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【POSIWILL体験記⑩】第3回面談を終えた感想

第2回では、人生のポジティブ体験とネガティブ体験から、思考の癖と強みが見えてきました。

第3回では、これまで経験してきた仕事内容の棚卸しと強みが活きる業務内容を探っていきます。




全体の感想

やっとこの3年私が何をやってきたのか、人に説明できるようになった!

これが、第3回面談を終えたあとの率直な感想です。


チームで働きたいと感じ転職活動を視野に入れた時、まずつまずいたのがフリーランスになってからの職務経歴書の書き方でした。

私はいったい何をしていたのか?

”SNS上で響くワード”でいうと、「コミュニティ運営」「オンライン事務」「Notionまとめ」「図解作成」等々…

色々やってるけど世間一般でいうと、どんな職種・内容に当てはまるのかがわからない。

一般職を全く知らないまま、見よう見まねで出来ることを掻い摘んできたせいもあると思いますが、脳内がSNSに浸食され過ぎて、言葉の意味に乖離が生じていることにも不安がありました。

(デザイナーが最も象徴的な気がしています…)


トレーナーにも最初は自分の経歴をうまく説明できず、こんな感じであんな感じで~とふわふわとしか伝えられなかったのが、会話を続ける中で「広報をしてきたんですね」と言ってもらい全てが腑に落ちました。

そうか、私はずっと”広報”をしてたのか…!そうだ、確かに広報だ!!


お~い、みんなー、私、広報でしたーーー!!!!!


肩書が言えない問題

SNSとDiscordをきっかけにフリーランスとしてお仕事をいただいてきたものの、いつも自分のことを説明するのが下手で、常に肩書に困っていました。

エンジニアやデザイナーではない。事務も秘書もしっくりこない。


ちなみにこれまでの肩書変遷はこちら…

化学分析職→ブロガー→Notionまとめ→ナレッジデザイナー→非専門職フリーランス→マネジメント、ディレクション→オンライン秘書→???


私のスキルを売ろうと思っても、何をどう伝えればいいのかわからず、ポートフォリオはぼやけ、名刺も作れず営業も出来ない。

ただ”マネジメント”が得意なことだけは確からしい。

でも何をマネジメントするのか?う~ん、わからない。


タスク分解で見えたこと

業務内容を書き出すことで、肩書に囚われず、事実ベースでやったことを見ていきました。

  • どんなタスクを行ったか

  • どんな意味、効果があるのか

  • どんな環境か(チーム、オンライン)

  • 好きか嫌いか、それはなぜか

  • 得意か不得意か


第2回面談で見えた強みと照らし合わせて、なぜその業務をやっているのか、好きや得意と一致するか考えてみると、漠然と不安に感じていた要因も浮き上がってきました。

また誰の何の課題を解決するためのタスクなのか言語化することで、先に上げた”広報”の役割が見えてきました。


私が何かをするとき、側にはいつも広めたいプロジェクトやサービスがあります。

マーケティングや広報を行うために必要なあらゆる課題を業務として引き受けてきた結果が、「Notionまとめ」であり「オンライン秘書」でした。


強み=ポータブルスキルの発見

もともと「化学分析」というガッチガチの専門職を、それこそ専門学校に通って約8年続けてきました。

私にとって仕事・キャリアと言えば、テクニカルスキル=技術者

この固定観念が新たな肩書への固執、資格取得、スクール入会への焦りに繋がっていました。

フリーランスになったからには、デザイナーやエンジニアなど何者かにならなければいけない…と思い込んでいたんです。


でも世の中には、テクニカルスキル以外の仕事もたくさんあるんですよね。

改めて私の中に積み上がっているポータブルスキルに目を向けてみると、これがなかなか強いことに気付きました。

この手の業務に就いたことがなかったから気付かなかっただけかもしれませんが、間違いなくこの3年オンラインでテキストチャットやボイスチャットを通じて絶えず不特定多数とコミュニケーションを取り続けていたことでスキルが伸びました。

退職してから何者にもなれず、結局何を手に入れたのかはっきり言えない期間だったけど、目に見えるテクニカルスキルではなく、ポータブルスキルをひたすらに積み上げていたんですね。

この3年があったからこそ、”マネジメント”が得意だということも知れました。


思考の癖「解探し」を指摘される

全体を通した私の姿勢。

眉をひそめ、う~んう~んと唸りながら絞り出すように話す姿に、面談終盤、「答えを探していますね」と言われました。

たしかに。


何が正解で、何が不正解か。

私の中で矛盾した回答が出る度に、それは変ですよね…なんでだろうと疑う言葉を発してしまう。

それを聞いてトレーナーは、「様々な感情が混じっているもの、Aの部分もあればBの部分もある、そういうもの」と伝えてくれました。

この時は腑に落ちなかったけれど、後々になってこの思考の癖がネックとなりトレーニングを滞らせていきました。


まとめ

事務や秘書じゃないんだよなぁ…

非専門職フリーランスという言葉に出会って凄く救われたけど、じゃあ何するの?の答えを私は持っていない。

マネジメントやディレクションも、今の私には携わりたいゴール・制作物が浮かばない。


今回の業務の棚卸しで、肩書への小さな違和感からフリーランスの道に大きく一歩踏み込む気持ちになれなかったのかもと感じました。

でも携わってきたお仕事やタスクは、ほとんどが私の強みに合うものばかりで、方向性は間違っていませんでした。

では何が足りないのか?何に不安を抱えているのか?

第4回面談では、人生の軸ライフキャリアについて探っていきます!

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