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TOEIC900点突破!935点が取れたので、今までの学習法を振り返ってみる

2023年10月、ついに、TOEICで935点が取れました。初めての900点台です。

ちなみに、TOEIC Listening & Readingの方です。

せっかくなので、これまでの自分の英語学習遍歴を、ざっくり振り返ってみようと思います。

なお、昔のものほど記憶があいまいで、今だったら別の教材があるというものもあるので、ご参考までに。

これまでのいろいろ 500点

大学受験

高校はいわゆる進学校で、定期テストは平均点前後。英検準2級に高1で、英検2級に高2で合格。英検対策としては、旺文社の教材を使って勉強しました。

大学受験に向けての主な使用教材は、「速読英単語」「英単語TRIPLE」「DUO3.0(英単語帳)」「仲本の英文法倶楽部」「英文読解入門基本はここだ」と、高校の教科書・Readingの副読本・予備校(代々木ゼミナール)の講座でした。

一浪ののち、早稲田大学に入学します。

大学時代

大学時代大学時代に、TOEICを何回か受けています。(受験したのはいずれも、 Listening & Readingの方です。以下、同じです。)その時のスコアで、最高点は570点。(まずまずの点数・・・です。)そもそも知識が抜けてしまうということもありつつ、大学入試の問題と、TOEICの問題は、いろいろ形式が違うので、なかなか大変です。使用した教材は、「TOEIC直前の技術」でした。

なお、参考までに最近の大学生の大学別のTOEICの平均スコアの一部を見てみます。

国際基督教大学(全体)874点
早稲田大学 国際教養学部 770点
上智大学(全体)732点
東京大学 688点
(参考)高校の英語教員平均 620点
明治大学 615点
(参考)中学校の英語教員平均 560点
千葉大学教育学部 531点
新潟大学 425点

どのような母集団なのか、そうとうばらつきがありそうなので、本当に参考程度といった感じではありますが・・・。

700~800点

留学

社会人になってから、少し留学をしています。その留学の前後で、TOEICスコアが700点~800点前半になっています。またTOEFL iBTで73点を取っています。

単語・フレーズのインプット

留学前に行った勉強として、単語とフレーズのインプットがあります。英単語を見て、パッと意味が言えるようにすること。日本語のフレーズから、パッと英文が言えるようにすること。これを集中的に行いました。

例えば、

「私はいつも学校まで歩いている」

をみて、

「 I always walk to school.」

をパッと言えるようにするというものです。書かずに、パッと言えるかを確認します。いわゆる口頭英作文・瞬間英作文といわれる方法です。

現在だと、この練習を様々な教材で行えるようになっているようなので、英語力をグッと上げたい方は、チャレンジすることをお勧めします。

教育関連の仕事

留学以降は、教育関連の仕事を何かしらしています。英語教室の講師・大学受験向けの教室の教室長などです。一応、英語に触れる機会は若干あるということで、英語力は一定程度キープできていたようです。

久しぶりのTOEIC

久しぶりにTOEICを受験することに。TOEICのミニ模試で、推定スコアで700点台前半が出て焦る。しっかり対策をして挑むことにしました。

問題を解きまくる

700点以降の対策はとにかく、問題を解きまくることだということで、「公式問題集」「関正生・TOEIC総合模試[800点突破レベル]」「990点獲得 難問模試」のシリーズで演習。単語は「銀のフレーズ」「金のフレーズ」「黒のフレーズ」で確認。

公式問題集

現行のTOEICの公式問題集の最初の方は、中古で300円~700円くらいから買えるので、そこからゲットして練習。その後、最新の公式問題集を新品で買い、最新傾向を確認しました。

990点 難問模試

メディアビーコンの「TOEIC L&R TEST 990点獲得 難問模試」シリーズ。表紙が黒で、なぜか猛獣の顔が表紙の本です。パート別のものを進めましたが、いわゆる「難問模試」の中では一番進めやすいもののような気がします。

難問対策といいつつも、良いバランスで素直な問題が混ざっていて、かつ難易度の高い問題・単語が入っています。

特に「最強Part7模試」には目安となるスケジュールと進め方が記載されているので便利です。このスケジュールを目安に進めていき、日によっては2日分やっていくと、ちょうどいいペースで進みます。推奨スケジュールに従うと、同じ問題をこれでもかと繰り返し解くことになります。覚えてしまって意味があるのかと思いきや、丸ごと徐々に覚えられてしまうので、登場する語彙・文章の流れ・設問の勘どころが体得できて、改めて別のもので初見の問題を解いてみると、同じものを繰り返し解く意味が実感できます。

「最強Part7模試」は、ほぼ記載のスケジュール通りに、最後まで終えました。

その他のパートのものは、一応1周しつつも、問題集前半の周回数を増やし、前半の反復回数をふやして繰り返しました。

単語集

単語集は、「銀のフレーズ」「金のフレーズ」「黒のフレーズ」を利用しました。単語にある程度自信があっても、スピーディーに一通りチェックしていくことで、瞬間的に出る見慣れた単語を増やせるので、効果的です。

「銀のフレーズ」は、基本的には、ほぼ知っている単語ばかりではありますが、サッと確認していくことで、単語・フレーズへの瞬発力を鍛えられます。「金のフレーズ」も同様です。

875点

以上のように対策をして受けたTOEIC、結果は875点でした。
自己ベストではあるものの、900点台には届かず。

公式問題集の結果を分析

そこで公式問題集の結果を自分なりに分析し、900点台到達の方法を確認しました。やはり、一応知っている単語しか出ていない問題で落としています。では単語力は問題ないのかというとそういうわけではなく、絶妙に若干なじみのない使い方・状況で、状況がつかめずに落としているものが多い印象です。そこで、むやみに初見の問題を解くのではなく、すでに解いたことのある問題を繰り返し確認し、少しでも気になるものがあれば、繰り返しチェックするという方に重点を置きました。

935点

そして受験したTOEIC。935点を獲得しました。今後は満点に向けて、進めていければと思っています。

どうやら、900点台に到達してから990点満点までが結構大変なようです。

900点台でできること・できないこと

やはり900点台ですから、リーディング・リスニングともに、しっかり力がついた、特に速さはついたような印象です。

まだまだだなあと思いつつも、自分で安心するために(?!)、統計として、900点は、これだけすごいということを、書いておきます。

公式のデータから拾ってみました。

900点 上位3.4%

900点以上は、TOEIC受験者の上位3.4%です。

860点以上 十分なコミュニケーション

860点以上は、「ノンネイティブとして十分なコミュニケーションができる」とのことです。CEFRでB2~C1に位置するようです。平成30年度の「英語教育実施状況調査」によると、CEFRのB2以上の英語力なのは、中学校の英語教師で36.2%、高校の英語教師で68.2%とのことです。英語のプロでも上位・・・のようです。

さらに・・

ただ、多くの人が言っているのと同様に、まだまだな部分もある感じはします。そこを客観的に見つつ、しっかり実力を磨いていければと思っています。

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