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山中温泉観光定番コース! ゆげ街道他編

石川県は加賀温泉郷の一つ、山中温泉へ行ってきました(2023/7/17)。
山中温泉は「奥の細道」の途中で立寄った松尾芭蕉ゆかりの温泉地です。
泊まったお宿は「花紫」。午後二時にチェックイン後、夕食までの間
近くの観光スポット巡りをしたので、その体験記を投稿します。



山中温泉マップ

マップの青色線(右端からスタート)が、今回巡ったコースです。
立ち寄ったスポットにはピンクの角丸四角形を付けました。
所要時間は3時間ほどでした。
※マップのダウンロードはここからどうぞ。

「山中温泉マップ」


観光スポット巡り

泊まったお宿は「花紫」。宿の決め手は50種類もの料理からお好みメニューをセレクトして、自分だけのコース料理が楽しめる「アラカルト懐石」。
観光後の夕食が、ものすご~く楽しみ。😊

「花紫」全景

「花紫」から出発し、道沿いを歩いて行くと間もなく「黒谷橋」に到着。
大正時代風の重厚な石橋は昭和にできた橋ですが、以前は木の橋で芭蕉も歌に詠むほどお気に入りだったようです(橋の端に俳句の石碑あり)。

「黒谷橋」

この日は35℃を超える程の炎天下。しばらく歩けど・・・「も~たまらん」
その時、ちょうど目に入った「芭蕉珈琲」の看板。早速中へ飛込みました。

芭蕉珈琲

先ずは、お店のメニューを拝見。
今日のお薦め珈琲/500円も良いけど、やっぱりここは芭蕉ブレンド/450円。一緒に自家製ワッフルのメープル掛け/500円+アイストッピング/100円
を注文しました。ワッフルは一人前でもかなりのボリュームなので、二人でシェアしても良いかも?(※ドリンクとセットで150円引になります)

「芭蕉珈琲の自家製ワッフル」

芭蕉珈琲」で一息ついた後、一路「山中座」へと舵を取りました。

開湯1300年の歴史がある総湯(共同浴場)「菊の湯」(大人460円)が隣接する「山中座」は、伝統芸能山中節や芸妓さんの舞台が鑑賞できる(土日祝日/700円)施設です。「山中座」の中には地元お土産コーナーも充実しており、観光案内所も兼ねています。ちなみに「山中座」に併設しているのは「菊の湯・おんな湯」で、「山中座」真向かいにあるのが「菊の湯・おとこ湯」です。
二つの「菊の湯」の間に無料の「足湯」がありますが、タオルは自前で。
(足湯の温度は・・・それはもう筆舌に尽くし難いほどの熱湯でした😭)

「山中座」
「菊の湯・おとこ湯」
「足湯」


ゆげ街道

山中座」から「ゆげ街道」は目と鼻の先。
ちょっとレトロ風な建屋が並んでいる、ちゃんと舗装された街道です。
こおろぎ橋」方面へ進みます。

「ゆげ街道・入り口付近」

少し進むと街道左側に「カナモリ」さんがあります。
さめてもおいしい肉入コロッケ/120円は注文を受けてから揚げてくれます。20種類もあるソフトクリームは、どれでも220円の超お値打ち価格です。

「カナモリ」

※因みに、その20種類とは・・・
フレンチバニラ、抹茶、バニラ&抹茶、黒ごま、チョコレート、バニラ&チョコレート、クッキーズバニラ、マロン、練乳いちご、巨峰、バニラ&ストロベリー、ブルーベリーヨーグルト風味、白桃、中華杏仁、チョコミント、マンゴー、甘熟メロン、ソーダ、北海道あずき、温州みかん です!😊

更に進むと・・
左側に「あ~ば~ちゃんのオルゴール館」さん。
その名の通り、色々なオルゴールが置いてあります(ジブリ系もあり)。

「あ~ば~ちゃんのオルゴール館」

続いて、「肉のいずみや」さん。
とにかく、ここの手造りコロッケ/130円は絶品です。
(メンチカツ/160円も食べたかったなぁ・・・)

「肉のいずみや」

更に進んで「鶴仙渓眺望広場」に辿り着けば「こおろぎ橋」まで後わずか。「YA ANAKA」の「M」の位置でポーズを決めたら、ハイチーズ。👌

「鶴仙渓眺望広場」

この先、「こおろぎ橋」へは二股に分かれる道を左下方向へ進みます。
その下り坂の途中、右側に「岩不動」のお社があります。そこに流れる清水は「目を良くする」とあり、とりあえず目を洗ってみました。👁️

