【転職体験談】未経験から6ヶ月で自社開発企業に内定をもらって感じたこと|未経験エンジニアの転職で絶対にやってはいけないこと4選
みなさん、こんにちは! たいじゅと申します。
私は2021年8月にプログラミングスクール『RUNTEQ』に入学し、約4ヶ月間学習しました。
そして2021年12月半ばから転職活動を始め、約1ヶ月半かかりましたが内定をいただくことができました!!
実務未経験でWebエンジニアに転職することは、思っていたよりも難易度が高く、何度も選考に落ちました・・・。
とくに、実務経験が無いためエントリーしても返信が全然もらえないことと、1ヶ月半どこからも内定をいただけなかったことが、非常にしんどかったです・・・。
心が折れて諦めそうになったこともありましたが、転職活動におけるNG項目を発見し対策をしていたことで、心から働きたいと思える企業さんから内定をいただくことができました。
そこでこの記事では、私が発見した
「未経験エンジニアの転職で、絶対にやってはいけないこと4選」
をご紹介いたします。
今回お伝えする内容は、
Webエンジニアを目指して転職活動中の方
プログラミングを学習中の方
Webエンジニアを目指すかどうか迷っている方
こういった方たちが転職活動で失敗しないためにとても重要な内容です。
長文ですが、最後まで記事をお読みいただけると嬉しいです。
■私のプロフィール
転職活動の状況は、職務経歴や学習状況によって大きく異なるので、最初にカンタンなプロフィールを紹介させてください。
それではこの記事の本題である、私が実際に転職活動で感じたことや考えたことを、【やってはいけないこと4選】という形でこれからご紹介いたします。
■やってはいけないこと4選
1.誰にも相談しない
転職活動では、やらなければならないことがたくさんあります。
これらを全て1人でやってしまうと、必ず失敗します。
なぜなら自分が伝えたいことがきちんと企業に伝わっているか、確認できないからです。
たとえば自分のスキルをアピールするために、面接で以下のように伝えたとします。
「これまでたくさんの企業で働き、様々なスキルを身につけてきました」
(伝えたいのは「御社で幅広く活躍できます」ということ)
それに対して、
「幅広く活躍してくれそうだ!」
と伝えたいことがストレートに伝わる場合もあります。
しかしこの言い方だと、
「この人はスキルを身につけたら、すぐ辞めそうだな・・・」
と想定とは異なる受け取り方をされる、伝えたいことが伝わらない場合も考えられます。
これはわかりやすい例ですが、自分が伝えたいことが相手に伝わらないことは、書類や面接など全てのコミュニケーションで起こります。
もし転職エージェントを利用したりスクールに入学していれば、書類の添削や模擬面接をお願いできます。
そのときに、
「こういうことが伝えたかったんですけど、これで伝わりますか?」
と確認することができます。
またエージェントやスクール経由の選考であれば、落選の理由を企業から教えてもらえます。
そのフィードバックによって、
「この伝え方だと、採用する人はそう捉えるんだな」
と気付けます。
そして次の選考からは伝え方を修正していけば、面接を重ねるごとに自分をより上手にアピールできるようになります。
また、人に相談するとモチベーションが維持できるというメリットがあります。
転職活動中は志望度の高い企業からお祈りメッセージが来て落ち込んでしまうなど、モチベーションが下がるときが必ずあります。
そういったときに一人だと、気持ちを立て直すのが大変です。
そうすると転職を諦めてしまったり、実務経験を積まなければ転職できないと考え、突然フリーランスになってWeb制作から始めようとしてしまうかもしれません。
そういったときに、
「落ち込んでいるんです・・・」
「どうしたらいいか、わかりません・・・」
とフランクに悩みを話せる相手がいることはとても大切なことです。
宣伝になりますが、私が通っていたプログラミングスクール『RUNTEQ』では、以下のサポートをすべて行っていただけます。
また就活以外にも以下のようなサポートがあるので、本気でWebエンジニアを目指している人には、とてもオススメのスクールさんです。
『RUNTEQ』に興味をもたれた方は、まずは雰囲気を知るためにYouTubeチャンネルの動画をご覧ください。
私もYouTubeの動画を見て、
「ウソの無い情報を、誠実に伝えてる」
と感じたのがきっかけで、入学を決めました。
また料金が気になったり、Webエンジニア転職に関する質問や悩みがある方は、公式ホームページから無料のキャリア相談会に申し込んでみてください。
スクールとは直接関係ないキャリアの相談まで無料でやっていただけるので、Webエンジニアを目指そうか迷っている人にはかなりオススメです!
