【中野信子】科学がつきとめた「運のいい人」【読書感想文】
この本は、運という不確定なものを科学的に解説している本です。
運がいい人と運が悪い人との違い
運がいい人には共通した特定の考え方や行動パターンがあります。
運は誰にでも公平に降り注いでいます。
そして、運のいい人は「運がいい」「ついている!」と声に出して言っています。
運は誰にでも公平に降り注いでいます
あなたの日々の振る舞い次第で変わってきます。
運がいい人 = 生き残る人 という意味です。
適者生存と運者生存です。
適者生存 とは、「生存は環境に最も適したものが生き残る」ということです。
運者生存 とは、「運のいい者が生き残る」ということです。
数学のランダムウォークモデルような形で考えればいいわけです。
ランダムウォークモデルというのは、前の結果に影響されずにランダムに決まるもの。ということです。
マイナスなことが連続で起こることもあれば、プラスなことが連続で続くこともあります。
トータルで長期的に見れば、必ずマイナスとプラスがほぼ半分という形になります。
圧倒的な振り分けになることはほとんどありません。
運が悪いと感じる人は、苦手なことがあれば諦めます。
運がいいと感じる人は、苦手なことがあっても諦めない人です。
運のいい人は成功するまで諦めない わけです。
あなたの周りに、運とか不運とかがあり、気がつけるかどうかで人生に差がつきます。
運がいい人というのは、運を多くキャッチできる人、より多くの不運を防げる人、不幸を幸運に変えられる人。ということです。
運のいいひとは「運がいい」「ツイている!」と声に出して言う
なぜ運がいいと声に出すだけで効果があるのか?
聴覚、視覚など、働かせる感覚器官が多ければ多いほど、記憶は強化されて長期に渡って残りやすいわけです。
自分は運がいい、と思える人ほど、日々の出来事がチャンスだと気がつける状態です。
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