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【福沢諭吉著】学問のすゝめ【読んだまとめ】
なんで僕たちは勉強しなきゃいけないんでしょうか?
学校の先生に教えてもらっても納得する答えが得られないとおもいます。
なので、学問のすゝめを読んでまとめてみました。
騙されないため
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勉強していない人はなんでもかんでも信じてしまいます。
だから、世の中に出るとすぐに「わな」にかかって悪い奴らに搾取されてしまいます。
たとえば
詐欺にあったり
リボ払いしたり
生命保険に入ったり
宝くじを買ったり
勉強していない人はその商品を売っている人が何を考えているのかまでは考えていないのです。
でも、勉強すれば疑問が生まれるでしょう。
なんで無料でもらえるのか?なんで、簡単に金を貸してくれるんだろう?とかです。
1つ1つを見ていくと裏側に商売が絡んでいる事が多いです。
にも関わらず、人は信じてしまい、結果的にお金と健康を失ってしまいます。
福沢諭吉先生は「学問とはつまるところ判断力を養うことである」とおっしゃっています。
信用されるため
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学ばなければ人望が身につかない
人望とは、多くの人が寄せる「尊敬・信頼・期待」のことになります。
簡単にいうと、ついていきたくなる人ってことになります。
ついていきたいと思う人は「頭のいい人」でしょう。
「東大卒やハーバード卒」の文字をの学歴を見るだけで本は売れます。
それはなぜか?この人から学ぶことがあると感じるからです。
だからこの世の中には経歴詐称をする人たちが出てきます。
福沢諭吉先生は「人望を手に入れるためには、知性と心の素直さが必要である」とおっしゃっています。
自分よりバカなリーダーについていく人はいないし、弁護士も税理士も医者も全員頭が良さそうに見せないと商売が成り立たないです。
つまり、たくさんの人が寄ってくるというのは、100%知性がある人ということになります。
選択肢が増えるため
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学ぶのは選択肢を広げるため
世の中には勉強しなければなることのできない仕事がたくさんあります。
稼げる仕事につくためにはある程度の学力が必要になることが多いです。
勉強した人は多くの手札の中から1番満足できる1枚を選ぶことができます。
22歳から65歳まで43年間働いたとしたら、一生で働く時間は82,560時間にもなります。
つまり、職業の選択肢が少ないというのは人生の選択肢が少ないのと同じことになります。
社会に出たらなにをするにもまず、学力でふるいにかけられる、たかが勉強をめんどくさいと思って頑張れない人は何も頑張れないと思われるのが社会です。
学生というのは自分がどんな仕事に就きたいのか勉強を通して考える期間です。
実際20歳を超えてからなりたい職業が決まったときに学力が足りないせいでなれないというのが一番つらいんです。
大人ってだいたい「もっと勉強しておけばよかった」と言うものです。
お金持ちになり、地位が高くなる
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勉強しないと地位が低くなって、貧乏になる
福沢諭吉先生は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」とおっしゃいました。
人は生まれによる身分の上下はなく平等であるという意味です。
だが、ほんとうの意味は違う。人間は生まれたときは平等、ただ、年月を経ていろいろな人たちが出てきます。その差は一体何でしょうか?
この意味は「学ぶか学ばないか」ただそれだけです。
人間に生まれたからには積極的に学びましょう。という意味になります。
この世の中には「難しい仕事」と「簡単な仕事」があります。
頭を使う仕事は難しい仕事で「地位の高い人」
頭を使わなくてもできる仕事は「地位の低い人」
と福沢諭吉ははっきりいっている。
覚えておいてほしい「地位が低くて貧乏なのは学ばなかったから」だと
学ぶとはなにか?
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数学とか理科とか社会とかの勉強も重要です。
だが、難しい文章を読み難しい数学の問題を解き、理科の専門用語を覚えているのは
金づちやノコギリといった道具の名前を知っているだけで家の建て方を知らない大工と同じことになります。
問題なのは、学んだことをどう現実社会に活かすか?です。
そう考えると実生活も学問だし経済も世の中の流れを察知するのも勉強になります。
福沢諭吉先生は「実用性の学問はとりあえず後回ししていい、それよりも一生懸命やるべきなのは普段の生活に役立つ実学である」とおっしゃっています。
さまざまな学問を通していろんな事実を抑えた上で物事の性質を客観的に見定める必要性があります。
この知識をどう活かせるか?を学ぶことです。
ゲームが好きなら、それをどう活かす?どう役に立てる?そのことを学んでほしいです。
その材料としていろんな学問があるに過ぎないということです。
まとめ
勉強すると騙されない
勉強すると人望が集まる
勉強すると選択肢が増える
勉強するとお金持ちになり、地位が高くなる
もっと福沢諭吉の「学問のすゝめ」を学びたい人はこの本がおすすめです!
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