不安定のすゝめ
世界は必ず調和に向かう。
例えば新しい靴を買うと、今まで持っていたものでは違和感を感じるようになり、それにより合うソックスやパンツなどを探してしまう。
新しいお皿を買うと、今まであったその他のお皿との相性や使うカトラリー、はたまた作る、食べる料理まで変化することもあるかもしれない。
小さなガラスの一輪挿しを買うと、自然と花屋さんや道や公園などに咲く花や草木に目がいくようになるし、美しい花の挿しかたをお店などで気付いたり、探すようになるかもしれない。
日々変わらない、微細な変化に気付くために変えない習慣の中に身を置くことは美しい。
だが変えなすぎると、じぶんの見える世界はいつの日か限界を向かえる。
大きく変化させようとするのは、ものすごいストレスだし、おそらく変えられないケースがほとんどだろう。
しかし人は小さく小さくなら変われるものだし、変わってしまうものでもある。
その変化はじぶんの世界に新しい何かを取り入れた時、じぶんなりの調和を整えたときに起こるように思う。
なので生活の中に、じぶんの1日の中に、新しいモノを足して、負担でなければ新しい人でも習い事でも行くお店でも何でもいいが、少しだけ今を不安定にすることで、じぶんが変わる、じぶんがどう調和を取るのか、観察するきっかけになるので、今日は少しだけじぶんの「気になる」を意識して街を歩いてみてはいかがだろう?
きっと見つかると思いますし、思いもしないものの前で、止まるじぶんに出会えるかもよ。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
モノを増やさないコツはモノを買い足さないことだし、人間関係のストレスを減らすコツは人に会わないことだけど、それはそれで少し寂しいものね。
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