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『テレビ』という箱

旭川の中学2年生の女の子が凍死してしまったダメージから、まだまだ全然立ち直れてない。
いつもいつも顔が浮かんで、感情が混乱して、色んな感情が入り乱れて、追体験するような感情だったり、もう 色んなものが、入ってきた情報 全部が、思い返されてぐちゃぐちゃになる。

これは私の病気の性質上、どうしようもないことだと分かっている。
だから安易にニュースの情報を聞いたり見たり、情報過多になるようなことにならないように、人が亡くなったりした事件は、出来るだけ 出来るだけ 避けて通っている。

ついこの間市川市で、行方不明だった小学1年生の女の子の遺体が江戸川で見つかった。
カウンターを食らうくらい ダメージを食らった。
お母さんのこと考えたら もうダメだった。
ニュースをシャットダウンした。
情報入れないように、自分が潰れるのは分かっているから、出来る限りテレビの音は消して、画面を見ないようにして過ごした。

まだあれで頭がいっぱいだというのに、今度は札幌で女子大生が、殺されてしまった。
もうダメだった。
立て続けすぎて、怖くて怖くて、辛くて辛くて、訳分かんなくなって、自分が壊れると思って、このニュースの 冒頭で音を消して画面を見ないようにした。

情報処理がまったく 追いつかない。
理性でどうこうできる問題じゃない。
感情がざわざわして、わけがわからなくなってくる。
苦しかったろう 怖かったろうなんで死ななきゃいけないんだ、その次に来るのはお母さんのことだ。
お母さんの気持ちがどっと想起させられて、自分が潰れる。

病気の性質上、こういったことが増幅されるのは仕方がないのだが、飲み込まれる前に情報を遮断しないと、自分の身が持たなくなる。

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