2.職務経歴書や、転職サイトのプロフィールが充実していない
実務未経験の場合、エントリーしても書類選考で落ちることがほとんどです。
その原因の大半は、技術力が採用基準を満たしていないからだと思います。
ですがそれ以外にも、理由は考えられます。
もちろん原因になるものは、もっとたくさんあるでしょう。
しかし、ここで考えていただきたいのは、書類が充実していない状況でエントリーをして、選考に落ちたときのことです。
イメージしてみると気付くのですが、職務経歴書やプロフィールに問題があると、技術力が足りなくて落ちたのか、それ以外の理由で落ちたのかがわからないのです。
つまり、書類を充実させておかないと、何が原因で選考に落ちたのかわからず、対策や改善が出来ないということです。
実際、私は職務経歴書とWantedlyのプロフィールをかなり充実させていました。
自分で言うのもなんですが、プロフィールはかなり魅力的に仕上げることができたと思います。
ここでいう魅力的というのは、自分が過去に働いていた職種の求人であれば、絶対に書類選考で落ちないと言い切れるレベルまで仕上げた状態です。
しかし、可能な限り魅力的に仕上げたとしても、カバーできない自分の弱点は出てきてしまうと思います。
私の場合は、
技術力がアピールできない
2年近いブランクがある
の2点です。
しかし逆にいうと、書類選考に落ちる原因を2つにまで絞ることができたのです。
さらに私の場合、【技術力がアピールできない】点についてはそもそも技術力をアピールするつもりがなかったので、技術力が足りずに落ちても仕方ないと諦めることにしていました。
また【2年近いブランクがある】というのは、今からは変えられない過去の事実なので、これも仕方ないと諦められます。
このように、職務経歴書とプロフィールを限界まで魅力的に作り込むことによって、原因が絞り込めます。
さらに原因によっては、エントリーして返信が来なくてもメンタルにはノーダメージという状況を作ることができるのです。
こうなればあとは書類や面接の受け答えを、実際の選考の結果に合わせて改善しつつ、どんどんエントリーしていけばいいのです。
また別のメリットをお伝えすると、Wantedlyのプロフィールを作り込んでおくと、スカウトがたくさん来るようになります。
私の場合は、転職活動期間の90日で231人が私のプロフィールに訪れました。
(そのうち70人くらいは、スクール関連の方や、私がエントリーした企業の人事の方たちです)
そして34社からスカウトが来ました。
(9割は、私は志望していなかったSES事業がメインの企業さんでした)
もちろんスカウトしていただけた企業の方が、自分からエントリーした企業よりも選考が進みやすいです。
しかも未経験の方もスカウトしている企業といっても、知名度が高くないからエンジニアの採用に苦労しているだけで、優れた事業を展開している魅力的な企業のケースもたくさんあります。
ですので職務経歴書とプロフィールは、転職エージェントやスクールの方など人事に詳しい方に必ず添削をしてもらい、作り込むようにするのがオススメです。
実際に私は『RUNTEQ』で、Wantedlyのプロフィールの添削から技術模擬面接まで、お願いできることは全てやっていました。
3.【未経験可】の求人にしか応募しない
実務未経験でWebエンジニア転職をする難しさの一つに、実務未経験の方も募集対象としている企業が、ほとんど無いことがあげられます。
未経験可な求人もあるにはありますが、実際の業務が社内でのITサポートや顧客からの問い合わせ対応、海外とのやりとりの翻訳業務がメインなど、開発業務から遠いことがほとんどです。
つまり、しっかりと開発経験が積めて、実務未経験可の求人は全然無いんです。
ではどうすればいいのかというと、必須条件に【実務経験:1〜3年】と記載がある求人には、応募してしまいまいましょう。
(きちんとプログラミング学習をしてプロフィールを作り込み、この企業で働きたいと思えたら、という前提で)
「必須条件なんだから、応募してもムダじゃないかな?」
そう思われる方も多いと思います。
実際に私も、8割は書類選考で落ちました。
ですが、必須条件を満たしていなくても、以下のような理由で書類選考を通していただけた企業さんがありました。
あなたの経歴と弊社の事業がマッチしていたので
あなたがQiitaに投稿している記事が、よくまとまっていたので
ですので、【実務経験:1〜3年】と記載されている求人に応募をしても、可能性はゼロではありません。
しかも基本的に、エントリーして落ちることに何のデメリットもありません。
であれば、気になった求人にはどんどん応募していきましょう。
しかもたくさんの企業に応募すると、書類選考に通る企業とそうでない企業の違いが見えてきます。
そうすれば、自分が内定をもらえそうな企業の傾向がわかり、今後の企業探しにも活かせます。
そう考えてみると、
「実はメリットしかないのでは?」
と私は思っています。
とくに私は、技術力以外のところで勝負したいと思っていました。
なので必須条件を満たしていないにも関わらず、書類選考を通していただけた企業さんとは、相性が非常に良いことばかりでした。
応募条件に尻込みせず、どんどん応募していきましょう!
