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帰る場所というhome

旅先で帰ることを意識しているのは旅行者。

常に次どこに行くか考えているのが旅人。



その定義でいくとボクは旅行者なのだと強く感じる。


そこに行きたいと思っていたのもほんとう。

今を楽しめていないわけではない。

その場所が心地良くないわけでもない。


でもそれでも脳裏にはどこかで帰ること、homeが浮かぶ。


ボクの移動、旅というものを下支えしているものがhomeで、そこを基準にしている。

旅というものは非日常にみずから飛び出す行為だが、そこで初めてじぶんのこれまでの日常に気づくことができる行為だとも言える。


旅先で思うこと、感じることというのはじぶんの日常に対する意識、そしてこれからの日常をどうしていきたいかの欲望。

それらに気づくことができるものだからこそ、人は旅に出たくなるのかもしれません。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
温泉は、「温泉に入りたい」だけが欲望とは限りません。

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