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滋賀県「多賀町まちづくりネットワーク」 私たちの活動


文化財とまちづくり?


「多賀町文化財保存活用計画」10年計画がはじまりました。難しそうな名前の計画です。
文化財っておさわな(大げさな)・・・。
自分らのくらしと ほど遠いところにあるもん?って思ってへんやろか?

多賀大社

文化財=まちのたからもん


実は、衣食住も美しい景観も、くらしも
すべて根底は文化財とつながっています。
「ひと・こと・もの・まち」継承の危機に対応するには、
価値を共有・発信・連携して協力体制をつくり、
「まもり・活かし・継承」する人材を育てなければなりません。
協力体制構築の場が多賀町まちづくりネットワーク、
略して「多賀まちネット」です。

多賀町桃原(もばら)多賀午房は江戸時代から京都で重宝された特産物。
桃原ごぼうとして復活    https://note.com/yobishitaga/n/n3b7827a4ae36 
ごぼうの花

地域をはぐくみ そのために行動する


「多賀まちネット」と共に文化財を通して、
多賀町を見つめ直しませんか?
多賀町にずっと住んでいるひと、他のまちからきたひと、
皆さんのいろんな視点が必要です。
多賀町にあふれる「ひと・こと・もの・まち」の魅力に気づき、
学び、価値あるものを共有して
「まもり・つなぎ・活かす」こと、
これからの、まちのあり方を共に話してつながる
プラットホームとなる場を目指します。


多賀町敏満寺(びんまんじ)胡宮(このみや)神社から望む大門池 
奈良時代 東大寺の荘園、水沼荘(みぬまのしょう)があった地

背景

継承の危機

人口減少・世代交代・生活様式の変化で地域の記憶が失われつつある。

茅葺き屋根の差し替え作業(多賀町栗栖)

連携・協力体制が不十分

価値の共有発信が不足、住民参加の仕組みが十分整っていない。

飯盛木(いもろぎ) 多賀大社御神木

目的

地域の記憶をまもる・継承する持続可能なまちを目指す

文化財をまもり・活かし・伝える

「わがコト」「わがモノ」としてとらえ、
継承すべき価値の共有・発信・連携する機会、場(多賀まちネット)を創出する。

多賀大社古例大祭 多賀町栗栖(くるす)の調宮神社(とどのみやじんじゃ)から出る太鼓

なにをするの?

いつ?

令和4年度より10年計画

どこで?

滋賀県犬上郡多賀町の町域における文化財の保存・活用に関する総合的な計画

誰が?

多賀町文化財保存活用地域計画推進協議会が事業の推進等を管理
多賀町まちづくりネットワークが、主体的な取り組みを展開。
事務局は、多賀町教育委員会 生涯学習課 多賀町立文化財センター

どのように?

文化庁、滋賀県、多賀町など行政と地域住民、大学等専門研究機関とが
事業展開、支援・協力・連携。
多賀町を維持・継承してくために、文化財の適切な保存と継承を前提としながら、まちづくりと一体になった活用を推進。

活動の経緯

令和3年(2021)7月、『多賀町文化財保存活用地域計画』(以下「地域計画」)が文化庁から認定されました。

  • 令和4年(2022)4月から10年間が計画実施期間になります。令和4年度は体制づくりをすすめてきました

  • 令和4年5月「多賀町文化財保存活用市域計画推進協議会(以下「協議会」)」発足。

  • 令和4年8月 「多賀町まちづくりネットワーク」発足。

事務局

滋賀県犬上郡多賀町四手976-2
多賀町立文化財センター
℡ 0749-48-0348
fax 0749-48-2078
e-mail bunkazai@town.taga.lg.jp















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