意図した情報が入る？「カクテルパーティ効果」とは。

こんにちは！矢上です。

大人数で会話しているとき、騒々しいときに特定の人の声だけ聞こえるときってありませんか？
例えば、グループに気になる人がいるとき。どんなに騒々しくてもその人の声や話したことが印象に残った経験があると思います。

このように人には自分の必要な情報を無意識に取捨選択できる力があります。
これを「カクテルパーティ効果」といいます。

カクテルパーティー効果とは、騒がしい状況や多くの人が雑談をしている中でも、自分に必要な声はしっかりと聞き取れるようになる現象のことです。騒がしいパーティーのような場所でも、自分に必要な声を認識できることから、この名称がつけられました。
引用：https://news.mynavi.jp/article/20210330-1754471/

これと似たような効果で、自分の意識しているものが目に入る、「カラーバス効果」というものもあります。

人は年齢や状況、その時の環境で意識しているものが違います。
新卒1年目で会社に入った時には自分の成績を出すことに精一杯でしたが、役職が上がりメンバーを持つと、そのメンバーが活躍しているかに目が向いたりします。

逆に言うと、目に入るものの違いによって、自分の今意識しているものが分かります。
同じ会議、同じ仕事をしていても入る情報は変わっていき、チャレンジしていれば、常に新鮮に見えてくるはずです。

毎日が同じ仕事の繰り返しで退屈に感じる人は、チャレンジしていないのかもしれません。
やらされている仕事に価値を見出し続けるのには限界があります。

だからこそ、日々自分が何に感動し、何に感情が動き、何に楽しいと感じているかにアンテナを張るのはとても重要なことです。
そこに自分が大切にしているもののヒントが隠されています。

そしてカクテルパーティ効果は普段の会話やビジネスにおいても活用できます。
会話している相手にとっても自分が発する言葉のどこに反応するかは違ってきます。
そこに敏感になり、相手が求めている情報を提供することが重要です。

仕事の話が好きなら仕事の話を。
恋愛の話が好きなら恋愛の話を。
趣味の話が好きなら趣味の話を。

自分が話したいことだけではなく、相手が何が好きで、何に興味を持っているかに自分が興味を持ち、その情報を提供できるようになりましょう。
そうすればより多くの人と強い信頼関係を紡いでいけると思います。

「カクテルパーティ効果」
器の広い人は非常に聞き上手です。
僕自身もより多くのものにアンテナを張り、多くのものを提供できる自分になっていきます！