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フィルターコーヒーを自宅で最大限楽しむためのアイテム10選

今回は、家でフィルターコーヒーを楽しむために個人的におすすめなアイテムを紹介しようと思う。

フィルターコーヒーとはペーパーフィルターや金属フィルターを通して抽出したコーヒーのこと、例えばハンドドリップやエアロプレスなどの方法で抽出したコーヒーのことを当記事では指すこととする。
エスプレッソほどは高価な器具を必要としないので、気軽に家で楽しんでいる方も多いと思う。

コーヒーをこれから本格的に始めたい方も、まずはハンドドリップのような淹れ方から試してみるのも結構おすすめ。
今回は、僕がフィルターコーヒーを作るときによく使う器具などを10個紹介するので、気になる方は参考にしてみてほしい。

おすすめフィルターコーヒーアイテム10選

1. HARIO V60

まずはドリッパーの紹介。HARIO V60の白い有田焼のセラミックドリッパーは、なんだかんだ一番飽きずに使っているドリッパーだ。
ハマっているというよりも、むしろ定番品として使っている感じに近い。

スタンダードな円錐形のドリッパーで、抽出速度をコントロールしやすいのが特徴。浅煎りのコーヒーも深煎りのコーヒーも、どんな焙煎度のコーヒーでも美味しく淹れることができる。

有田焼のセラミックの質感が良く、見た目も真っ白なので清潔感がある。朝にこのドリッパーでコーヒーを淹れると気分が上がり、一日を気持ちよくスタートできると思う。

陶器製なので、抽出時にお湯の温度が下がらないようドリッパーを事前に温めておくのがひと手間かかるが、そんな時間もコーヒーを淹れるときのルーティンとして楽しめるようなドリッパーだ。

2. COMANDANTE C40 MK4

二つ目に紹介する道具は、手挽きコーヒーミルのコマンダンテC40。
コーヒーの豆を均一に挽くことができるので、美味しいコーヒーを淹れるためには個人的に欠かせない道具だと思う。ミルは良いものを使うとコーヒーの味が本当に変わって楽しいので、こだわりたい人にはおすすめ。

コマンダンテはナイトロブレードという切れ味の良い独自の刃を採用しているので、コーヒー豆を擦るというよりは、切るようにサクサクと簡単に挽くことができる。

コマンダンテのもう一つの特徴として、ボディが太めなことが挙げられる。
ボディが細いコーヒーミルだと多めのコーヒー豆を挽く際、ミルの中で豆が詰まってしまいスムーズに挽けないことがある。しかしコマンダンテの場合はミル内で豆が詰まってしまうことがほとんどない。
そのため、浅煎りの硬い豆をちょっと多めに挽きたい際にも楽に挽くことができることが、他のミルと比べてすごく使いやすいポイントだと個人的には思う。

デザインも高級感があり細部の素材にもこだわって作られている。
そのため価格が高く在庫が安定していないのがネックではあるが、それ以外はパーフェクトなグラインダーだ。

3. Acaia Pearl コーヒースケール

三つ目に紹介するのは、コーヒースケールのAcaia Pearl。
これも価格が高いが、ハンドドリップにはベストなスケールだと思う。

acaiaのスケールはなんと言っても重量の測定が正確で、反応が速い。ほぼリアルタイムで湯量の測定ができるので、お湯を注ぐ際にタイムラグがない。そのためストレスなくコーヒーを作ることができる。

デザインも無駄がなくて高級感がある上に、操作方法も直感的。日々使っていても不便を感じることがなく、飽きのない機能的なデザインだと思う。
acaiaのスケールを使うともう他のスケールには戻れないぐらいQOLが上がるので、もし良いスケールがほしい場合や必要な場合にはとてもおすすめできるコーヒースケールだ。

4. Aeropress

四つ目に紹介するのは、エアロプレス。
実は一度手放したこともあるエアロプレスだが、やっぱり気に入って使いたくなる道具の一つだ。

エアロプレスは、コーヒーを濃く抽出してお湯で割って飲むイメージが強かったのだが、改めてちゃんと使ってみるとハンドドリップ以上にフルーティーな味わいを出すことができることがわかった。使い方のバリエーションが多いため、楽しみ方も研究しがいがあると思う。

ハンドドリップも良いが、エアロプレスからコーヒーを始めるのも個人的にはすごくおすすめできる。
エアロプレスの世界大会もあるぐらい奥の深い道具だし、コーヒーを始めたいという方も検討してみると良いんじゃないかなと思う。

5. Prismo ステンレスフィルター

五つ目に紹介するのは、FellowのPrismoというエアロプレス用アタッチメント。
通常はエアロプレスにペーパーフィルターをつけて使うが、Prismoをつけて抽出することもできる。

