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電柱

産まれた、産まれた
流れ星が半信半疑で連れ立った供が
命名された。
編まれた、編まれた
黄昏がthinking,thinkingで筆取った文が
申請された。

言の葉が舞い降りた此処から
物語が韻を踏み遊びつつ、結びを象っていく。

音より早く、光より早く
濃密に、それでいて単純に
理解に捕まえられる事無く
上声したばかりの
丸裸な羅列を、眺めるのが好きだ。

いつだって傍観者、歴史の観測者
簡素にまとめ上げる記者、
好きに呼べばいい
許された自由は、不自由にも等しい
日々、立ち眩みで迎えるのは
朝日が明日と供にやってくるからか

産まれた、産まれた
流れ星が半信半疑で連れ立った供が
命名された。
編まれた、編まれた
黄昏がthinking,thinkingで筆取った文が
申請された。

粗末な立ち姿
影は無遠慮に凛々しく伸びる
breathing,breathing...

主張なき傍観者、名無しの観測者
単組にまとめ上げる識者、
好きに呼べばいい
許された自由は、不自由にも等しい
日々、立ち眩みで迎えるのは
朝日が明日と供にやってくるからか。
光明の向こう側に
何をか見定めたいと、深く強く思うからか。
定点観測

『電柱』

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