入社1年間で、考えて思い切った話

自己紹介【前編

自己紹介【後編】

社会人2年目をしています。前の記事では、今の私がどうやって形成されたのかを自己紹介として記しているのでよかったらご覧ください。今日は、そんな私が転職した経緯を書きます。

1. 研究室を出て入社1年目で気付いたこと

同期や上司に恵まれた環境で仕事はスタートしました。採用時から私の想いは伝えていたので、関わることになったのは環境事業(途中違うこともした)。そうして下さったDirector以上の皆さまありがとうございました。
働く中で気付いたことが2つありました。一つは、自分が過ごしてきた環境はある意味特殊だったということ。もう一つは、このままでは自分が目指す世界を実現するためには時間がかかりすぎる、ということです。
どういうことかというと、まず一つ目。卒業するまで過ごした私の研究室では、”No single use plastic”を掲げる先生を筆頭に、限りなくプラスチックを排除した生活でした。もちろん個人個人で出来ること出来ないことありましたが、研究室全体としてはかなり徹底されていたんです。

例えば
・スポンジはセルロース素材
・三角コーナーのネットはトウモロコシのひげ由来のもの
・飲み会やBBQの飲み物もガラス瓶か紙パック
・お土産も出来るだけ個包装でないもの…etc


 使い捨てプラに対して自分が意識する以上の環境で過ごしていたので、会社に入ってから使い捨てプラ容器に熱い飲み物を入れたり、コンビニのプラ容器をそのまま電子レンジで熱々にしていたり、という光景を見て「あ、そうか世間ではこれが普通なのか」と。自分の目線で理想を伝えようとしてもこれがスタンダードなら伝わらないし、いかに自分がマジョリティの立場で考えられていなかったかがよく分かりました。

もう一つは、「このままでは自分が目指す世界を実現するためには時間がかかりすぎる」ということ。事業で関わっていた商材は、広められたとしても直接的に消費者の行動は変えられないものでした。加えて、新しく目指そうとするものも実際どれくらい先に実現化できるのか、正直私には分からないものだなと思い始めてしまいました。ただ、私を深ぼって興味と背景をピンポイントに見つけ出し、自由にリサーチさせて下さって、興味ある分野の知見を得られるのはめちゃくちゃ面白かったし、本当にただ感謝の時間でした。しかし段々と、将来成し遂げた先での大きな影響力よりも、今自分の影響しうる範囲で行動したいと思うようになりました。

社外での出会いの影響力

今の自分の影響しうる範囲という発想が生まれたきっかけは、会社外で「循環」や「サーキュラーエコノミー」の考え方と、それを実践しようとする人々との出会いでした。色んな方との出会いを通じて、将来の自分と企業を考えるときに「循環」の視点は「環境問題」へのアプローチとしてだけではなくて、継続的に経済活動を行う上で避けては通れないことが分かりました。そしてその考えの元仕事をしている人、それを仕事にしている人がいっぱいいるということも学びました。

…もうこうなったら、私も課外活動としてではなくてそれを仕事にしたい!自分の考えに基づいて一貫した行動をしている人たちのように、私も考えと行動を一致させたい。そんな思いで頭がいっぱいになっていました。そこから、考え、色んな方の話を聞き、また考え..と、時間を経て頭の中を整理していきました。

決意を固める。わくわくしている。

そんなタイミングで、私を学生の頃から知っていて今までも一緒に物事をしたことがある方、根本の考えや目指したいところが同じ方と働かせてもらえることになりました。
循環社会に向けたプロセス設計をデザインするたかこさん。
もう考えたい事が日々たくさんで、知りたいことと調べてほしいとされることが一致していてなんじゃこりゃという感じです。

その内容はまた改めて書いていきたいです。
以上です!読んでくださってありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?