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週休5日制という未来

『10年後にあったらいいもの』というお題が中学の卒業文集で出て、僕が書いた答えが今日のタイトルだ。



当時学校では完全週休2日制が導入されるかどうかの境目にあった。


なので5日制とまではいかなくても、もう1日くらい増えて、学校や社会は休みという「何をしてもよい」時間が増える方向に向かっていくだろう。
という展望と期待を込めて、僕はそう書いた。



しかし同級生の答えを見て僕は驚いた。


「マイベイビー」「◯◯君と結婚」「マイホームときれいな奥さんと子どもたち」「メジャーリーグ挑戦」


などといった答えが並び、僕はそのとき初めてじぶんの将来の夢を聞かれていたのか?と驚愕した。


翻ってじぶんは「週休5日制」、、、。

同級生には今もう週休5日制じゃんっと謎のツッコミをされたり、わたしもそれ夢〜などと気を使わせてしまうような回答で、何より当時は怠け者のようで夢もやる気もない答えにじぶんでじぶんの発想が嫌になったものだ。



でも今にして思えば的はずれだということもないと思っている。

5日間学校に朝から夕方まで行き、部活や塾、受験に支配され、育った家や家庭にもある程度縛り付けられる生活で、「何をしてもよい時間」というのは、もしかしたら子どもの方が少ないかもしれない。


大人になればなった分責任は増えるかもしれないが、その責任の重さは逆に自由というものをもたらすものでもある。

それを増やす。
じぶんで選べる時間を増やす。
昔休みだと思っていた時間、すなわち「何をしてもよい時間」を週に5日くらい感じられるようにしたい。

という夢だとしたら、他の具体的な夢も素敵だが、僕の夢も悪くはないのではないだろうか?



週休5日制に感じられるような1週間を過ごしたい。


素敵な夢じゃないですか?



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
過去は変えられないけど、解釈は変えられます。




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