あすけんで気づく勘違いだらけのダイエット
ついにこの日が来たということは、私のレベルが着々とアップしている証拠だ。
この時はまだそのレベルになっていなかったが、とうとう『あすけん』をインストールしたのだ。
1ヶ月半前の私は、二の足を踏んでインストールできなかった『あすけん』をついに使う時がきた。
+ あすけんとは
【ダイエットしたい・健康になりたいという方のための食生活記録・改善アプリ】のこと。
様々な情報を調べれば調べるほど、結局食事にいきつく。
運動は習慣化し、身体の変化も感じられているが、食事制限は「自分ではしているつもりでも出来ていない」ことが多々ありそうだ。
この計画を始めるにあたっても活動記録シートでレコーディング(記録)することで成功した実績がある。
食べたものも記録していこう。
いいアプリあるし、活用しよう。
痩せないし。
+ まずはコース設定
ダイエット基本コース
→ バランスよく食べて痩せたい人向け
ゆる糖質制限ダイエットコース
→ 毎食の糖質量を把握したい人に
など、複数のコースが選択できる。
もちろん基本コースを選択。
現在の体重を入力し、目標の体重52kgを入力すると、月に0.8kg減量して 2025年2月22日までに達成ペース と出た。
8ヶ月で7kgというと無理のないペースに感じられるが、いかんせん4ヶ月で1kgも痩せていない身としては多少の不安も覚えずにはいられない。
健康診断が4ヶ月後なので、ちょうど半分。その頃にはせめて55kgぐらいにはなっていたい。
+ 摂取カロリーと消費カロリーの目標
摂取カロリー
1日ごと、1食ごとの目安カロリーも算出される。
1日あたり1683kcal
朝…421kcal
昼…673kcal
夜…589kcal
理想ではあるが、現実的にはどうしても夜が1番多くなるので、とりあえずは1日トータルの数字だけ見ていこう。
消費カロリー
260kcal
これは7923歩歩けば達成できる数字らしい。GoogleFitと連携すると自動入力してくれるので早速連携。
前から使っている歩数アプリでは、通勤だけでこれぐらいは歩いてるので、出勤日は達成はできそう。問題は在宅日かな。
+ まずはテスト運用
市販品はバーコードを読み取るだけなのでとても簡単。チェーン店のメニューも検索ですぐ出てくる。手料理は細かく材料や分量などを入力しないと正確な数字にならないので、ちょっと面倒。
初日は63点。
ええやん。
初めてにしては高得点じゃない?
まずは現状を把握するためにも、あまり意識しすぎずに食べたものを入力していこう。
+ 摂取栄養素の傾向
想像通りではあるが、やはり脂質と塩分が鍵となりそうだ。この2項目がすぐにオーバーしてしまう。
そして食物繊維とカルシウムが不足しがち。
朝昼でカルシウムが不足してたからコンビ二で牛乳を買って飲んでみたら、今度は他の栄養素やカロリーがオーバー。
1日分のビタミンとれるシリーズは、良かれと思って飲んでも、本当に1食でとれるので、残りの2食でオーバー。
お前…もしかして無理ゲーか?無理ゲーなのか?
