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ワンオペやめて主婦がアドレスホッパーをはじめる話 No.01三浦A邸


初のADDress拠点となる「三浦A邸」のご紹介です。
GW中という事もあり、息子二人を引き連れての多拠点ライフデビューとなりました。ADDressライフは、今まで生きてきた中ではじめて味わう感覚と新鮮さと暖かさがあり、想像以上に良すぎました。

私がアドレスホッパーをはじめるに至った話はこちら


1.はじめはよその家に勝手に上がり込んでしまったような場違いな感じ…

到着したのは14時半。
古めのごく普通の民家の佇まいに、良くも悪くも私たち家族3人は圧倒されつつ、鍵がかかっていたのでとりあえずピンポンを試しに押してみました。

しーーーん

靴が何足かあるのが玄関越しに見えるのですが、どうやらみなさん留守のよう??
とりあえず指定通りの解錠ボタンで鍵を取り出し
おそるおそる家の中へ入ってみました。
実家のような親戚宅のような懐かしさがありつつ、家全体が昼間でも薄暗いため次男は完全にビビって「怖いぃ」と言って、私のそばから離れません。
予約した部屋に入ると、和室でとても広く電気をつけてようやく子供達もほっとしたようでした。

それでもやはりこっそり他人宅へ入ってる感があり、妙に居心地悪く…
早速「うらりマルシェ」へ行ってみようとみんなで外へ出かけました。

2.ノスタルジックで独特な世界感がつづく三崎銀座商店街

拠点前の道を少し下ってすぐ右に曲がると、三崎銀座商店街というこじんまりとした商店街が続きます。
昭和レトロな雰囲気の街並みと、今っぽい雑貨屋さんや洒落たカフェが混在し、傍には猫たちがあちこちにゴロリと日向ぼっこ。
同じ神奈川県とは思えない、ゆったりとした時間がそこには流れていて、ぶらり歩いているだけでなんとも心地よく幸せな気持ちになります。


まず食べたのは商店街のかき氷と私は早速ビール
お店のおばちゃんとのやりとりも楽しい

ぶらぶらとあちこちを散策しながら、うらりマルシェまで行きましたが子供達お目当ての「にじいろさかな号」の当日チケットはすでに完売。
明日リベンジすることにし、帆立串とハイボールをつまみながらまた来た道を戻りました。
途中、商店街で長男が気になったアンティークショップに立ち寄り、こちらの店主もとても気さくな方でもう一軒ある近くのアンティークショップや、他おすすめのお店を色々教えてくれました。
三崎の人はみんな気軽に声をかけてくれて、とにかくとっても優しい。
「みんないい人達だね!」と子供も感動しているようでした。

夕食はまぐろ全部位が食べられる有名な定食屋「くろば亭」へ。
10人待ちくらいだったけど拠点から徒歩1分なので、予約名簿に名前を書いて一旦帰りました。便利!
三崎まぐろと三浦野菜をこの日は堪能しました。

ただ、ここまでは子供達は三崎あんまり楽しくな〜い。というリアクション。にじいろさかな号にも乗れなかったしね…

3.会員さんが声をかけてきてくれた!

くろば亭での夕食後に帰宅すると、何人か会員さんたちが帰ってきているようです。
そのうちの一人のベテラン会員さんが早速声をかけてきてくれて
「明日ぼくが食事を作るのでみんなで一緒に夕食どうですか?酒の肴しか作れないんだけどね。笑」とのこと。
これぞADDressライフ!「ぜひぜひ!」とありがたくお誘いを受けました。
「あと深夜に釣りに行くので、起こしちゃったらすいません」とも話していて、子供達も「ええ!なんでただでご飯作ってくれるの??」「夜に釣りに行くの?すげー!!」と大はしゃぎ。
一気に会員さんと打ち解けていました。

翌朝には家守のはなさんにも会え、このお食事会に末っ子くん3年生も参加とのことで、ますます夜が楽しみになりました!

4.二日目はにじいろさかな号と城ヶ島へ

今日こそ朝イチで「にじいろさかな号」に乗るぞ!ということで再びうらりへ。無事チケットゲットで、当然ながら海の中の世界に大興奮の息子達。

その後「さんしろ号」に乗って城ヶ崎へ到着。
ここでのお目当ては海に浮かぶ釣り堀だったのですが、私のリサーチミスで入れず…GW時期は2週間前にすでに予約満席とのこと…反省。
子供達にブーブー罵倒されながら、とりあえずお昼ご飯。
ここでもマグロ三昧で、卵黄を落としたネギトロ丼をいただきました。美味!

機嫌を完全に損ねた子供達は、昼食後も帰ると言っていましたが、
せっかく城ヶ島まで来たので「磯遊びしようよ!」と誘い、渋々行くも気が付けば1時間以上も、小魚やカニ、ヤドカリにエビと必死に棒やビニール袋だけで獲ろうと夢中になっていました。
結果オーライです!


にじいろさかな号は海上も海中も両方楽しめます!


木の枝でお箸方式で捕獲、ひろったロックアイスの袋にカニとヤドカリを入れています。
(最後はちゃんとリリースし、ゴミもゴミ箱へ捨てきました。)

5.会員さんが振舞う美味しい料理と家守ファミリーとの夜

お食事会に備え多めにお酒を購入してから、夕方帰宅すると「お帰り〜」とキッチンから会員さんの声。子供達も「ただいま〜!」と言いながら、食事の支度中の会員さんにかけよります。
ここは実家なのか親戚なのか…と一瞬錯覚してしまうような不思議で心地よいやりとり。
すでに仕込み中の三浦野菜がダイニングテーブルに並びます。
他の会員さんも一緒にお手伝いしながら、遅ればせながら自己紹介。

めちゃくちゃ新鮮で美味しい料理とお酒を楽しみながら、ADDressライフのわからない事やそれぞれの本拠点での生活、おすすめの拠点やよくなかった拠点など、ベテラン会員さんばかりで色んな話がたくさん聞けました。
私のADDressライフの解像度が一気に上がり、なんともいえない充実感。
子供同士もはじめは少し距離がありましたが、気づいたらみんなで仲良くゲームで盛り上がっていました。


仕込み中の三浦野菜たち
海と山の幸もりもりで、美味しすぎて完全に飲み過ぎました…

6.いよいよ最終日

最終日は、バスでマホロバマインズのプールに行く予定なので早起き。
早々に朝食を済ませたのですが、その後会員さんが朝食まで作ってくれ声かけしてくれたのに、お応えできずに非常に申し訳ない…

とりあえず掃除を済ませ拠点を出ようとしたところ、ちょうど家守のはなさんも来て「ADDress初日であそこまで飲むの大したもんだわ!」と笑われつつ…苦笑いで「すいませ〜ん!本当にお世話になりました!」とお礼をしました。他の会員さん達も「もう出発?」と玄関へ見送りに出ててきてくれました。「夏には裏にプール出すから、コタローと凛之助またおいで〜」とはなさんに言われ、子供達も「うん!」と頷きうれしそうな笑顔です。
最後に、バイバーイではなく「行ってらっしゃーい」と会員みんなに見送られ、なんともいえない暖かい余韻がじんわり広がるのを感じながら、拠点を後にしました。

「すごく楽しかったね!また来たいね!」
と、子供達がバス停までの坂道で真っ先に言ってきて
「そうだね、また絶対来ようね!」と約束。

旅行とも、キャンプとも違う、
ADDressライフの楽しみ方が少しわかったような気がしました。



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