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仕事が仕事を呼ぶ状態が理想

つまり仕事自体が営業してくれるような状態。

良い仕事をすることが誰にとっても大切ですが、若手のフリーランスの場合はそのきっかけとなる最初の大きな仕事が来るまでが大変だと言えます。

なぜ大きな仕事が必要なのか

仕事に大小はないと思っていますが、あえて大きな仕事と書きました。しかし、作品が大ヒットした時や世界的なデザイン賞を受賞した時に、次の仕事の連絡がよく来るようになったと、よく聞きます。

その製品が大ヒットするため、世界的な賞を受賞するためには、クライアントさんが大きく左右してきます。どのくらいの数を生産するのか、そもそもデザイン賞に応募するのか、企業の規模など。

賞などにも興味がないデザイナーは居るかと思いますが、デザイナーに認知度があるのとないのでは、仕事の量に雲泥の差があります。前に言いましたが、知られていないのは存在していないと同じです。

そのためにまず大きな仕事をして知名度を得るのも、仕事を得るためには必要な行動だと言えます。


なぜ若手に大きな仕事が回ってこないのか

実力主義だと言われているデザイナー業界ですが、基本的にはデザイナー歴を重ねている人が実績も実力もあります。つまりは、ベテランに大きな仕事が回っているので、若手にはなかなか回ってこないという構図です。

実績も実力もない若手に大きな仕事を振るのは、クライアントもためらうかと思います。地道に頑張り、色々な仕事をこなし、実績も残し実力をつけることで、大きな仕事が回ってくるようになります。


まず、代表作を作る

世間に知られるきっかけとなるような作品(製品)を作る必要があります。その作品が大ヒットをするか、世界的に有名な賞を取るなど、出世作を作ることで、業界的にも認知され、仕事が来やすい状態になります。

つまり、実績があるというのは強みになります。実績と経験は、積み重ねることだけでしか作れないので、信用につながります。

この人に任せれば、会社の強みを生かして売れるものを作ってくれる、認知度上げるために賞を取ってくれる、会社を立て直してくれるなど、判断する材料になります。


何を基準にデザイナーに依頼するのか

この基準はクライアントさんごとに、違いがあるかと思います。例えば、デザインスキルが高い、予算に合う、知り合い、話が合う、ベテラン・若手、海外に強い、職人さんとの仕事に慣れている、販路開拓に強いなど。

しかし、一般的な判断基準になるのは、過去の作品と実績だと言えます。その人が今までにどんなものを作ってきたのか、そしてどんな実績を残してきたのかなど。


最後に

今ある仕事を精いっぱい頑張り、実績と実力をつけるのが大事だと思います。いずれその仕事が代表作になるかも知れませんし、有名な企業から仕事の依頼が来るようになるかもしれません。


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