+ 目からウロコの発見
カロリー過多になりやすく、1日の食事量の最終調整ともなる夕食。
食べる前に一通りバーコードを読み込むか、検索で調べて入力する。
あ~、カロリーオーバーか。
あ~、炭水化物多いな。
ある時ふときづく。
「まだ食べてないんだから、オーバーしたものは食べなきゃいいのでは?」
給食を残すと居残りで食べさせられていた昭和の人間なので、食べ物を残すとバチが当たる。作ってくれた人や農家さんに悪いという教育をされてきた。
一方、母の器をみると、めっちゃ残している。
「明日食べるからいいよ」と言っている。
そうか、食事もキャリーオーバーしていいのか。
なぜお腹いっぱいなのに無理して全部食べようとしていたのか。
「無理して食べなくてもいい」は、シンプルだが目からウロコだった。
ごはんを半分残したり、寿司の半分は刺身だけ食べたり、どんどんカロリーの調整がうまくなっていった。
逆に大皿に盛られた料理では、
今までは自分の好きなものだけたくさん食べていたが、野菜や海藻を積極的に食べるようにした。
+ 食べたいけど食べられないもの
一方身体に悪いとわかっているが、日頃食べたくなるものも、食べるとどのようにグラフが動くのか確認すべく、あえて食べてみた。
どん兵衛 重ねわさびが香る鶏塩うどん
カップ麺はどうしても食べたい新製品が出たときだけ可という自分ルールにしていて、この4ヶ月で2回目のルール適用だ。
怖いので、朝昼兼用にして1食抜いてみる。(昼前に起きただけだけど)
1食で飽和脂肪酸と塩分のグラフが一気にぎゅーーーん。
こういうことか、、、、目に見えるとやはりわかりやすし、抑止欲にもなる。そして添加物も多さも気になる。
美味しかったけど、あんまり美味しく感じられなくなってきた。
このままあんまり食べたくならない方にもっていきたい。
マイナストリガー作戦は食事制限でも活用できそうだ。
他にもちょっとしたグミのおやつとか、映画館に行ったときにコーラとか、その度にグラフを確認してみては、
「やっぱり食べなきゃ良かった、、、」という気持ちになる。
レコーディングダイエット向いてるかも。
+ 勘違いだらけのダイエット
筋トレをしているとよく出てくるのが「とにかくタンパク質をとれ」
きんに君は毎日ゆでたまごを5個食べていると聞き真似してみたりもした。
卵料理がとにかく大好きで、卵焼き、目玉焼き、ゆでたまご、煮卵なんかを毎日何個も食べていた。
ゆでたまご(半熟)が1番カロリー的にもタンパク質の吸収にも良いというので、
卵焼きと目玉焼きをやめ、ゆでたまご一択にした。
コレステロールが高い人でも食べても大丈夫らしいよという言葉を鵜呑みにして、都合よく解釈していたが、0じゃなくても大丈夫だけど、せいぜい1個か2個で、3つも4つも食べてたらダメっぽいのでやめた。
実際、データをみると普通の食事で全然タンパク質は足りている。日本人は不足しやすいって言われているが、私はそうではなかったのだ。
他にも栄養素に関わる誤解や偏見がごっそり浮かび上がり、ひとつひとつ検証していった。
糖分も脂質も控えてるけどな~って思っていたが、それでもいつもオーバーしている。今までが異常値だったんだ。
思い込みを捨て、1から知識を身につけよう。
+ 母のありがたみを実感
夕食は基本母が作ってくれるものを食べている。
昼は母が作ってくれるお弁当か外食。
(自分で作れよという言葉は一旦スルーする)
外食で栄養バランスを考えながら食べるのはとても難しい。絶対に偏る。バランスを気にすると、量が増え、カロリーも増え、コストもかさむ。
一方、母が作ってくれた食事はとてもバランスがよく、高得点が出やすい。
料理の仕事もしていた母の料理はとても美味しいので、なんの疑問も抱かず食べ続けてきたが、自炊していたら、同じものばかりを食べて、もっと偏った食生活になっていただろう。
こりゃ、昼は弁当一択だ。
あすけんでもっと勉強して、自分で最高バランス弁当を作って持っていこう(今はまだ無理だけど)
新たな目標ができた。
+ 人生はゲーム理論
この計画もRPG感覚でやっている。
最初はスライムにもやられるけど、どんどん経験値をつんでいくと強いボスが倒せるようになるように、徐々にレベル上げしていく。
睡眠もポケモンスリープで改善したし、ゲーム感覚で続けられるのが私に向いている。
コンビニでどれ買おうか悩みながら、ピッピやってるときに、いにしえのバーコードバトラーを思い出した。(私は世代ではないが弟がやってるのを横目で見てた世代)
とかくゲーマーというわけではないが、ハマったものはとことん追及する習性を生かして、あすけんで高得点を取って、どんどん食生活のレベル上げをしたい。
まずは、消費カロリー>摂取カロリーの鉄則を守ろう。
数ヶ月後は料理にハマっているかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?