【林輝幸】一生役立つ独学戦略~ひとりで成果を出すための全技術!~【読書感想文】
「ひとりで学べる」ことは一生物の武器になる
受験勉強でも、資格取得でも、学び直しでも
ポイントはたったの2つ
「適切な計画」
「継続できる仕組み」
そもそも「独学」とはなにか?
「独学」・・・「師に就かず独力で学問すること」
学校の場合は「学校や塾の先生の教えを受けずに」
社会人の場合は「スクールやセミナーなどに通ったりせず」勉強すること
「独力で」=「自己管理をする」
「独学」とは、「学校や塾の先生を教えを受けずに自己管理をしながら勉強すること」と定義できます。
しかし「自分は、家でも勉強しているのに結果がついてこない」というパターンもある
もう少し多めに勉強してまわりに差をつける!という気概が必要となります。
「十分な量」を「正しいやり方」で勉強する計画を自力で立てる、ことが不可欠となります。
独学を制した者が勉強を制する
自分で計画を立てて適切な量を正しいやり方で「+α」勉強しなければいけない
必要なのは「適切な計画」と「継続する仕組み」
独学が長続きしないのも成果が出にくいのも要するに「計画どおりに進まない」からです。
スタート時点ですでにしくじっている人が多い
具体的に「どう計画を立てればいいのか」を教えてくれる人がいない・・・
イチから自力で計画を考えようとしても、自分にとって
ちょうどいい計画を立てられない、それが独学の悩みどころです。
では、自力で「計画どおりに進むような計画」を立てられたら
もう独学の成功は約束されたも同然なのか?
計画が適切であれば、独学が成功する可能性は一気に高くなります。
ただし「適切な計画と合わせて『継続を可能にする仕組み』も取り入れたら、それこそ万全」といえます。
「モチベーション」を重視しないし頼りにしない
モチベーションが維持できない
モチベーションも、昨日は高かったのに、今日はやる気が出ない、そんなことの繰り返し
「モチベーション」を重視しない
進捗管理の方法が分かりづらい
進捗管理の作業は面倒です。
そもそも、進捗管理そのものが、計画において軽視されがちな気がします。
しかし、実際は、立てた計画に従えるかどうかは「進捗管理の手腕」に委ねられている部分が大きいです。
そしてここでも、重要なのは「仕組み」づくりです。
ひとことでいうと「達成度合いを振り返る仕組み」
これがあれば、モチベーション維持に繋がります。
「適切な計画がないこと」「継続する仕組みがないこと」この2点を絶対に克服してください。
そうすれば、独学はうまくいきます。
自分で考えるクセと力をつける
「わからないことにぶち当たったら、理解でいていたところまで戻って何度でも繰り返し考えることができる」のも独学のめりとt
ふだん師に頼りがちな人ほど、師に就かずに勉強する=自分で考える機会が増えて独学のメリットは大きくなる、と言えます。
お金が節約できる
勉強する主体は自分で会って塾などはそのサポートをしてくれる場にすぎない
塾など、なんとなく通うだけの場所の人は、授業料は無駄な投資になってしまいます。
ここでは塾を例にとってお話してきましたが、資格試験の予備校からセミナー、カルチャースクールにいたるまであらゆる教育機関にいえます。
その点、独学なら必要経費は教材費だけです。
つかう教材が増えれば費用もかさみますが基本的には「勉強するぶんだけお金を払う」システムになり無駄な出費を抑えることができます。
独学のノウハウを身につけることで、このメリットを大いに享受できます。
そして、目標達成に向かってください。
いまの自分の実力を「数値化」する
「自分の今の実力を測る」ことが重要です。
それも、なるべく正確に「数値」で把握することが適切な計画を立てる必須条件です。
このように、独学では「数値化」することが非常に重要になります。
ポイントは主観的ではなくてなるべく客観的に行うことです。
ゴールまでの「道のり」も具体化する
今の実力と目指したい到達点の間の道のりをなるべく具体的に把握します。
具体的な計画を立てる前に、まず現段階での自分の実力がどれほどのものなのかを測定します。
目指したい到達点に足りるほどまでに高めるには、どんなステップを踏んでいけばいいのかを洗い出します。
「目指したい到達点」と「いまの自分の実力」に加えてその間のルートもはっきりと見えます。
長期目標を達成するための「中期目標」「短期目標」が見えてくる
「いつ」「何を」「どれだけやるか」を具体的に日程に落とし込む
「インプット」と「アウトプット」を繰り返す
インプットとは「見たり聞くなどして知識を頭のなかに入れること」
アウトプットとは「インプットした知識を外に取り出すことで、思い出して定着させること」
1日の中でインプットの時間をつくるなら必ず
当日中のどこかにアウトプットの時間を作ります。
次の日にもう一度、チャレンジ!
記憶が定着するまで繰り返す
毎日着実に少しずつ積み重ねることで、いつの間にか豊富な知識が身につきます。
暗記に関しても、結局のところコツコツが一番大事
「文脈込みで覚える」ことが重要
「人に教えると理解度が高くなる」といいますが、これは本当
うまく説明できないというのは、ちゃんと理解していないからです。
つまり、人に教えるというアウトプットによって
わかっているようでわかっていない点が浮かび上がってきます。
そこを復習すれば、ほんとうの意味で知識をモノにできます。
逆に言えば、アウトプットしないままではわかっているようでわかっていない点が放置されて思わぬ失点につながる可能性があります。
インプットをしたら必ずアウトプットすることを習慣してください。
まとめ
独学のノウハウは再現性が高く一度確立することがどんな勉強をする際にもつかうことができます。
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