Prismoはステンレス製のフィルターと真ん中にバルブが付いたアタッチメントの二種類のパーツからなる。これらをエアロプレスに装着して圧力をかけると、圧力がかかった際に真ん中のバルブが開き、濃厚なコーヒーを抽出することができる。
深煎りのコーヒーを細めに挽いてプレスすると、まるでエスプレッソみたいに濃厚なコーヒーができるので、ラテにして飲んだりするとめちゃくちゃ美味しい。

エスプレッソは特別な道具がないと作れなかったり、準備や後片付けが若干面倒だと思う。しかしエアロプレスとPrismoを使えば簡単に美味しいラテを作ることができるので本当におすすめだ。

Prismoで作ると、普通のラテよりもまろやかで優しい味になる気がするので、穏やかな時間を過ごしたいときはPrismoでラテを作ってよく飲んでいる。

6. TORCH Pitchii コーヒーサーバー

六つ目に紹介するのは、TORCHのPitchiiというコーヒーサーバー。
コーヒーサーバーを使うと洗い物が増えるので一人のときはあまり使わないが、Pitchiiは個人的に好きで最近よく使っている。

ガラスが厚くて耐久性が高いのが、何よりおすすめできるポイントだ。
エアロプレスをサーバーの上でプレスする際、サーバーが割れてしまわないか心配なことがよくある。しかしPitchiiは安定感があるため安心してプレスできる。

またサーバーの口部分が狭くなっているので、サーバー内でコーヒーの撹拌をしやすい。
しかもカップに注ぐ際に液垂れしないのが気に入っている。

余計なロゴや文字なども入っていなくて形もかわいいので、個人的にかなりおすすめのサーバーだ。

7. KINTO プアオーバーケトル

七つ目に紹介するのは、KINTOのプアオーバーケトル。
小さくてミニマルなケトルなのでアウトドア用にはもちろんおすすめだが、僕は普通に家でハンドドリップするときにも毎日使っている。

430mLのお湯が入るケトルで、一杯分のコーヒーを作る際には十分な量のお湯が入る。
個人的にケトルの蓋は必要ないと思っているので、蓋が付いていないのも無駄がなくて好きなポイントだ。

見ての通りミニマルでハンドリングしやすく、ストレスなく使いやすいのでかなり重宝している。
注ぎ口はちょっと細めだがある程度は勢いよく注げる。

もちろん細く注ぐのも簡単。何より湯切れがすごく良いので、湯量の微調整をとてもしやすい。
家で一人でコーヒーを淹れる機会が多い方には、特におすすめできる道具だと思う。

8. Weber Workshops コーヒーブラシ

八つ目に紹介するのは、Weber Workshopsのコーヒーブラシ。
地味だが、ブラシはコーヒーを淹れるたびに毎回使うマストアイテムだ。

Weberのブラシは毛が絶妙な硬さなので、グラインダーにこびりついた微粉をしっかり落とすことができる。
ハンドルの太さと長さも絶妙で、ミニマルなのにかなり持ちやすい。ペンのように持って使うことができるため、本当に操作性が高いブラシだ。

ブラシは使用頻度が高いものだからこそ、使いやすいものを使いたい。
良いブラシを使うと、ちょっとした毎日のストレスを感じることがなくなりおすすめだ。

9. 小西光裕 コーヒーメジャー

九つ目に紹介するのは、小西光裕さんという作家さんのコーヒーメジャー。
なんと言っても見た目が美しすぎる。ステンレスと真鍮で手作業で作られていて、使い込むほどに愛着が湧いてくるデザインだ。

適度な重さがあってハンドルが長いので、持ち心地がすごく良い。しかもすくう部分は薄くて丸い形をしているため、容器の隅に残った豆も余すことなく最後まですくうことができる。
コーヒーメジャーの中には四角い形をしているものも多い。しかし四角いメジャーはコーヒー豆を最後の一粒まですくいきれないことがある。そのため機能的な丸い形で金属部分が薄く作られているのは、すごく使い手のことを考えられているなと思う。

ずっと使い続けたくなる道具だと思うので、このコーヒーメジャーももはや定番品のように気に入って使っている。
ハンドメイド品なので大量生産していないが、見かけたら購入を検討してみてほしい。

10. お気に入りのカップ

最後に紹介するのはお気に入りのカップ。

飲む時間を最大限楽しむために、カップやマグもお気に入りのものを使ってほしい。
カップの口当たりやデザインなど、使うカップによってコーヒーを飲む時間の感じ方や充実度は大きく変わると思う。

美味しいコーヒーを飲む時間を特別にするために、ぜひカップにも注目してみてほしい。

まとめ

そんな感じで、今回はフィルターコーヒーを楽しむためのおすすめの道具について紹介した。

コーヒーを飲む時間が楽しくなると、人生における楽しみも増える。
道具はそんなコーヒータイムをサポートしてくれる要素だと思うので、気になったものがあればチェックしてみてほしい。

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