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【吉川充秀】ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも【読書感想文】

自分が上機嫌でいるためにゴミ拾いをする


イライラする日でも、ゴミ拾いをすると無心になれるし、きれいになった駐車場や公園、道路、そしてゴミ袋に溜まったゴミを見て達成感が得られるし、なんか世のため人のために良いことをした感じがして心がスッキリします。

そして上機嫌でいられることが、幸せな人生を送る上で一番大事なことだということです。

なぜなら自分が上機嫌になれれば、人にも優しく思いやりを持って接することができるしものごとをプラスに捉えることができるようになるからです。

ゴミ拾いを習慣にすることで上機嫌をキープしやすくなる


生きていると思い通りにならないことが多いわけです。

人生は思い通りにならないことばかりです。だから常に上機嫌をキープするということはとっても難しいことなのです。

ではどうすれば上機嫌になるにどうしたらいいのか?

それはシンプルに毎日自分が上機嫌でいられる行動を取ることです。

その方法としてもっとも優れているものがゴミ拾いということです。

ゴミ拾いはどこでも誰でもできるし、成果がわかりやすいし、運動にもなります。

世のためにもなるし、もちろん無料です。

ゴミ拾いをすると運がよくなる


私たちは「よいことをすると自分に返ってくる」という固定観念を持っています。

毎日ゴミ拾いをしていると、「俺は運がいい、だって毎日ゴミ拾いをしてきたじゃないか?」と本気で思い込むことができます。

だから自分は「運がいい」と本気で思い込むと、何が起こっても「私は運がいいからなんとかなる」と思えるし、何事にも粘り強く取り組むことができます。

自分の達成したいことに精一杯うちこみながら、ついでに善行をしておくと結果が出やすいということです。

ゴミ拾いをすると他人の目が気にならなくなる


今はSNSが普及したことで他人の目や評価を気にする人が増えてきています。

ただ、他人の目を過度に気にして行動をしていると、自分が良いと思うことよりも、他人が良いと思うことを優先するようになり

段々と自分が楽しいとか面白いと思ってやっていたことも、他人から批判されたり、評価されなかったりすると面白くなくなっていってしまいます。

結果として自分の機嫌が良い状態をキープすることが難しくなってしまいます。

例えば、YouTuberは特に他人の評価が気になりやすい職業です。

いくら自分が楽しいと思って作った動画でも、批判的なコメントが付いたり再生数が少なかったり、BAD評価が多かったりすると、つまらなく感じたり、やる気を失ってしまう人も多い。

だからYouTuberはメンタルを崩して病んでしまう人がとても多いわけです。

そこでできるだけ他人の目なんて気にせずに自分が楽しいと思えることを忠実に行動に移せるように心のバランスを取るのがいいわけです。

そのためのゴミ拾いです。

そして自分のやりたいことや好きなことを尊重して生きている人は、他人の人生ややりたいことを尊重して生きられるようになる。

なぜなら自分が好き放題やっているからです。

ゴミ拾いをすると、自信がつく


まず、自信というのは3つの要素で構成されています。

  • 自己肯定感

  • 自己効力感

  • 自己有用感

当たり前ですが、「自分が嫌いで、能力もなくて、誰の役にもたてない」と思い込んでいると自信がなくなって真っ直ぐな気持ちで見られなくなります。

ゴミ拾いは、自分がやってきた成果が目に見えてわかりやすいわけです。

きれいになった道路、駐車場、そしてゴミ袋にたまったゴミの量をみれば自分のやったことがすぐにわかります。

そのため「自分はできる」と思え自己効力感もたかまります。

そして世のため人のために貢献することで「自分は誰かの役に立っている」と思える自己有用感が得られます。

ゴミ拾いをすると、人やものを大事にすることができるようになる


ゴミ拾いをしていると、たまにまだ使えそうなものに出会います。

著者はそんなゴミを不憫に感じて、ゴミ拾いで拾ったゴミの中でまあ使えそうなものは日常で使っています。

底辺であるゴミを大切にできたら、その他のヒト、モノ、人間関係を今よりも大切にできるようになります。

ゴミ拾いが趣味になると、どこでも暇を潰せるようになる


ゴミ拾いは誰でもどこでもやれる行為ですし、ちょっとした待ち時間でもできます。

ちょっとしたスキマ時間にゴミ拾いをすることで、上機嫌に過ごせるようになります。

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