしているという。

(新聞資料終わり)

副島隆彦拝

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抜粋終わり

他でも「嘘」がバレ始めた。

 より

上記文抜粋
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アポロ11号に関するNASAの記録がすべて消えた

とっくに火星に行っているはずのNASAは”月面着陸の記録の原本を見せろ”という数多くの要求に対して700箱すべてを紛失したと、月に行くためのあらゆる技術を失ったので二度と月に行けなくなったと言い出した。最近はいろんなことがバレて隠し事ができなっくなっているから、NASAも早めに手を打ったのでは?

@Reloaded7701
💫NASAは月面着陸の記録 の原本を見せろという数多くの要求に疲れ果てたのか紛失したと言いだした。700箱すべて。そして🇺🇸米国はまだ月に戻る事ができていない。技術も失ってしまったからだ。📱スマートフォン一台が1969年に開発されたすべてのコンピュータを合わせたよりも高い計算能力を持つ今日、NASAは技術を失ったと言う。
宇宙服の技術も独自の放射線遮蔽から独創的な温度制御まで、あらゆる独創的な解決策も失った。超重量級の打ち上げロケットを失い月面着陸は不可能となった。月面の土、約300kgもすべて失い、今では他国から数グラムのサンプルを取り寄せている。🐸

月の表面温度は20度から30度だろうと思われていたけれど、
インドの探査機によれば、
月の表面温度は60度もある事がわかった。
冷房の効いたスタジオの月では60度あってもへっちゃら。
NASAはなんと言い訳する?

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抜粋終わり

アポロの月着陸。  て嘘だった。

火星に行っているはずのNASAは”月面着陸の記録の原本を見せろ”という数多くの要求に対して700箱すべてを紛失したと、月に行くためのあらゆる技術を失ったので二度と月に行けなくなったと言い出した。

明の劉大夏が、鄭和の航海記録等を廃棄したのと同じ「政治」の匂いがするのは当然。


劉大夏は、「財政や民生のために、大航海のような大きなことをしたら、国家が民衆が、破壊される」って、大航海の記録を破棄したけど・・・。

アポロの月着陸は、最初から嘘だから・・・・

まあ、天皇の時代とは、嘘の時代だから・・・天皇も消え去る。

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みの富む社会になりますように。

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