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【エリック・ジョーゲンソン】シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント【読書感想文】

この本は「運に頼らずに立地になる方法 」を教えてくれる本です。

当然ですが、お金があればいちち家賃とか教育費とか食費とか些細な事で悩むことは減ります。

そのため、多くの人が少しでもお金を手に入れるために毎日一生懸命働いています。

だが、毎日一生懸命働いているのにもかかわらず、残念ながらほとんどの人は一生お金に悩まされて生きています。

その原因は政府が悪いわけではなく、お金持ちになるための具体的な方法を知らないからです。

お金持ちになりたければ、寝ている間も稼いでくれる資産を持たなければならない


自分が寝ている間もお金を稼ぐ仕事はいくつかあります。

  • ビジネスオーナー

  • 不動産オーナー

  • 本の著者

  • アプリ製作者

  • ブロガー

  • YouTuber

などです。
逆に自分が起きている間にしかお金を稼げないのならお金持ちにはなりません

人が1日に働ける時間なんて限られているからです。
プライベートも息抜きも必要です。

いくら時給が高い医者や弁護士であっても、時間を切り売りしているようでは
経済的自由が得られるほどには稼げない。

しかし、世の中の大体の人の「お金持ちになりたい」と本気で思いながらとっている行動は
必死で勉強して、いい大学に入り、そしていい会社に入ろうとする。

資産を作るのではなく、お金や地位を求めて行動している。
だがそれだとお金持ちには永遠になれないわけです。

お金持ちになりたければ自分の代わりに「ヒト、カネ、コード、メディア」のどれかに働いてもらうしかない


ヒトとは?

これは自分に代わりに他人に働いてもらうということです。
自分の代わりに料理を作ったり、接客したり、人を採用したり、雑務等をしてくれる人を雇うことができれば
自分が休んでいてもお金を稼ぐことができる。

実際に、セブンイレブン、ユニクロ、マクドナルドは人を大量に使うことで、全世界で素晴らしいサービスを展開することができています。

カネとは?

自分の代わりに「カネ」に働いてもらうという方法です。

簡単な話、銀行から3億円をかりてきてマンションを買って誰かに貸すことができれば
自分が休んでいても家賃が入ってくるようになります。

コードとは?

これはプログラミングで自分のアプリやサイトを作ることです。
例えば、App Storeで自分の作ったゲームのアプリを発信してそのアプリをたくさんの人に使ってもらうことができれば
自分が寝ていてもお金を稼ぐことができます。

メディアとは?

これはYouTubeなどの動画や記事、音楽、出版した本、ポッドキャストなどのことです。
動画や記事、本、音声など、発信したコンテンツは、自分が寝ていても人に見てもらうことができます。
そうすれば休んでいてもお金が入ってくるようになるということです。

これらは自分の24時間を超えたサービスを提供できるということです。

お金持ちになる近道は「動画か音声」を発信すること


自分の代わりにヒト、カネ、コードに働かせる方法は難易度が難しいからです。

ブログなんてなかなか見られないし、音楽を作るのも難しい、本を一般人が出すのも大変なことです。
ということで、もっと具体的にいうと

メディアの中でもYouTube、ポッドキャスト、またはインスタグラマーをやるしかないってことになります。

自分がオタクになれるものを動画や音声で発信する


どうやって人から見られる動画や音声を発信するか?を考える必要があります。

この本の中では人から見られるために大事なものは「特殊知識 」と呼ばれています。
これは訓練では身につけられないような専門性や創造性の高いもののことをいいます。

簡単にいうと普通の人は知らないような深い知識をもっているということです。
深い知識を手に入れるには、自分が好きなことや、純粋な好奇心でやっていることを追い求めることです。

学校では学べないけど「深い知識」を発信することが大事なことです。

なにか自分にオタクになれるはずのものがあるはずです。
ちょっとやって飽きるものではなく、ずっとやり続けてハマれるものを発信し続けれる必要があります。

またこの本では「特殊知識を身につけるプロセスは、君には遊びのように思えるが、傍目には仕事をしているように見える」と書かれています。

つまりお金を儲けるためにやるという動機よりも、儲からなくても好きだからやっていられることを発信するべきです。

たとえ、儲かるからという理由で続けられたとしても、好きじゃないから少しの誹謗中傷でやめてしまうし、好きじゃないから努力も工夫もできない。
もちろん突き詰めることもできない。

自分が本当に好きなことであれば「こんなものがあればいいのにな」という想像もできるはずです。

自分が好きなことをどういうふうにアウトプットすればお客さんが喜ぶのかを知る


世間のニーズを知るということです。

そのためには最先端のトレンドや伸びているYouTubeなどをチェックしてみるといいわけです。

それを見て真似をするというより、どういうものが見られているのかニーズを知るということが大事です。

自分らしさで他との差をつけてアウトプットする


たとえば、「声、ビジュアル、プレイ内容、トーク力、わかりやすい説明、面白く話す、知識、ユーモア」などになります。

これ以上にもたくさんありますが、とにかく何か1つ個性がないとなかなか伸びません。

個性がないということは、他と同じものを提供しているということになります。

当然伸びづらいし、伸びたとしても競争になってしまいます。
だから、誰にも真似できない自分の個性を発揮できれば、そういった競争から抜け出すことができます。

時間をかけて発信内容を微調整し続ける


今まで説明した内容をやっても、すぐには結果が出ないからです。

ほとんどのヒトは、自分で思っているような期間内に成功するとはきっとできないわけです。

ここで大事なのは辛抱強く続けながら、微調整し続けることです。

だが、一昔前は経営者か不動産オーナーになるくらいしか経済的な自由を得られなかったから
これでもかなりイージーなゲームになりつつあります。

努力量よりも方向性が大事


なぜなら方向性が間違っているとどれだけ努力してもリッチになることはできない。

ほとんどの人は、何も考えずにただ漠然と努力をし続けています。

勉強、仕事、資格、残業をして月の給料をあげようとしている。
別にそれが好きならいいんですが、もしお金持ちになりたいというのなら方向性が間違っています。

方向性というのは

  • 何をするのか?

  • 誰とするのか?

  • いつするのか?

を理解することです。

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