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【堀田秀吾 著】絶対忘れない勉強法【読書まとめ】

この本は「覚えたら忘れなくなる勉強法」です。

勉強を始める前に10分歩く

勉強をする前に10分ほど軽い運動や散歩をすることで記憶効率が25%アップするという研究結果があります。

散歩など軽い運動は、集中力や記憶力を高める効果があります。

ポイントは脳血流です。

散歩によって脳の血流が良くなり十分に血液が行きわたることで脳が活性化します。

脳は酸素と糖分を栄養として動いていて酸素は血液に乗って脳に運ばれています。

体の血液を巡らせると、脳にどんどん血液が送られてエンジンがかかり、勉強の効率がアップするということです。

風呂の中で暗記する

脳から出るシータ波が海馬などの記憶を司る部分に伝わることで記憶力が上がります

シータ波は勉強などの作業に集中しているときなどに発生するが、入浴中やソファでリラックスしているときにも発生しやすいわけです。

覚えなきゃいけないときになかなか覚えられないときに、勉強場所を机からお風呂に変えると頭に入りやすくなります。

脳に重要な情報だと認識させる

短期記憶 脳の海馬で一時的に記憶されること
長期記憶 短期記憶の上方が大脳新皮質に送られることで長期記憶になります。

短期記憶の時点で海馬が上方の重要さを判断して、重要な情報だけが大脳新皮質に送られ長期記憶になります。
海馬が重要じゃないと判断したものは、大切な勉強の内容であっても長期記憶にならないまま忘れてしまいます。

だからこそ、通常の学習で重要になるのが「復習 」になります。
記憶というのは筋トレに似ています。

「ここは大切」と意識しながら繰り返し勉強することで忘れにくくなります。

忘れたくない内容は音読する

音読には脳へのインプット効果を高める効果があります。

英単語などの暗記モノに関しては、音読による効率の良い短期記憶をひたすら繰り返すのが効果的です。

音読は声を出し、その自分の声が耳から入ることで黙読するより脳に刺激が入ります。

やり始めればやる気は出る

やる気を出すには「実際にやるしかない

やる気スイッチと言われる脳の側坐核は、スイッチを入れるためには「その行動をやりはじめる」ことしかないのです。
側坐核は体から送られてくる刺激を受けて作動するすので、先に体を動かす必要があります。

結局、やる気が起きないのは始めないからです。

イヤイヤでも始めてしまえば、「やる気」は後からついてきます。

眠気撃退には有酸素運動が有効

眠気がおきてきたら「踏み台昇降運動」をすることです。

コーヒーを飲むよりも10分間の階段の昇降をしたほうが眠気覚ましに効果がありモチベーションも高まると報告されています。

軽度~高程度の運動を2分間すれば

  • 学習

  • 記憶

  • 問題解決能力

  • 集中力

  • 言葉の滑らかさ

が向上し、最大2時間も効果が続くことが判明しました。

勉強前に眼球を左右に動かす

たった30秒で記憶力が上がる方法があります。

それは「眼球左右サッカード 」になります。

サッカードというのは急速に眼球を動かす運動のことです。

これをやることにより、左脳と右脳を刺激する効果があると考えられています。

左右に動かすことにより、記憶などをつかさどる脳の部位が刺激され、記憶力がアップします。

シメの筋トレで記憶の定着度が高まる

記憶した後に無酸素運動の筋トレを行うと記憶力が10%向上したテスト結果が出ています。

勉強が終わった後にはスクワットや腹筋など簡単にできる筋トレをして夜はよく眠るというのが理想の勉強方法です。

注意点としては。翌日に疲労が残るくらいまで頑張って運動をしないことです。


絶対忘れない勉強法をもっと学びたい人は!



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