【トム・ラス】人生はあなただけのものじゃない【読書感想文】
この本は、他人に貢献する大切さをあらためて教えてくれる本です。
自分が消えたとしても他人のためにしたことは消えることはない
おじいちゃん、おばあちゃんにしてもらったこと、母親に愛してもらった経験。
こういった他人にしてもらったことは、たとえその人が亡くなったとしても私たちの心に残り続けます。
私たちはいつか確実に死ぬが、その人が他人に貢献したことだけは残り続けます。
自分がコントロールできることに集中する
自分次第でコントロールできるものに目を向けて、自分次第でコントロールできないものを軽くみること
残念ながら人生には、失敗や事故、病気、老化、死など自分ではどうしようもない悲劇がつきものです。
こういうことで、塞ぎ込んだり、悩んだり、怯えていたら他人に貢献することはできないわけです。
だから、今自分のやれることに集中することです。
身近な人を大切にする
人間関係の貢献
これは、シンプルに身の回りの人間関係のひとつひとつを大切にすることです。
やることはシンプルです、今日あった人たちに笑顔で親切に対応することです。
きちんとした対応で、人とのつながりが生まれます。態度の悪い人を友達などに紹介などはしません。
物事をポジティブに受け止める
コップの中に半分の水が入っているときに「もう半分しかない」と思うか「まだ半分もある」と思うかは私達次第です。
いろいろな出来事も、ポジティブに受け止めて、身の回りの人に対して親切に対応するほうがいいわけです。
その方が仲間も増えていくし、縁が回ってきます。
スマホを置いて、相手の話に耳を傾ける
相手に興味を持って質問をして、相手の話を聞く、そんななんてこともないことに人が仲間に、恋人に、家族や同僚にもっとも強く求めていることだからです。
ただ、真摯に相手の話に耳を傾けるだけで相手は救われるものなんです。
自分のやりたいことよりも自分は何を持って世界に貢献できるのかを考える
仕事への貢献
「自分がやりたいことよりも自分が他人にもっとも貢献できる仕事をやりなさい」ということです。
人は誰かに必要とされたいものです。
自分の才能を見極めて、それを活かすこと
当たり前ですが、自分の才能がないことをやってしまうと、なかなか他人に貢献することができなくなってしまいます。
今一度、本当に自分に向いていることがなになのか?を考えるべきです。
自分の才能を活かして他人に最大限の貢献をすること。それが回り回って自分の幸せにつながってきます。
時間は限られているので貢献できるチャンスがあったらもぎ取れ
他人に貢献できるチャンスや時間というのはとても短いです。
まだ時間があると思っていても、日々はあっという間に過ぎていく。
だからまだエネルギーや時間があるうちに、他人に貢献する幸せを噛み締めておきましょう。
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