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就職か進学か真剣に考えてみた。

毎日朝から晩まで、時にはデバイスを3つ使ってオリンピックを見ながら、そろそろこれからについて考えなきゃなーと思いつつ、いつの間にか時間が経っていた。今日はなんとなく考える気分になったので、将来について頭の中を整理するためにも書き残していこうと思う。

現状、僕の将来の進路は今二択に絞られていて、就職するか、「大学院」に進むかの二択だ。まずは、僕自身も忘れかけてる就活の軸を整理していきながら、それぞれの道を評価し、まとめていこうと思う。どちらに進むかの決断をするかどうかは書き終わった時の気持ち次第で。

就活の軸

就活の軸には、面接の時にしゃべる自分のモチベーションや理想像を言語化した建前軸と、面接でわざわざ喋らないけど自分の意思決定の中で重要な指針となる本音軸があると僕は思う。まずは、建前軸から整理していく。

僕の建前軸は、「自分の価値提供を通じて、より多くの人を喜ばせることができ、その喜んでいる姿をみる」というものである。これは、僕が働く上で大事にしたい、「①顧客志向」「②成長志向」「③影響範囲」という価値観を言語化したものだ。各価値観をより自分らしく具体化していく。

①顧客志向は、目の前の相手を大切に、目の前の相手の喜びを目指していきたいということだ。僕は性格上、班のメンバーやインターン先での自分の担当のお客さんのために頑張ってる時、一番充実感があるし楽しいと感じる傾向があった。だからこだわりは目の前の相手。
②成長志向は、目の前の相手により喜んでもらいたいから、より自分を高めて、自分の提供価値をより高めたいというこだわり。僕は、自分の提供価値を効率的に高めるためには、専門性をもつということが大事だと考えている。
③影響範囲は、まだ自分が価値提供をしたい範囲は目の前の人でしかなくて、「周りの人が社会をこうしていきたいんだ!」と言ってても、俺は社会をどうこうとかなんも思ってないし、なんも言えんわっていつも思ってるけど、45歳くらいまでにはなんとなくそんなものが見えてたらいいな、そして見えた時にそのくらいに影響を及ぼせる自分でいたいなと思っている。


次に本音軸を整理していく。本音軸は、基本はこのnoteで書いたこと。これを踏まえた上で要素分解すると、「④給料」「⑤居住地域」「⑥企業ブランド」の三つへのこだわりがあると言える。

④給料は、正直子供がやりたいことや挑戦したいことにちゃんとお金を出すことができて、奥さんが仕事をしなければいけないということにならないくらいの稼ぎがあればいいと考えている。別に年収400万円でこれが達成できるなら全然それでもいいと考えているけど、現実的に考えたら、自分だけで1000万円は稼ぎたいかな〜くらいな感じ。
⑤居住地域は、どこに住みたいとかは正直ない。でも子供や奥さんが自分の仕事のせいで、何度も住む場所を変えなきゃいけないということになるのは避けたい。また単身赴任もなんのために働いてるんだろってなりそうだから、ある程度同じ地域で住み続けられそうな仕事に就きたいなという感じ。特に40歳超えたら完全に定住したい。
⑥企業ブランドは、僕の親が安心してくれるくらいの名前がある会社がいいなって感じ。僕も肩書きは持った上で、肩書きに溺れず自己研鑽していきたいタイプなので、肩書きが全くないというのはなし。

ここまでを踏まえた上で、改めて「某大手銀行」か「大学院」かどちらの方が自分の理想の将来に近づけそうかを5段階評価で整理していく。

就職

①顧客志向:5
法人営業など、自分が担当を複数持ち、自分の担当している人たちを喜ばせるために自己研鑽できるし、組織風土としてもここをモチベにしている人は非常に多い印象。
②成長志向:4
自分が耐えられるのかな?と思うくらい成長が求められそう。また、財務に関するスペシャリストになっていく将来も容易に見えるし、より専門性を尖らせていくこともキャリア選択がある程度は可能。
③影響範囲:4
いろんな取引先を持っているため、影響範囲はでかい。まあ自分が会社の中で出世していかないと限度はある。
④給料:5
開示されている情報からすると、自分の欲しいくらいは想定より早い段階でもらえそう。福利厚生もあり、お金は溜まりそうな感じ。
⑤居住地域:2.5
基本的に関西配属になれば、20~30前半の間は関西にいる人が多そうな印象。でも全国どころか海外にも支社はあるため、そういう転勤もあり得る。40歳を超えて以降のことはあまり見えていない。
⑥企業ブランド:5
両親ともに納得で、自分的にも問題なし。

大学院

大学院に自分が進んだ場合、県庁に就職しようと想定しているので、それを踏まえての評価。基本的にはその先の進路は選べるので大学院の評価。
①顧客志向:3.5
大学院では誰かのためにというよりは自分のために。インターンなどをしてそこは満たしていくという選択肢がある。
②成長志向:5以上
自分が専門的に勉強していきたいと考えている、投資特にストックオプションやブラックショールズモデルなどの市場の裏側を専門的に勉強していけそうな点に非常にワクワクする。自由度の高い大学院であるため、興味が変わったら違うことを専門的に勉強していくことも可能。将来的には、専門性が高まり、肩書きとなることから、自分の提供できる価値を高めることができると考える。
③影響範囲:3~
未知数。ただ自分が学問の中で、価値ある研究ができれば大学院在学中でも大きな影響を残せるとは思う。その後の進路によって大きく左右されそう。
④給料:3
大学院にすすみ、企業に進んだ場合、修士卒として給料が上がるため、就職先にもよるが、結果的に生涯年収は大学院に行った方が高い。ただ、自分は県庁就職を想定しているため、その場合は低いが、仕事をクビになるリスクは少なく、安定しているという利点はある。
⑤居住地域:4
県庁に勤めれば県から出ることはあまりない。県内の転勤はあり。
⑥企業ブランド:5
県庁就職ならば両親ともに納得で、自分的にも問題なし。

論点の整理

ここまで整理した上で、自分の中で迷っている点は、②成長志向という点と⑤居住地域という点が強そうだという印象。成長志向については、やはり大学院の方が自由度の高さ、修士卒という専門性の肩書きという点で優位性がある。居住地域については、未だ銀行で大丈夫なのかなという心配が強い。
要は、自分の中で一年間就活をしてきて、今選べる限りなく満点に近い会社を選んだものの、不安な面が飲み込むことができる範囲内にあるのか、という点が自分の中で引っかかっているのだろう。そして、大学院だったらまだ意思決定せずに済む上に、成長志向という点で優位性があるところに惹かれている。しかし、大学院を選択した場合、そのほかの要素がより先の進路になるため明確ではなく、意思決定しづらいという状況。

まとめ

改めて頭の中を整理した上で、まあ就職した時の不安は、20代では大きな問題だと捉えてはいない、転職も可能であろうという点で飲み込める範囲内にはあると思う。また、どうしても修士卒という専門性の肩書きにこだわるのであれば、会社の制度を使って大学院に行くという道もあるなと改めて痛感した。だからきっと就職することになりそうだなーと今は感じつつ、別に今決める必要もまだないので、まだ決めないことにしました。笑
まあとりあえず、レポートを終わらせて、オリンピックを見まくって、大学生最後の夏休みを満喫しよ。

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