医学部学士編入試験のための物理 - 京都大学理学部物理系をトップクラスの成績で卒業し、医学部に編入した私が書く大学教養レベルの物理の対策記事
1. はじめに - 医学部学士編入試験のための物理について
このシリーズの記事では、京都大学理学部物理系をトップクラスの成績で卒業し医学部に編入した私が、医学部学士編入のために学ぶべき物理学について、実際の問題を例にとりながら解説していきます。
医学部学士編入のために学ぶべき物理学は以下の2種類に分けられます.
A: 高校レベルの物理
B: 大学教養レベルの物理
今後、 Bの大学教養レベルの物理についての対策記事を何本か書いていきます.
特に、以下のような方々の役に立てればと思い書いております。
・医学部学士編入に向けて大学教養レベルの物理の勉強をしようと考えている
・阪大のような物理が難しい大学で物理で差をつけたい
2. プロフィール
読者の方が私の記事を読んで役に立つかを判断してもらえるように、まず私自身の簡単なプロフィールについて紹介します。
本年度の実績
TOEFL ibt 95 点
東京大学 技術経営戦略学専攻 合格
某旧帝大医学部学士編入試験 筆記試験合格
某近畿圏医学部編入試験 最終合格
医学部については、具体的な学校名を伏せています。
経歴
偏差値67の中高一貫校 → 京都大学理学部物理系です。
学部では2年飛び級で学部上級・院生レベルの授業まで履修しトップレベルの成績を取りました。
他の記事で書いているように医学部編入を本命として目指すかたわら、東大tmiを受験しました。
また、本シリーズの記事については京都大学 物理系の院試でトップクラスの成績を取った友人らとも協力して作成する予定です。
院試9割越(おそらくトップ)
私たちの物理についてのノウハウを活かして、このシリーズの記事をもとに勉強すれば、他の受験者の追随を許さない得点力を手に入れることができるように記事を作成していきます。
3. 大学教養レベルの物理の勉強内容と勉強するメリット
大学教養レベルの物理で勉強すべき内容
学士編入試験においては、以下の範囲が出題されます。1~4の順に勉強するのが良いかと思います。また、熱力学は物理化学と並行して学習するのが効率がいいと思います。
Appendixの解析力学などのテクニックも勉強しておくと楽に解ける問題も多く見受けられるため学習しておくのも良いかもしれません。
下に記事ができ次第リンクを張っていきます。
1. 力学
2. 振動・波動
3. 熱力学
今後投稿予定
4. 電磁気学
5.振動・波動
6.数学
大学教養レベルの物理を勉強するメリット
大学教養レベルの物理をしっかりと勉強するメリットは
・学士編入試験では物理ができない受験者が多いので総得点で大きくアドバンテージを稼げる
・筆記試験合格者の中でも、物理の高得点という差別化項目を1つ持てる
・化学や統計でも、数式を用いた処理が得意になることによる得点力向上が期待できる
4. 大学教養レベルの物理が難しいとされる理由
大学教養レベルの物理が難しいとされる理由は、私は以下のような理由によると考えています。
(a)物理に必要な数学的準備の範囲がわかりずらい
(b)教科書や参考書の解説があっさりとしすぎている、もしくは、無い
(c)教科書で重点を置かれている内容と試験でよく問われる内容に解離がある場合がある
私の記事では上の(a)~(c)の障壁を取り払うため、
・各分野の記事の初めに必要な数学的準備の紹介
・初学者がつまづきがちなポイントの丁寧な解説
・あくまで試験対策を視野に入れたトピック・問題選定
を行います。
5. まとめ
この記事では、これから書く大学教養レベルの物理の対策記事の予告と大学教養レベルの物理を勉強するメリットや難しさについて書きました。
これから頑張って書いていきますので、掲載した際には是非読んでいただけると幸いです。
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