ほんとうのことはわからない

人がほんとうのところ、何を考えているのか。

ということは他の人にはわからない。

「つらい」や「苦しい」も、「楽しい」や「うれしい」も、ほんとうのことだよ。ということはもちろんたくさんあるけれど、それのほんとうのところはわからない。

もしかしたら何か「つらい」や「痛い」を抱えているけれど、でもあなたが笑ってくれていると私は「うれしい」ということだって、たくさんあると思うのです。

そのときその人は嬉しそうで幸せそうな人でしょうか？

それともつらそうな人でしょうか？

結論それはわからないのです。
おそらく本人だって今書いたような思いがごちゃ混ぜになっていて、どれもほんとうで、でもどれもほんとうじゃないかもしれない。

だからこそ他の人もよくわからないもので、じゃあどうしたらいいんだ？と言われたら、『どちらも思っとこ』しかないと思うのです。

つまり、言ってることはほんとうだ。

しかしその裏にも別のほんとうがあるかもしれない。

この信じて疑うみたいな姿勢こそが、実は仲良しを続ける秘訣なんじゃないかと思っています。

だってわからない。けどわかりたいのが、人でしょ？

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
放り投げず、握りしめず。みたいな？