「岩不動の社」

ついに「蟋蟀橋」に到着。橋の向こう側には「こおろぎ橋」と書いてある
のに、こちらからでは「蟋蟀」の字が難し過ぎて読めません。

「こおろぎ橋・上から見た図」
「こおろぎ橋・下から見上げた図」

ここでアクシデント発生。
こおろぎ橋」を渡り、「鶴仙渓遊歩道」を通って「あやとり橋」へ進もうとしたら・・・なんと!河川増水のため「立入禁止」になってました!😱
・・・確かに川の水も濁っていて、水かさも高いようだけど。

「遊歩道立入禁止」
「河川増水の様子」

止むなく、「こおろぎ橋」より徒歩5分程の所にある「無限庵」で休憩。
無限庵」は大正時代に建てられた加賀藩の武家書院屋敷です。
入館料:大人500円なのですが、最近 屋敷内にカフェがオープンしたとのことで、珈琲/650円を注文すると、その珈琲代に入館料が含まれるとのこと。
(オレンジジュース/600円も入館料込みのお値段です)

お屋敷内の一番奥がカフェエリアで、鶴仙渓谷に向かって全面ガラス張りの空間です。青もみじが窓面いっぱいの景色にウっとり(秋の紅葉シーズンも
きっと素晴らしい眺めでしょう!)😊

「無限庵入口」
「無限庵内カフェからの眺め」

無限庵」を出ると、立入禁止の遊歩道突破は諦め、ひたすら「ゆげ街道」を元来た道へ。「山中座」付近でグぃと右折し(→南下)突き進むと、やっと「あやとり橋」へ到着。古風な「こおろぎ橋」とは対照的で現代的なピンクの鉄筋製の橋です。まさにあやとりで作った橋のような姿にビックリです。
でも橋を渡り切ったところで、やっぱりあった「立入禁止」の掲示板😱

「あやとり橋」
「橋から見た景色」
「橋の終わりは・・・立入禁止」

その後、「山中座」へ引き返すことにしました。

アイスクリーム通り

山中座」がある広場に戻って南方面を眺めると、「アイスクリ~ム通り」の看板が見えます。看板にある矢印の方向400mの区間に、それぞれで考案したアイスクリームを販売するお店群が点在しています。

「アイスクリーム通りの看板を掲げる建物」
「アイスクリーム通りの看板」

ちょいと歩いて、最初に現れるのが「今津米殻店」さん。
手書きの張り紙には「米粉とあずきをジェラートにしました 米粉能登大納言ジェラート/300円」。立て看板には、「アイスこめっ粉大納言/300円」。
(ん、これって別物?・・・いえ、どうも同じものみたいです。)

米津玄師ならぬ「今津米殻店」

ちょいと離れた反対側には「肉の寿々㐂(すずき)」さん。
「外はサクサク 中はひんやり 熱々揚げたてフライドアイス/350円」
(アイスを油で揚げる!?・・・包丁人味平か!)

「肉の寿々㐂」

看板が目立つ赤色は「中華長楽」さん。
お店で提供されているのは、
「ラー油アイスクリーム/330円」と「醤油アイスクリーム/330円」。
(お店が準備中のため試食できず・・・ガクッ)

「中華長楽」

この先の道の角にあるのが「御菓子調進所 山海堂」さん。
葛(くず)を使った和菓子のアイス。甘夏、スイカ、ラムネ3種類が各250円。
(さっぱりとしたアイスバー。アイス三昧のしめのアイスにイーかも?)

「山海堂」

他にもまだ紹介しきれないお店もありましたが、時間はもう五時を回り、後ろ髪を引かれつつ「アイスクリーム通り」から離脱。宿へ向かいました👋


コースを振り返って

今回立ち寄ったスポット:
旅館 ⇒ 黒谷橋 ⇒ 芭蕉珈琲 ⇒ 山中座 ⇒ 足湯 ⇒ ゆげ街道散策 ⇒ こおろぎ橋 ⇒ 無限庵 ⇒ ×鶴仙渓遊歩道(立入禁止)× ⇒ 
あやとりばし ⇒ アイスクリーム通り散策 ⇒
旅館

当初予定では、鶴仙渓遊歩道を通って「あやとり橋」に行く計画でしたが、立入禁止になっていたのが残念でした。またチャンスがあれば、記事を更新したいと思います。 ご閲覧いただき、ありがとうございました。
記事へのご意見・ご感想等ございましたら、よろしくお願いします。


おまけ

半分実話的な余談です。

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