4.面接で逆質問を適当に済ます
逆質問をたくさんすることで、企業に意欲をアピールできることは、すでにわかってる方も多いと思います。
ですがそれ以外にも、ミスマッチを防げるという当たり前なメリットも重要です。
私の場合はWantedlyで求人を1度見て、良いなと思った企業はすぐに【話を聞きに行きたい】ボタンを押しました。
そして運良くカジュアル面談まで進めたら、その前に1時間、企業さんのことを調べる時間を取っていました。
これらを調べていた理由は、私の就活の軸と関係があります。
ですので例えば、以下に関連する質問をするようにしていました。
企業のビジョンや事業に関してわからないこと
主体性をもって仕事ができる組織づくりになっているか
企業が解決したいユーザーの課題とサービスの質
開発チームがどのように分業されているのか
エンジニアが事業にどこまで関われるのか
もちろん質問するときはストレートには聞きませんし、ネガティブな聞き方にならないかなど、いろいろ気を付けていました。
このように、自分が企業に求めていること(就活の軸)に関連することを意識的に深堀りすることで、もしご縁があった場合にミスマッチとなる可能性を下げることができます。
さらに意欲もアピールできて一石二鳥なので、カジュアル面談以降の全ての面接でも、必ず1時間は企業を調べる時間を作っていました。
現職がある方は1時間もヒマをつくるのは、とても大変だと思います。
ですが時間が無いからこそ、効率的な進め方が重要ですよね。
逆質問を考える時間を用意することは、自分のことも振り返りながら企業理解が深められる、効率的なオススメの方法です。
■最後にあなたに伝えたいこと
結果的に、私は納得のいく転職ができたのですが、決して順風満帆だったわけではありません。
エントリーを続けても書類選考が通らず、選考に進んでも落とされ続け、メンタル的に非常に苦しい時期も正直ありました。
それでもめげずに、諦めたくなったときは毎回【なぜWebエンジニアに転職したいのか?】を再確認し、ネガティブな気持ちに負けず転職活動を続けました。
諦めずに続けたことで、一緒に働きたいと心から思える企業さんと出会い、内定をいただくことが出来たのです。
もちろん全ての人が理想的な企業から内定をもらうことは難しいですし、それまで転職活動を続けることも現実的に厳しいですよね・・・。
ですがそれでも、限られた時間の中で自分に出来ることを全力でやってみませんか?
「あのときもっと〇〇すれば良かった・・・」
という後悔が無ければ、たとえ理想的な企業から内定がもらえなくても、
「これだけ頑張ったんだから、今の自分にはこの結果が精一杯だってことだな・・・!」
とポジティブに受け入れられると思うんです。
そして結果を受け入れたら、そこからさらに自分の理想に近づくために、また新たな気持で頑張っていきましょう。
私もこれでゴールしたわけではなく、むしろ内定先の業務にキャッチアップするために、これから転職活動よりも頑張らなくてはなりません。
私もまた全力で頑張ってみるので、もしよかったら、あなたも全力で転職活動を頑張ってみませんか?
この記事を読んで、後悔の無い転職活動をできる方が増えたら、とても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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