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じぶんを正確に見過ぎない

うつは人の視点や感じ方をネガティブにしてしまう。



これはうつの通説だが、この前Twitterで、違う視点で語っているものを見た。



うつは正確にじぶんを見過ぎてしまい、そうであるがゆえに未来の光や自分勝手な希望(つまりポジティブな誤解)が見えなくなる、と。


できなさそうなものはできないと判断してしまうし、むずかしいものはむずかしいと判断してしまうが、可能性は入口の誤解から発生していることも少なくない。



また似たような話だとこういうのも聞いた。




完璧な人事制度が仮に出来たとしたら、それは人を壊す。
と言う。



ユートピアが実はディストピアという形だけど、どういうことか。



人の評価を完璧に行う(と言われている)AIや制度があり、それによってくだされた評価は完璧なものだから、それに反論は許されない。


仮に基準がA>B>Cだとしたら、AはBより優れていて、BはCより優れていることになり、それが絶対であることになるから、Cをもらった場合、受けるダメージは計り知れない。



そういう時、今の人事制度、評価制度なら、評価している人のせいにできる。


「あの人は見る目がない」「あの人は部長のお気に入りだから」



ガス抜きができるのだが、完璧な人事制度にはそれがなく、一分の隙もないが故に苦しくなってしまうという。




どちらも完璧にじぶんを見る、判断してしまうことで、逆に遊びや偶然の可能性を奪ってしまっているパターンだ。



そしてそれが長い目で見ると、その人を苦しめている。



だからこそ正確にじぶんを見過ぎないということを、意識しても良いのじゃないか。


まぁよくわからないから、やってみましょか。


そんな時も時々あると、じぶんも肩の力が抜けそうだ。




今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
ハッキリさせたら始まらなかったことは、おそらくたくさんあるでしょう。



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