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どう作られているか知ること

最近ドラマ『古畑任三郎』シリーズを観返している。


フジテレビで放送した田村正和さん主演の刑事が毎回個性的な犯人と対決する、というミステリードラマです。



学生時代何度も何度も繰り返し観ていたものだから観なおしていても、記憶がハッキリしているものが多く、懐かしい気持ちと、覚えているにも関わらず感じてしまうドキドキや緊張は、やはりこのドラマの完成度を物語っているように思います。


今観ても、何度観ても楽しめる。
こういう作品はなかなかない。


そしてそういう作品で欠かせないのは、オーディオコメンタリーという製作陣の裏話というコンテンツが収録されていますが、僕はそれも欠かさず聞くようにしています。


映像作品を流しながら語られる話しは、裏話も裏話。

この作品がどうしておもしろいのか、どういう手間を、どういう意図を持って、何に現場が苦労したのか、何に興奮したのかという一挙手一投足が惜しげもなく語られて、僕たちの観ていた作品が多くの人の努力と熱意で形になっていることがわかるからです。


そしてそれはテレビドラマに限った話しではなく、我々の身の回りにある多くのものも、そうやって形になっていたりするかもしれないと想像力を働かせることができます。

そしてもっと言えばあなたが何かを作るときの工夫や努力、熱意の参考に、後押しに、じぶんの作ろうとしているものの熱意を信じられるきっかけになるのでは、と思っている。


じぶんの感動したもの、心が動いたものがどうやって作られたのかを知る。

その手間隙が目に見えない時代だからこそ、そのことを知るって大切なんだろうなぁと思ってしまいます。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
敬意を持って接することができるようになるというのも知識以上に大切なことです。

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