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ひらがなの語源を知っていますか?⑧(ら〜ろ)(わ〜ん)

私たちが普段使っている”ひらがな”という文字ですが、どうやってできたのか、その成り立ちについて、皆さんご存知でしょうか??

学校でひらがなの書き方については習いますが、「どうやってできたのか?」なんてことは学校ではまず習いませんし、学校の先生も大半は知らないと思います。

書道の時間が嫌いだ、面白くない・・・

と思っている人も、その字がどうやってできたのか?ということを知れば、ちょびっとばかしは、興味が湧くかもしれません。

50音全てをこの記事に集約すると、文字数が多くなりすぎるので

ひらがなの語源①(あ〜お)
ひらがなの語源②(か〜こ)
ひらがなの語源③(さ〜そ)
ひらがなの語源④(た〜と)
ひらがなの語源⑤(な〜の)
ひらがなの語源⑥(は〜ほ)
ひらがなの語源⑦(ま〜も)(や〜よ)

ひらがなの語源⑧(ら〜ろ)(わ〜ん)

全8回に分けてご紹介していきたいと思います。(編集の都合上、⑧から逆順で投稿していきます。)

書道の時間が嫌いな人、面白くない、と思っている人にぜひ読んでいただきたい内容です。

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良→ら

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利→り

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留→る

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礼→れ

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呂→ろ

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和→わ

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遠→を

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无(「む」と読むみたいです)→ん

確かにそれっぽいな〜〜と思う成り立ちのものもあれば、「え? 無理やりすぎん??」って思うものもあります。個人的には、遠→をは相当無理があるように感じます(笑)

ただ、略して飛躍した表現をすることは現代人でもありませすよね。

文字ではなく言葉になりますが、例えば

「ありがとう」を「あざっす!!」
「こんにちは」を「ちわっす」って言ったり
「お疲れ様です」を「おつ」と言ったり
「とりあえずまあ」を「とりま」と言ったり
「あーなるほどね」を「あーね」と言ったり
「笑」を「w」とか「草」と表現してみたり・・・

多分、”略す”ということは現代人だけでなく、昔の人もやっていたんだと思います。それがたまたま利便性が良かったから広く一般的に普及し、更には文化となり、今もなお残り続けて私たちの生活の中で使われ続けてるんだと思います。

今と昔を対比して文字を見てみると、少しは面白いかもしれません。

次回は、ひらがなの語源⑦(ま〜も)(や〜よ)をご紹介します。

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