見出し画像

【御川安仁】体が勝手に元気になる だる消しスープ【読書感想文】

この本は、だるさを解消してくれる魔法のスープを紹介してくれる本です。

だるさの原因はコルチゾールかも

人が疲れてだるさを感じているときは、コルチゾールというホルモンの分泌が乱れている可能性があります。

これは体の中の副腎皮質というところから分泌されるホルモンです。
ストレスから守ってくれる働きががあるほかに、免疫や代謝なんかもサポートしてくれます。

このコルチゾールは心や身体にストレスを受けると大量に分泌されます。

一時的な増加ならいいのですが、長期間ストレスにされされ続けると次第に分泌が乱れてしまいます。

結果として自律神経が乱れてきて「だるさ」につながってしまいます。

コルチゾール分泌が乱れると・・・

  • 慢性的な疲労

  • 感情の起伏が激しくなる

  • 朝起きられない

  • 記憶力の低下

そこでカギを握るのが「ミトコンドリア」になります。

ミトコンドリアは、体の細胞の中にある器官になります。
機能としては、コルチゾールの分泌や血糖値のコントロールをしています。

ミトコンドリアはエネルギー発電所

ミトコンドリアにはさまざまな異能がありますが、一番重要なのはATP を作り出していることです。

ATPとは、アデノシン三リン酸という化合物で、人間が身体を動かすためのエネルギー源になっています。

ミトコンドリアは呼吸から取り入れる酸素などを使って、食事から取った栄養素がATPを作り出しています。

ミトコンドリアで作られるATPは先ほど話したコルチゾールの生成にも深く関わっています。

ATPは食事で取った栄養素をコレステロールに変換する際にも使われています。
そうやってできたコレステロールがミトコンドリアでコルチゾールに変えられます。

だからコレステロールが少なすぎると、身体がだるくなったりうつの原因にもなってしまいます。

ミトコンドリアを目覚めさせろ

ミトコンドリアを増やすために、まずやっておきたいのは筋肉をつけること です。

ミトコンドリアは体の細胞の中にありますが、なかでも筋肉や神経細胞に数多く存在します。
だから筋肉量が増加すればミトコンドリアも増えます。

なので、ウォーキングとかジョギングとかがおすすめになります。

ミトコンドリアは瞬発系の筋肉よりも、持久力系のいわゆる「赤い筋肉」にたくさん含まれています。
だからミトコンドリアなどを考えるのならウォーキングなどで赤い筋肉を鍛えたほうがいいわけです。

だる消しスープで"ミト活"

使う食材はスーパーでかんたんに買えるものばかりです。
必要なのはサバ缶 蒸し大豆 みそ 大根 しょうゆ まいたけ のたった7点です。

だる消しスープのよいところは、ミトコンドリアを活性化させる「コエンザイムQ10」が豊富なところです。

だる消しスープは10分で作れる

用意するのは

  • サバ缶:1缶

  • 大根:300g

  • まいたけ:1パック

  • 蒸し大豆:100g

  • みそ:50g

  • しょうゆ:30g

  • 酢:小さじ2杯

料理工程は、
まずは大根をおろし器ですりおろします。

次にまいたけをみじん切りにして、600wの電子レンジで2分ほど加熱

3つ目は蒸し大豆を保存袋に入れて、手のひらですりつぶします。
つぶし終わったら、大根おろし、まいたけ、サバ缶、みそ、しょうゆ、酢を加えてよく揉み込みます。

保存袋を平らにして冷蔵庫に入れておけば完成です。

飲みたいときには80gずつぐらいに割って、100mlのお湯で戻します。

もっと読みたい人は

#御川安仁
#まとめ
#推薦図書
#読書感想文
#元気になる

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?