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【成功のための原理原則】〜東京五輪からの気づき〜

東京オリンピック2021が幕を閉じた。
感動したシーンがとても多かったのは、1人1人の選手がコロナ禍の中で、制約された条件のもと当日に合わせて想像を絶する努力をしてきたからだろう。

オリンピックに出場する選手はスポーツ界の中ではトップに君臨している人々である。すなわち成功者と代替することも可能だと考える。

私はこの成功者たちから大きな気づきを得た。
驚いたことに、各選手インタビューの際に必ずといっていいほど口にしていた言葉がある。

1.自然と出る感謝の気持ち

ここまで支えてくれた方々に感謝しています。

その言葉です。
日本選手でも阿部兄妹やマラソンの大迫選手など共通して感謝の気持ちを、述べていた。

それも、涙ながらに語る選手も少なくなかった。
誰一人として、「私1人の力でここまできた。」
などと傲慢な言葉を述べる選手はいない。

我々はその姿に、我々は大きな感動を受ける。
何に感動を、受けるのだろうか。

苦労のプロセスの乗り越え、美しさを感じるから

そう感じてならない。
冒頭に記載したように、今回のオリンピックはコロナ禍で練習など相当制約があった。

2.ライバルは自分自身

そもそも血も滲むような圧倒的な努力だけでも頭が下がるのに、今回は開催有無さえも分からない中、選手たちは本番にフォーカスし調整を続けたのである。
当日も無観客試合がほとんどで応援もない。
この成功者たちは、

己との戦いに挑み続けてきた

だからこそ、
異次元のパフォーマンスが出せるのだと思う。
人との比較、傲慢さ、謙虚さの欠如は人との比較から生まれるもの(業界は違うが、1人のビジネスパーソンとしてもそう感じる)であり、五輪選手は人からの見え方や人との比較などそんな次元ではなく、

過去の自分を超えていき、また新たな自分に挑む

その姿勢で毎日挑んできたのだと感じた。
例えば食事、制約された環境での練習、など想像をするとかなり大変。
その中でタイムや記録など塗り替えないといけない。どれだけストイックなのだろう。
その姿は、我々ビジネスマンでも通じるものがおおいのではないか。

3.明確な目標がある

そしてこの苦悩が多いプロセスを、乗り越えられるのは明確な目標があるからである。

金メダルを取りたい!

その真っ直ぐな目標である。おそらく選手は共通してメダリストになることが目標なのは誰も否定しないであろう。
明確な目標を持つこと。
やはりこれが大事なんだろうなと再認識できた。
目標は決めることが難しい。だからまずはそれを見つけるところから始めた方がいい。

そして本番、それこそ想像することが烏滸がましいが、緊張やプレッシャーに押し潰されそうになりながら、これまでの努力を自信にかえて圧倒的なパフォーマンスをする。
まさにこれが

「結果として」人の感動を呼び込む

そう感じます。
人が感動するのは「努力をしてきたのがわかるから」だと思います。人って不思議。
その人が、努力してきたのかそうでないのか、すぐにわかるもの。目つき、言葉、色んなところから滲み出てくる。すると、応援したくなる。まさにこれが我々が学ぶべきことである。

4.まとめと捕捉

●明確な目標を決める
●それに向けて圧倒的な努力をする
●昨日の自分に打ち勝つ
●謙虚に真っ直ぐにやり抜くスタンス
●制約条件の中で努力する
●そして、感謝をする

まさに原理原則である。
行動、こそが「実」であり、結果につながる。
すると上記のような感謝の気持ちが溢れてくるけ
選手からはそれを学ぶことができる。

周りに感謝できないときは、
自分の努力が足りていないから。
言い訳が出る時は、やっていることが中途半端だから。
他責になるときは、目標が不明確だから。

それを一つのパラメーターにして、目の前のことに努力をしていきたい。

目の前のことしかコントロールできない

これもまた原理原則である。
コツコツと積み重ねていくことが、
いつしか大きな力になる。
しかしこのコツコツのプロセスの中で、
途中挫折することが少なくない。
何のために(why)こんなに辛いことをやっているのか。何度もそこに立ち返る必要がある。

仕事でも同じではないか。
愚直にwhyのために決めたことをやり抜く。
失敗したら成功するまでやり抜く。
人ではなく自分に打ち克つ。
それをやり続けた人が、成功者になる。

継続は力なり。
ありがとう、東京オリンピック2021。

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