毎日使いたくなる食器。お気に入りのうつわを紹介
今回は、最近個人的に気に入ってよく使っている食器たちを紹介しようと思う。
前回の記事ではカップやグラスを紹介したが、今回はお皿などの器の紹介。
自分で陶芸をやることもあり、作家の器が好きだ。愛着が湧くし、特に陶器製の器などは経年変化も楽しむことができると思う。
器に興味のある方は、日常使いの食器の参考にしていただければと思う。
気に入っている作家の器
渡邉由紀 丼
一つ目に紹介する食器は、渡邉由紀さんのどんぶり。
すごく使いやすいどんぶりなので気に入っている。
深さがあり、容量がたっぷりなので量がたくさん入るのがポイントだが、器の径はそんなに大きくないので持ちやすい。しかもとても軽いので取り回しやすい器だ。
口縁は外側に向けて広がっているので、口当たりが良くて汁物も飲みやすい。シンプルな曲線的なデザインがしなやかな感じを醸し出していて、個人的に好き。
色はきなり色。
優しくて柔らかい雰囲気がある上に、料理の雰囲気を邪魔せず、食材の色が映えるのが気軽に使えるポイントだ。
Kodama Toki For Such a Time Round Plate
二つ目に紹介するKodama Tokiの食器は三枚。
一つ目はこの使いやすい大きさの、直径17cmの黒いプレート。
表面の光沢がかっこよく、わずかな釉薬のムラなどが味になっていてとても気に入っている。
磁器製なのでどこかソリッドでスタイリッシュなお皿だ。
しかもとても薄いので、軽くて取り回しやすい上に、保管するときもスタッキングしやすく場所を取らない。
17cmのお皿は、特にスイーツなどを食べるときに使いやすい。
日々のコーヒータイムやティータイムの際に重宝している。
Kodama Toki Click Bowl Gold
Kodama Tokiのボウルは、僕はご飯茶碗として使っている。
元々は抹茶を点てるための器のようだが、容量が0.5Lでご飯食べるのに丁度良い。
アシンメトリーな形がユニークで、縁がゴールドにカラーリングされているので華やか。ちょっとフェミニンな雰囲気がある器だが、使うと気分が上がるので好きだ。
またラテボウルとして使うのもおすすめ。
少し大きめなのでたっぷり目にラテを作ることができる上、コーヒーとミルクの色が映えて綺麗だと思う。
Kodama Toki Click Small Plate Gold
ボウルと同じデザインの小皿もお気に入り。
小さいけどしっかりとした質感で、副菜や漬物などを入れるのにぴったり。シンプルなデザインで食材が映えると思う。
ちなみに、Kodama Tokiの器は石膏型を使って作られているらしい。
以前は石膏型を使った焼き物がそんなに好きではなかったが、Kodama Tokiの焼き物を使ってからは結構好きになった。自分の視野を広げてくれた器としても気に入っている。
清岡幸道 青灰白平碗
三つ目に紹介するのは、清岡幸道さんのボウル。
釉薬の雰囲気や淡い青色がすごくきれいな器だが、使ってみるとそれ以上に使い勝手がとても良いことに気づく。
ボウルの深さや手に持ったときの感触が絶妙に良いので、日々使う際にストレスが全く無いのがポイントだ。
どんな料理にも使えて汎用性が高く、洗いやすいので後片付けもしやすい。
グラデーションが綺麗で存在感があるが、どこか控えめな感じもして派手すぎないので、長い期間使っても飽きが来ない。かなり気に入っている。
都築明 皿・鉢
四つ目に紹介するのは、都築明さんの器。
都築さんの器は二種類持っているが、どちらも使いやすくて料理が映えるので気に入っている。
左の少し青みがかった器は少し浅めのお皿で、肉じゃがなどを盛ると美味しそうに見える。右の真っ黒のお皿は小さいので、小鉢として使うのにおすすめ。
都築さんの器は黒が多いのだが、一口に黒と言っても器によって微妙な色の違いがあるので楽しい。
またもちろん使いやすさも考慮されているので、使いやすさを求める方にもおすすめできる器だと思う。
角掛政志 大皿
五つ目に紹介するのは、角掛政志さんの大皿。
大皿はあまり持っていないのだが、このお皿はインパクトのある深い青色がきれいで気に入っている。宇宙を連想させるような深い青がかっこいい。
大きめのお皿で少し重たいが、メインディッシュ系の料理はほぼなんでも乗せることができる上、この器一つで主役になるような存在感がある。
大皿は一枚持っておくと便利な場面があるので、この角掛さんのお皿はおすすめ。
栁川晶子 皿・ボウル
六つ目に紹介する作家さんの器は、栁川晶子さんのリム皿とちょっと深めの楕円形のボウル。
どちらも少し淡いグリーンのような色味のある磁器製の白い器だ。リム皿は少しマットな質感で、ボウルの方は艶感がある。
リム皿は小さめなので使いやすい場面が多く便利。ボウルはそこそこ深さがあるのでサラダやカレーなどにおすすめだ。
ソリッドな磁器製のお皿なので、素材的にも色的にもスタイリッシュさを感じられる。食卓が引き締まる感じがして気に入っている。
小山乃文彦 粉引碗
七つ目に紹介する作家さんの器は、小山乃文彦さんの粉引の丸碗。
真っ白な見た目が本当にきれいで、料理がすごく映える。
このようなサイズの小さい鉢を持っていると、ちょっとした料理や果物を入れるのに役立つ場面が多い。
粉引の器なのでシミになりやすいデメリットはあるが、佇まいが上品なのですごく引き込まれてしまうようなデザイン。
持っておくと食事の楽しみが広がるので、おすすめだ。
1+0 リム皿
最後に紹介するのは、1+0のリムプレート。
1+0は伊藤環さんという陶芸家の方がプロデュースされている食器のブランドだ。
どっしりとした迫力があるが、一方で細部まで丁寧に作り込まれている。
お皿自体の実用性も高く適度な軽さで持ちやすい上、リムの角度はスプーンを当てたときにフィットするように設計されている。
そこそこ大きいお皿なので一人分のメイン料理を盛り付けるのに最適だ。個人的にはカレー皿やモーニングのプレートとしてピッタリだと思っている。
カラーはクリーム色。料理の雰囲気を邪魔せず引き立ててくれるので、シンプルで使いやすいと思う。
まとめ
そんな感じで、今回はおすすめの器について紹介した。
今回紹介した器は、デザイン的にも質感的にも料理が引き立つお皿が多く、食事の時間が楽しくなる器ばかりだと思う。
手作りの器は愛着が湧いて長く使いたくなるので、ぜひ興味を持っていただけたら嬉しい。
ちなみに前回の記事ではグラスやカップを紹介しているので、興味がある方はあわせてご覧いただければと思う。
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