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アポロ選・猫俳句紹介 その12~俳句で猫助け句集プロジェクト

おはようございます。
何やら一気に暑くなった気がします。

暑くなると、我が家の猫たちは「液体」と化します。
あちこちでダラリと伸びております。
猫を見ると、季節を感じます。

さて本日も、少しずつ「猫俳句」をご紹介していきます。
アポロんの「俳句公園」に投句くださった「猫の俳句」の中から、選者アポロによって選ばれた優秀句が122句あります。

この122句を、Googleドキュメントに集め、有志の方々に感想をいただきました。
※()内は、感想を書いた人です。

※投句いただいた方のお名前は、今年3月現在の表記とさせていただいております。
ご了承ください。

※太字表記は、「特選句」です。


茉叶☆Makana

ねこねここねこ菜の花の通学路

・ねこねここねこ、のオノマトペがなんとも愛くるしい。親猫二匹と仔猫一匹なのでしょうか。そんな猫たちが菜の花の咲く通学路にいる。小学生も猫が気になるのでしょう。何とも春らしい可愛らしい御句。(紫乃)

橘鶫TachibanaTsugumi

この世には猫も雲雀も僕もゐる

・みんな生きてる地球の仲間(ラベンダー)

Minmin

眠る猫日向縁側春の風

・まさに今、わが家の縁側がその状態でした(笑)日当たりのいい縁側で、それぞれ気持ちよく眠っているのを見ると、平和だなぁと思います。外は柔らかい春の風。良い季節になったなぁと思います。(中岡はじめ)

てまり*歴史/刑事ドラマ好き

轢かれるな野良の子猫に声かける

・わかります。もうほんと、野良の仔猫が歩いているのを見ると、「轢かれるな」と声をかけたくなります。1匹でも多くの子猫に、幸せになってほしい。心から願っています。(中岡はじめ)

蒸しエビ

飼い主のピチカート真似する仔猫

・お母さんのマネしてるつもりなのかな。
高音は任せて!と言ってるみたいですね(ラベンダー)

夕暮れの猫集会よ徒遍路

・付いていきたくなりますね😊そんな自分の後ろにも、猫スキーの方々がいたりして(ラベンダー)

イトカズ

猫淋し動かぬ祖母の背中見る

・動かぬ祖母。おばあちゃんがかまってくれないのかな?それとも永遠のさよならが猫ちゃんとお祖母ちゃんの間に訪れたのかしら?それとも…可愛いがってくれてる人が動かないのはさみしがりやの猫さんにはたまらなく悲しくて淋しいだろうなと切なくなりました。
(姫崎ゆー)

紫乃/shino

猫おもふひとりひとりに春の色

・優しさに満ち溢れたとても美しい一句。季語の選択が秀逸。猫を想うあたたかな心が「春の色」という季語に全て集約されているように感じる。ひとりひとりにという平仮名表記で、雰囲気も柔らかくほっこり(そわか)

Sazanami

始まるぞ猫と鰹節争奪戦

・鰹節ごはんはねこさんにも人間さんにもご馳走です。争奪戦、思わず私の目尻も口角もあがりました。ワクワクの鰹節レース、楽しい一句でした。(aloha)

晴田そわか ❤️制限中

小春日や檜湯桶に眠る猫

・この句、覚えています。檜湯桶がなんとも芳しく、あたたかな寝床に思いました。檜の寝床、ちょっぴり贅沢ですね。うららかな日差しに熟睡でしょうか。(aloha)


投句くださった皆様。
感想を書いてくださった皆様。
ありがとうございます!!!

今後も少しずつ、ご紹介していきますね。

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