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【共創事例】Tailor Works へ相談を投稿することで、繋がりたい人と繋がることができる良さを実感

Tailor Works 上にあるオンラインコミュニティ「OTA デジタル×PiO」のコミュニティオーナーである大田区産業振興協会 堀田 祐一さんと、コミュニティメンバーであるリモートロボティクス株式会社 柳澤 斐子さんにお話を伺いました。
柳澤さんがコミュニティ内で投稿した相談に対し、堀田さんがコメントしたことで新たな協業の可能性が生まれました。相談の投稿内容や Tailor Works への期待感、企業間を繋ぐ時のポイントなど詳しくお話しいただきました。

リモートロボティクス社についてご紹介をお願いします。


柳澤さん(以下敬称略):

私たちは「すべての人々が社会参加できるリモート社会の実現を目指し、新しいワークスタイルを提案する」というパーパスを掲げ活動しています。
私たちを取り巻く社会環境は大きく変化していて、日本において働く主軸となる世代である生産年齢人口は年間63万人減少すると予測されています。一方で、働きたいと思っていても今ある働き方では働くことが難しい方たちも少なくありません。
私たちリモートロボティクスは日本が抱える社会課題の解決に貢献するため、人とロボット、どちらの強みも生かしながら新しいリモートワークを実現することですべての人が社会参加できる世界を目指しています。

柳澤さんが Tailor Works を知ったきっかけは何でしたか?


柳澤:
弊社サービスは開発途中で、検証として活用してくれる製造業のお客様を探していました。私は「製造業の多い町=大田区」というイメージを持っていたため大田区様へお問い合わせしたところ、外郭団体である大田区産業振興協会様をご紹介いただきました。大田区産業振興協会様のホームページを見ると、ビジネスコミュニティ「OTA デジタル×PiO」への入口を見つけ、この時に Tailor Works のことを知りました。

「OTA デジタル×PiO」

OTA デジタル×PiOで相談を投稿してみていかがでしたか?

柳澤:
知り合いのいないコミュニティなので、まずは私のことを知っていただこうと思い自己紹介をするところから始めました。
実際に相談を投稿する際には、コミュニティメンバーの皆さんの投稿を参考にして投稿内容を作成しました。どのような反応をいただけるか不安でしたが、投稿した翌日に堀田さんからコメントをいただき安心しました。

堀田さん(以下敬称略):
コミュニティを運営する立場としては、コミュニティメンバーの方々から情報を発信していただけることは非常に有り難かったです。当時、コミュニティから発信される情報は運営側からの情報が多く、メンバーの方々がどう感じているのか正直分からずにいました。そんな時に柳澤さんに相談を投稿していただけたので嬉しかったですね。今ではメンバーの方々が積極的に意見を出してくださり、コミュニティらしさが少しずつ感じられるようになりました。

相談投稿後、何か変化はありましたか?

柳澤:
まずはコメントしてくださった堀田さんと直接お話しするため羽田イノベーションシティへ伺い、弊社の思いやサービスのご紹介をさせていただきました。その後すぐに、堀田さんに大田区の企業様を繋いでいただきました。実は先日その企業様との打ち合わせを行い、検証に関する具体的なお話をすることができました。

堀田:
柳澤さんの投稿を見た時に、とても新しくて面白い取り組みをされているなと思いました。技術的な価値はもちろん社会的な意義もあると感じたので、この取り組みを大田区の企業に紹介すれば、大田区の企業にとっても将来的に大きなアドバンテージになるかもしれないと考えました。大田区の企業と大田区外の企業との橋渡しができて、Tailor Works 上にオンラインコミュニティを設置していて良かったなと改めて感じました。

Tailor Works への期待感を教えてください。


柳澤:

今回 Tailor Works を活用して良かったことが2つあります。1つ目は、何よりも堀田さんと繋がれたことです!私が営業活動をする中で感じていたことが、ライトパーソン(プロジェクトにふさわしい人)に辿り着くまでとても時間がかかるということでした。ライトパーソンに辿り着くために何度も何人もの人に同じ説明を繰り返すことも多くあるのですが、今回 Tailor Works を活用することで堀田さんという「ザ・ライトパーソン」に1アクションで出会えたので本当に嬉しかったです。堀田さんは本当に懐の深い方で、たくさんご協力いただきました。

2つ目は、Tailor Works 上で将来的にお客様となる可能性のある方々とのタッチポイントが作れるということです。自社サイトで私たちの考えや業界について情報発信しているのですが、なかなか見てもらえないケースが多いんです。しかし Tailor Works には23,000人以上の様々な業界の方が登録されているので、私たちの発信する情報を気軽に見ていただいてタッチポイントが生まれるような場所になると良いなと思っています。
「ライトパーソン探し」と「タッチポイントを作る」という2点において、今後も Tailor Works には期待しています!

堀田さんが企業と企業を繋ぐ時に大切にしているポイントは何ですか?


堀田:
マッチングの精度を上げることは大切にしていますね。そのために、私自身が双方の会社と技術をきちんと理解することが一番大事だと考えています。
特に今回の事例のようにすぐに大田区企業の利益にならなくとも、将来的な利益のための種まきとして取り組めそうな案件に関しては、私がフィルターとなり吟味した上でマッチングを試みています。

最近は、Tailor Works 上で大田区内外問わず様々な企業から加工品制作依頼の投稿が増えてきました。引き続き最適な大田区企業をご紹介していきつつ、今後はユーザー同士でマッチングできるような状態に近づいていくと良いなと思っています。

柳澤さん、堀田さん、ありがとうございました!


共創コミュニティプラットフォーム「 Tailor Works 」について

「Tailor Works」は、多様な人々と共感やビジョンでつながる共創コミュニティプラットフォームです。

事業会社、省庁・自治体、金融機関が運営するコミュニティの運営を支援しており、オープンイノベーションを実現する産業エコシステムの構築や、基礎自治体間の連携ほか公民連携、地域内の多様なステークホルダー同士の交流による新規事業創出、大学発スタートアップ創出といった様々な業界の課題を、コミュニティで生まれたアイデアやソリューションに共感した多様な人々との共創、コラボレーションによって解決するサービスです。
コミュニティオーナーの参画者は年々増えており、産官学民の様々な用途のコミュニティが誕生しています。

Tailor Works 導入実績:
経済産業省 関東経済産業局、日本立地センター、日本生産性本部、静岡県、山梨県、仙台市、堺市、枚方市、東京都、大田区、静岡銀行、広島銀行、きらぼしコンサルティング、北海道銀行、秋田銀行、株式会社マネーフォワード、北海道電力株式会社、NTT東日本-北海道、パーソルホールディングス株式会社、株式会社熊本放送、北九州市立大学 他
Tailor Works プロダクトサイト:

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